『殺し愛』には親子というか、父親と子どもという関係の組み合わせが何組か登場します。
シャトーとリストは、子と父親。
シャトーとダンクワースも、子と父親(と言っても養父)
イーサン黄Jrも同じように親子という組み合わせで登場します。
今回は、イーサン黄Jrに焦点をあてて、イーサン黄Jrの正体について解説していきます。
また、三禱會を解体させた犯人は誰なのかについても考察していきます。
目次
殺し愛イーサン黄Jr(イーサン・ホワン・ジュニア)の正体は?
イーサン・黄・Jr.はにこやかな顔だけど、目が笑っていないちょっと不気味な雰囲気を持つおじさんです。では、この不気味な雰囲気を持つおじさんの正体について解説していきますね。
イーサン黄の息子
イーサン・黄・Jr.は名前が示すとおり、イーサン・黄の息子です。(顔がそっくりだよね。顔にシワがたくあんあるかどうかが違うくらいだもんね。)
香港で三禱會を一代で築いた傑物。最盛期には10万を超える構成員を抱える三禱會。影響力は大陸本土まで及んでいた。
そんな傑物である父親をもつイーサン・黄・Jr.
5年前の三禱會の重役会議の席をすっぽかしたイーサン・黄・Jr.
首領のイーサン・黄に「まさか集会の場に穴を開けるとは。実の息子ながら何を考えておるのかわからん」と言わしめるイーサン・黄・Jr.
父親と息子の関係はあまり良くない模様。
偉大な父親に対して、息子が反抗しているように見受けられます。
三禱會を解体させた黒幕
イーサン・黄・Jr.は、実は三禱會を解体させた黒幕なのです!イーサン・黄・Jr.は父親のことをあまり良く思っていなかった。
そこで、三禱會の幹部であるスンウと、殺し屋としては定評のあるジンテイを使って、三禱會の重役会が行われる日の夜中に襲撃をかけるように仕向けたのだ。
一夜にして、三禱會の首領を含む重役たち18名を殺害してしまったんだから、大したものです。
三禱會を解体させた犯人は誰なのか考察!
三禱會は5年前に解体しています。解体した理由は、以下の通り。
5年前の件の事件(概要)
8年前にソンリャンハが現れる。
アジア流通の強豪勢力だった香港三禱會の通訳係をするソンリャンハ。
そして、ソンリャンハが仕掛けた幹部暗殺事件が原因で三禱會は解散したのだった。
幹部暗殺事件は、一夜で首領を含む重役18人が殺された事件。
アジア流通の強豪勢力だった香港三禱會の通訳係をするソンリャンハ。
そして、ソンリャンハが仕掛けた幹部暗殺事件が原因で三禱會は解散したのだった。
幹部暗殺事件は、一夜で首領を含む重役18人が殺された事件。
この5年前の件の事件は、ソンリャンハが単独でおこなったものと世間では周知されている。
実際にソンリャンハに対して賞金を懸けている組織は20を超えている。
(だから、ソンリャンハは自分は賞金首だって言ってたんだね。)
三禱會の重役を襲撃したのはソンリャンハ?
5年前に三禱會の重役と首領を襲撃したのは、ソンリャンハだと言われている。しかし、ソンリャンハの身柄を拘束し、監禁している場所に現れたイーサン・黄・Jr.のこの言葉で実際は違っていたことがわかった。
「5年前の件の夜について思うところはあるだろうに。」
「どういったものだったのかな。謂れのない罪で背負った裏切り者の仇名は」
殺し愛のイーサン・黄・Jr.のセリフより
この言葉で、5年前の三禱會の重役の襲撃はソンリャンハが起こしたものではないことがわかった。
実際に三禱會の重役の襲撃を指示したのがイーサン・黄・Jr.だったのだ。
父親を偏屈な老害呼ばわりするイーサン・黄・Jr.
イーサン・黄・Jr.は一代で三禱會を築いた傑物である父親に対していい感情を持っていなかったようだ。偉大な父親も老いには抗えず、晩年は偏屈な老害に成り果てていたと語っている。
(自分の父親を偏屈な老害呼ばわりするってどうよ。やっぱり父親と息子の関係性はよくなかったのだろうと推察する。)
なんらかの親子での確執があり、イーサン・黄・Jr.はタイミングを推し量って、三禱會の首領と重役たちを襲撃することを計画していたのだろう。
タイミングとしては、イーサン・黄がとある青年を三禱會に招き入れたときがその時だったのだろう。
招き入れられた青年は、ソンリャンハ。
イーサン・黄・Jr.は、老害である父親がソンリャンハを三禱會に招き入れたことで、計画している襲撃事件の犯人をソンリャンハに背負わせようと考えたのだろう。
イーサン・黄・Jr.の思惑はうまく機能し、5年前の三禱會の重役の襲撃はソンリャンハが起こしたものだということになった。
世間も三禱會の組織のメンバーも犯行はソンリャンハだと思い込まされたのだ。
本当は、イーサン・黄・Jr.が三禱會の首領と重役たちを襲撃することを指示したのに!
イーサン・黄・Jr.は世間を欺く方法をきちんと理解しており、タイミングを見計らって行動し、的確な指示ができる人なのですね。
こんなに的確に物事を進められる能力があるのに、使う方向が間違っているのが惜しい。
まとめ
『殺し愛』イーサン黄Jrの正体は、
・イーサン・黄(イーサン・ホワン)の息子
・三禱會の重役会議の席をすっぽかすことのできる息子
・父親と息子の関係はあまり良くない模様
実の父親であるイーサン・黄を偏屈な老害呼ばわりするイーサン・黄・Jr.だから、親子関係は良いとは言えない状況であることがわかる。
三禱會を解体させた犯人は誰なのかについては、
・三禱會の重役を襲撃したのは世間的にはソンリャンハ<だと考えられている。
・5年前の三禱會の重役の襲撃はソンリャンハが起こしたものではない。
・三禱會の重役の襲撃を指示したのがイーサン・黄・Jr.だった
『殺し愛』の5年前の三禱會の重役と首領を襲撃した経緯は、『殺し愛』11巻に掲載されています。
11巻だけをサクッと読みたい場合は、無料登録をすれば読むことができちゃいます。
コミック.jpの1,000コースに初回登録すると、30日間無料で利用できます。
なお、1,200円分のポイントが付与されるため、ポイントを使ってマンガを1~2冊無料で読むことができますよ。
>>>さっそくコミック.jpで殺し愛を無料で読む
補足
また、『殺し愛』って面白そうと興味を持たれたら、全巻を安く読む方法を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
【Pickup】
【関連記事】
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~