パリピ孔明の三国志・よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなりの意味とは?孫子の兵法の原文についても

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パリピ孔明』って歴史好きの人もそうでない人も楽しめるアニメです。

物語の中では、三国志ネタや孫子ネタが良く出てきます

歴史苦手だけど、三国志ネタも孫子ネタもオーナー小林がわかりやすく解説してくれる。

私はむちゃくちゃ歴史に疎いのですが、『パリピ孔明』は十分に面白く楽しめます

今回は、そんな歴史ネタで孫子の兵法の「よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなり」の意味について説明していきます。

私と同じように歴史が苦手な人にもわかりやすく解説していきます。

これを機会に、三国志や孫子の兵法にも興味を持ってもらえると嬉しいです。



パリピ孔明の三国志・よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなりの意味とは?

『パリピ孔明』の中では、いろいろな兵法が登場します。

今回の、「よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなり」も兵法です。

この兵法の意味は、ざっくりというと、相手の求めるものを差し出せば、敵といえどもみずから寄ってくるということ。

ん? ざっくりしすぎましたね。

もう少し補足すると、敵が自分から進んでこちらへやってくるようにさせるには、こちらへくれば利益があるように思わせることです。

なんとなくでいいので、意味合いわかっていただけましたか?

よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなりは孫子の兵法のひとつ

孫子の兵法は、世界最古の兵法書と言われている。

なんと約2500年前の斉(せい)という国の孫武が記したとされる書物。

孫子の兵法というものは戦の勝敗について、経験と研究がなされて、分析されたとても合理的なもの


孫子の兵法の現代語訳
よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなりを現代語に訳してみると、次のようになります。

昔の戦争の上手な人は、次のことをおこなった。

敵軍に対して、前軍と後軍との連絡ができないようにさせた

敵軍に対して、大部隊と小部隊が助け合えないようにさせた

身分の高いものと低いものが互いに救い合わないようにした

上下の者同士が互いに助け合わないようにさせた


上記のような策を実施し、味方に有利な状況になれば行動をおこした。

味方に有利にならなければ、有利な状況になる機会まで待ち続けた。

パリピ孔明でのよく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなりとは?

孔明は、英子がサマーソニアの出演の権利を獲得するための条件である「10万イイネで出演権獲得」企画をクリアーするには、まずラッパーが必要だと考えていた

この必要なラッパーを獲得するために、孔明は「よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなり」を実行したのだ。

パリピ孔明での「よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなり」の解釈は、敵が自分から進んでこちらへやってくるようにさせるには、こちらへくれば利益があるように思わせること

もっと簡単に言ってしまえば、相手の求めるものを差し出せば、敵といえどもみずから寄ってくるということ。

今回の場合の相手とは、ラッパーのKABE太人(かべたいじん)。

相手であるラッパーのKABE太人(かべたいじん)が求めるものは、鋼の心を手に入れて、ラッパーになろうとした時の腹の底から熱いバイブスが湧き上がってくる感覚を取り戻し、MCバトルのステージに復帰すること


孔明がKABE太人に本人に気づかれずに仕掛けたこと
KABE太人に、KABE太人自身がなぜラッパーになろうとしたのか、当時の熱い思いを思い出させること

・孔明は、六本木のクラブに通い続けて、KABE太人の思い出の歌が何であるか情報を集めていた。
・思い出の歌を、KABE太人と孔明とのMCバトル当日の休憩タイムの際に、英子に歌わせた。
・その曲を聴いたKABE太人は涙を流し、英子の歌がエモすぎると感動していた。

KABE太人はMCバトルの時に胃が痛くなってしまうので、胃が痛くならないように手を打った

・MCバトルの際、KABE太人が注文したドリンクの中に、胃に効く煎じ薬を混ぜることを孔明はバーテンダーに指示をしていた。
・孔明の指示(煎じ薬をKABE太人の注文したドリンクに混ぜること)を受けたのは、BBラウンジの三国志に詳しくない方のバーテンダー。

孔明の計略は見事に成功し、KABE太人は孔明たちとタッグを組むことを承諾したのだ。

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孫子の兵法の原文について

「よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなり」の孫子の兵法の原文を示しておきますね。

ちょっと漢字ばっかりで、えっなに?ってなってしまいますが、記しておきますね。


孫子の兵法原文について
所謂古之善用兵者、能使敵人前後不相及、衆寡不相恃、貴賤不相救、上下不相収、卒離而不集、兵合而不齋、合於利而動、不合於利而止

これってどう読むんだろう?って思いますよね。
(私は思いました。)

多分、大半の方は私と同じで、どうやって読むの?と疑問に感じられると思います。

そこで、どのように読むのかについても記しておきますね。


孫子の兵法原文の読み下し文について

いわゆる古(いにしえ)の善(よ)く兵を用うる者は、よく敵人をして前後相(あい)及ばず、衆寡(しゅうか)相(あい)恃(たの)まず、貴賤(きせん)相(あい)救わず、上下相(あい)収(おさ)めず、卒(そつ)離れて集まらず、兵合(がっ)して斉(ととの)わざらしむ。利に合(がっ)して動き、利に合せずして止む。

九地篇第十一より引用


原文は読みづらいので、読めなさそうなところは読み方をカッコ内に記してあります

(私自身、どうやってよむの???ってなってしまったので。)

すごく読むのがむつかしいけれど、孫子の兵法ってどのようなことなのかを調べていくのがちょっと楽しくなりました。

孫子の兵法って戦の勝敗だけじゃなくて、現代社会を生きる私たちにも生きやすくするためのヒントを示してくれるとても役に立つ考え方です。

兵法は戦の勝敗について、経経験と研究がなされて、分析されたとても合理的なものであり、現代でいうところのロジカルシンキングといえます。

ロジカルシンキングができることは現代社会を生き抜くためにも大変重要なことですからね。


『パリピ孔明』を読むことによって、故事についても学べるし、三国志についても、孫子の兵法についても理解しやすくなる

私のように歴史が苦手な人にぜひともオススメしたいマンガです。


まとめ

パリピ孔明の三国志・よく敵人をして 自ら至らしむるには これを利するなりの意味は、

相手の求めるものを差し出せば、敵といえどもみずから寄ってくるということ

よく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなりは孫子の兵法のひとつ

パリピ孔明でのよく敵人をして自ら至らしむるにはこれを利するなりとは、ラッパーのKABE太人(かべたいじん)が求めるものは、鋼の心を手に入れて、ラッパーになろうとした時の腹の底から熱いバイブスが湧き上がってくる感覚を取り戻し、MCバトルのステージに復帰すること

孫氏の兵法の原文については、

所謂古之善用兵者、能使敵人前後不相及、衆寡不相恃、貴賤不相救、上下不相収、卒離而不集、兵合而不齋、合於利而動、不合於利而止

 読み方自体もむつかしいので、上記の読み下し文を参考にしてくださいね。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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