パリピ孔明の三国志・断琴の交わり(だんきんのまじわり)の意味とは?

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パリピ孔明』って三国志オタクの方にも、そうでない方にも楽しめるアニメですね。

私は三国志、まったくわかっていないのですが、『パリピ孔明』は楽しく見ています。

楽しく見ていられるのは、物語の中で、三国志オタクのBBラウンジのオーナーである小林が登場し、諸葛亮孔明とともに三国志についての解説をしてくれるからです。

今回は、そんな三国志について、「断琴の交わり」の意味について説明していきます。

私と同じように歴史が苦手やよくわかっていない人にもわかりやすく解説していきます。

これを機会に、三国志に興味を持ってもらえると嬉しいです。私は少しずつ興味を持ち始めましたよ。


パリピ孔明の三国志!

三国志って、よくわからないなって思いませんか?

私は歴史、特に世界史は大の苦手なので、蜀・魏・呉と聞いてもあまりピーンときません。

教科書を読んでいると眠くなってしまいますが、『パリピ孔明』はマンガなので、三国志ネタがたくさん書かれていますが、すらすらと入ってくるから不思議です。

私が学生時代の時に、『パリピ孔明』が発売されていれば、もうちょっと歴史の点数が稼げたかもしれません。

では、『パリピ孔明』から学ぶ三国志について解説していきますね。

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断琴の交わり(だんきんのまじわり)の意味とは?

『パリピ孔明』の3巻で「断琴の交わり」のエピソードについて描かれています



孔明はBBラウンジで占いをしています。

オーナー小林は「英子についててやらなくていいのか」と心配していますが、孔明は英子には策を授けてあると言って占いを続けます。

「石は磨かれて「玉(ぎょく)」となります」と言い、英子が試練を乗り越えられることを信じていると言う孔明

孔明の占いの結果は、吉と出るか凶と出るかは今はわからないが、「断琴の交わり」の卦が出たのだった。

では、「断琴の交わり」についてどういうことなのかを解説していきますね。

断琴の交わりとは?

断琴の交わりは、故事成語であり、非常に親密な友情のことです。

ちなみに、故事成語は、故事をもとにしてできた言葉のことです。
中国の故事からできた語です。
故事というのは、大昔にあった出来事や、昔から今に伝わる話やいわれのことです。

「断琴の交わり」の故事について
中国春秋時代の楚の人である鍾 子期(しょう しき)と、中国春秋時代の晋の大夫でる伯牙(はく が)。

古琴の名人である伯牙の良き聴き手であった鍾子期。

伯牙が琴を弾くと、鍾子期が即座に曲の趣を言い当てるという間柄。

伯牙が高い山に登る気持ちで琴を弾くと、鍾子期は「すばらしい、まるで険しい泰山のようだ」と言い、伯牙が川の流れを思い浮かべて弾くと、鍾子期は「すばらしい、まるで広大な長江か黄河のようだ」と言った。

wikipediaより引用

このような間柄の二人だったので、鍾子期が死ぬと、伯牙は琴の音色を本当に理解してくれる人がいなくなったと思い、琴を壊して絃を絶った。

伯牙は鍾子期の死後、生涯において琴を弾かなかったのだ。


上記のことから、「断琴の交わり」は非常に親密な友情・交際を表す故事成語なのです。

パリピ孔明での断琴の交わりは?

英子はキッドに曲を作ってもらうことになっているが、キッドは気乗りしないと曲作りをしてくれない。

英子の好きなマリア・ディーゼルを歌ってキッド自身をやる気にさせてよとキッドが提案してきた。

英子はキッドに指定された「I'm still alive today」を歌った。

英子はうまいねと褒められるが、「君の歌からは君が見えてこない。君が自分を見つけられるまで、来なくていいから」とスタジオを追い出されてしまう

こうやって追い出されて、自分を見つけるってどうすればいいんだろうと落ち込んでいるときに、孔明からもらった2つ目の袋に入っていた「道路使用許可証」を見る。

路上ライブをする女性との出会い

路上ライブをする場所を探していると、マリア・ディーゼルの「I'm still alive today」を歌っている女性がいた。

彼女の声を聴いていると、「うまく歌おうとかじゃなくて、歌いたいって想いが突き刺さってくる」ことを実感した英子

そこに警察官が彼女に道路の使用許可証をもっているか確認していた。
歌っていた彼女は許可証を持っていないようでまごついている。
その時、英子が彼女の仲間のふりをして、「寝過ごした~」と言いつつ、許可証を警察官に見せて、その場を丸くおさめた

彼女は戸惑いつつも、英子にお礼を伝え、一緒に路上ライブをしようと提案する。

英子は彼女の「I'm still alive today」を聴きたいため、ギターを弾き、彼女が歌った。

二人は楽しそうに演奏をしていた。

英子、ななみんと呼び合うほど仲良くなった二人

路上ライブがよほど楽しかったらしく、翌日も一緒にやろうということになり、互いの連絡先を交換した。

「英子」「ななみん」と呼び合う間柄になっていた

ななみんはベースを持ってきて弾いた。

マリア・ディーゼルの歌を完全に自分のものにしているななみんについてこうと決心した英子。


英子自身がななみんみたいに自分らしく歌ってみたいと思い、ななみんの表現の幅が広いことを知り、英子も自分を表現する幅を広げようと努力していった

ななみんに、「英子、今の感じすごく良かった。マリアの「I'm still alive today」英子らしいアレンジだった」と褒めてもらった。

英子らしいアレンジもキッドは認めず落ち込む英子

ななみんに褒めてもらったことで、キッドのスタジオに行き、歌を聴いてもらった。

しかし、キッドからは「何のために歌っているのかを分かる必要がある」と言われてしまい、また落ち込んでしまう英子

そんなとき、ななみんが慰めてくれて、気晴らしにどこかに行こうと提案してくれた。

孔明からもらった3つ目の袋に入っていた「スカイスクエアの展望デッキのチケット」で、展望デッキへ行く。

ななみんに質問する英子

高い展望デッキから夜空を見上げつつ、ななみんに「歌う時、なにか考えてる?なんのためにとか」と質問する英子

ななみんは、こう答えた。

私は何も考えていないかな。好きにやってるだけ、路上では

英子が「路上では?」と聞き返すと、ななみんは、「プロかなぁ。顔は出してないけど。ゴメンね。早く言っとけば良かったんだけど・・・英子の前では素の自分でいたくて」と話してくれた

そして、アイドルバンドAZALEAのベースボーカルの久遠七海ですと告白した。

AZALEAの久遠七海の告白
・最初は高校の友達とバンド組んで自分たちのやりたい音楽をやっていたこと。

・結成して3年なのに、キャパ50人のライブハウスを半分も埋められない売れないバンドだった。

・KEY TIMEプロデューサーの唐澤が現れて、唐澤の曲を歌い、指定された衣装、振り付けを指示されたようにやったらファンが激増して売れ、音楽一本でやっていけるようになった。

・七海は唐澤の指示通りにしていれば売れたが、衣装で七海は変わってしまった。

・AZALEAは七海だけのものではなく、チームとして大きなお金が動いており、売ろうとしてくれるスタッフやファンは裏切りたくないと言う七海。

・英子とうたったことで、七海は唐澤の曲を歌いたくないことがはっきりわかった。

ななみんの告白を受けて、何かを掴みかけた英子

何のために歌うのかの答えを見つけた英子

七海が自分自身のことを告白してくれたことで、英子もサマーソニアの出場権を賭けた「10万イイネ企画」に参加していることを七海に伝え、展望デッキで歌うと宣言し、歌った

歌っているときに英子は、ななみんだけじゃなくてこの街の人達もみんな悩みを持っているのかなと考え、孔明が言っている「たみくさ」のことを理解した

そして、なんのために歌うのかという探していた答えにもたどり着けたのだ。誰かのために歌うということ。

ななみんに対して、「私はストリートで歌っているななみんが大好きだよ」と英子は伝えた。

英子とななみんは親密な友情をもつ良きライバル

お互い「10万イイネ企画」に参加している敵同士の良きライバル

しかし、渋谷での英子の「DREAMER」をお披露目する際、KABE太人がAZALEAをむちゃくちゃディスったので、ファンからの「かーえーれー!かーえーれー!」コール英子は歌える空気ではなくなってしまった

そんな窮地を救ったのは、七海で、「みんな、少し、静かにしれくれる?」とファンに静まるように言ってくれた。

静かになったところで、英子は心の中で「ありがとう!精一杯歌うから」とななみんに感謝し、新曲の「DREAMER」を思いっきり歌ったのだ。

このやり取りが『パリピ孔明』の断琴の交わり、というわけです。

英子と七海、お互いがいいライバル関係で、互いに助け合える素晴らしい関係ですよね。まさに「断琴の交わり」そのものですよね。




『パリピ孔明』を読むことによって、故事についても学べるし、三国志についても理解しやすくなる

私のように歴史が苦手な人にぜひともオススメしたいマンガです。


まとめ

パリピ孔明から学ぶ三国志については、

『パリピ孔明』はマンガなので、三国志ネタがたくさん書かれていますが、すらすらと入ってくる

教科書を読んでいると眠くならない

断琴の交わりについては、

非常に親密な友情・交際を表す故事成語

古琴の名人である伯牙の良き聴き手であった鍾子期。

このような間柄の二人だったので、鍾子期が死ぬと、伯牙は琴の音色を本当に理解してくれる人がいなくなったと思い、琴を壊して絃を絶った。

伯牙は鍾子期の死後、生涯において琴を弾かなかったのだ。

パリピ孔明での断琴の交わりは、路上ライブで知り合った英子とななみんこと久遠七海との親密な友情

渋谷での英子の「DREAMER」をお披露目する際、KABE太人がAZALEAをむちゃくちゃディスったので、AZALEAファンからの「かーえーれー!かーえーれー!」コールで英子は歌える空気ではなくなってしまった。

そんな窮地を救ったのは、七海で、「みんな、少し、静かにしれくれる?」とファンに静まるように言ってくれた。

静かになったところで、英子は心の中で「ありがとう!精一杯歌うから」とななみんに感謝し、新曲の「DREAMER」を思いっきり歌ったのだ。

互いに互いを尊重した上での行動、素敵ですよね。




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補足
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また、『パリピ孔明』に興味を持たれたら、全巻を安く読む方法を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~

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