『鬼滅の刃』の炭治郎の妹である禰豆子は登場早々鬼になってしまいました。
はっ? 最初から鬼・・・
弟や妹の面倒見がよかった禰豆子だけど、竈門家一家が鬼に襲撃され、一家全員が殺害されてしまった。
主人公である炭治郎は、ふもとの町に炭を売りに行っており、遅くなったため三郎爺さんのところに泊めてもらっており、鬼の襲撃を免れていました。
鬼の襲撃を受けたけれど、唯一まだ温かさのある禰豆子を炭治郎が背負って、町のお医者さんに診てもらおうとして・・・という具合に『鬼滅の刃』はお話が展開していきます。
そこで、今回は禰豆子が鬼化した理由について解説していきます。
また、禰豆子が竹の口枷をしているのかについても説明してします。
目次
鬼滅の刃・禰豆子(ねずこ)が鬼化した理由とは?
過去絵投稿〜
— うぃ (@lCwtc7EQD7MvU4U) November 7, 2021
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炭治郎が町へ炭を売りに行って、帰りが遅くなってしまい三郎さんの家に泊まった日に、竈門家一家は鬼に襲われて一家が殺害されてしまいました。
翌日、炭治郎が家に戻ってみると、禰豆子以外は殺害され、死んでしまっていました。
唯一、禰豆子だけが気を失っているけれども、まだ体の温かさを保っていました。
でも、禰豆子は鬼化していました。
きっと鬼が襲撃した際に、禰豆子も重傷を負ったはず。
その傷口に鬼の血が入ってしまい、禰豆子は鬼化してしまった。
鬼は本来、お腹を空かせていたら人間を食べて空腹を満たします。
でも、竈門家襲撃の場合は、一家が殺害されているものの、人間は食べられていません。
これは、竈門家一家を滅ぼすために鬼が襲撃をしたのだと考えられます。
竈門家は代々、耳飾りや、ヒノカミ神楽の「日の呼吸」が受け継がれており、炭治郎の祖先が鬼殺隊の剣士「緑壱」とつながりがあるため、襲撃したのでしょう。
つまり、「日の呼吸」を受け継ぐ者を絶やしてしまうため。
なぜなら、「日の呼吸」は、唯一、鬼舞辻無惨を追い詰めることができた緑壱がおこなっていた呼吸だから。
鬼舞辻無惨としては、緑壱が使っていた「日の呼吸」を知る者は根絶させたかったですから。
炭治郎の祖先が鬼殺隊の剣士であり、鬼舞辻無惨を唯一追いつめた「緑壱」とつながりがある様子もありました。
偶然か必然かは不明ですが、禰豆子は鬼の血によって鬼化してしまいます。
では、禰豆子はどの鬼の血によって鬼化したのか気になります。
禰豆子は誰の血をもらったのか?
禰豆子はどの鬼の血によって鬼化したのでしょうか。考えられるのは、鬼舞辻無惨。
もしくは鬼舞辻無惨に近い鬼(上限の鬼)です。
炭治郎が鬼殺隊の隊員として、東京へ行けという指令を受けたときに、浅草で鬼舞辻無惨に遭遇しています。
竈門家が鬼で襲撃されたときの鬼の匂いと、浅草で会った鬼舞辻無惨の匂いが同じだと炭治郎が言っています。
そうなると、竈門家を襲ったときの鬼は鬼舞辻無惨本人だったということになります。
よって、禰豆子は鬼舞辻無惨の血によって鬼化したと言えるでしょう。
禰豆子を鬼にしたのはなぜ?
禰豆子を最初から鬼にしようとしていたのでしょうか?私としては、竈門家の一家全員を襲撃して、「日の呼吸」を知る者を根絶させることが目的の襲撃だったと考えます。
だから、禰豆子が鬼化してしまったのは偶然の出来事であったように思われます。
本来は殺害し、死亡してはずが、偶然、傷口に鬼の血がついてしまったことで禰豆子は鬼化してしまったのです。
あくまで私の考察にすぎませんが、わざわざ禰豆子を鬼にしようとして、血を与えるというのは合点がいきません。
なぜ禰豆子は竹の口枷(くちかせ)をくわえているのか?
禰豆子は鬼に襲われて、鬼の血が体内に入ってしまった。鬼の血が人間の体内に入ってしまうと鬼化してしまう。
鬼化すると人を襲うことになる。
だから、鬼の本能に禰豆子が負けて人間を襲って食べることがないように口を塞ぐために竹の口枷をしているのです。
なぜ禰豆子は竹をくわえているのだろうか?
禰豆子はなぜ竹の口枷をくわえるようになったのだろうか?口枷をするのは、人間を襲って食べることがないようにするためでした。
でも、なぜ「竹」を口枷にしたのでしょうか?
そういえば炭治郎が炭を売りに行く際にしょっている背負い籠も竹製品ですね。
生活の中でも竹製の籠やざるが使われてきた。
昔の日本人にとって、生活に竹製品が用いられていた。
そのように考えていくと、生活に身近である竹が、手軽で、軽くて、なおかつ硬いため、鬼になってしまった禰豆子の口枷として適材であったのだろう。
禰豆子に竹の口枷をつけたのは誰?
禰豆子が人を襲うことを避けるために、禰豆子に竹の口枷をつけたのは一体誰なのでしょう。禰豆子に竹の口枷をはめたのは、水柱の冨岡義勇がはめたと推察できます。
(実際に禰豆子に竹をくわえているところは漫画で描かれていません。)
ただ、漫画の展開から推測して竈門家に訪れた冨岡義勇しか禰豆子に竹の口枷をはめられる人物はいないのです。
では、冨岡義勇が禰豆子に竹の口枷をはめたであろう根拠を示していきます。
禰豆子が炭治郎に襲いかかろうとしている時に、冨岡義勇はその場に居合わせました。
冨岡義勇は人間を襲う敵は排除しようとするので、禰豆子の頸をはねようとします。
ここで、大切な妹である禰豆子を守るために炭治郎は冨岡義勇と戦います。
戦っても力の差は歴然としているので、炭治郎は意識を失ってしまいました。
そうすると禰豆子は炭治郎を庇うような行動をとります。
意識を失っている炭治郎に襲いかかろうとせず、逆に冨岡義勇から炭治郎を守ろうとしている禰豆子。
この様子をみて、冨岡義勇は禰豆子を殺すことはやめて生かすことにします。
そして、禰豆子が人を襲って食べないようにするために、竹の口枷を禰豆子に与えたのだろうと推察できます。
まとめ
禰豆子(ねずこ)が鬼化した理由は、鬼が竈門家を襲撃した際に、禰豆子も重傷を負い、その傷口に鬼の血が入ってしまい、禰豆子は鬼化してしまったから。
禰豆子が竹の口枷をしていることについては、
・人間を襲って食べることがないようにするため。
・禰豆子に竹の口枷をつけたのは、水柱の冨岡義勇だろうと推察できる。
『鬼滅の刃』の最初の方でかわいらしい禰豆子が鬼化してしまうという、びっくり仰天な展開。
竹をくわえていたかわいい女の子は上記の理由で竹の口枷をしていると判明し、納得。
この後の展開は、禰豆子が結局、人間に戻ることができるのかどうかが気になるところ。
ネタバレとなりますが、最後は禰豆子は人間に戻れます。
禰豆子がどのようにして鬼化して、最終は人間に戻るのか、知りたい方はこちらからどうぞ。
ちなみに禰豆子が鬼化してしまうシーンは、1巻ですよ。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~