『パリピ孔明』は五丈原で病死した諸葛亮孔明がハロウィンで盛り上がっている東京・渋谷に転生した。
そこで、歌手を目指している英子の歌を聴き、英子の歌で三度助けられたことによって、英子の軍師として英子の夢を叶えるための働きをおこなう物語。
物語の中では、三国志オタクのBBラウンジのオーナーである小林が登場し、諸葛亮孔明とともに三国志についての解説をしてくれます。
私のような三国志に疎い人でも、『パリピ孔明』は十分に面白く楽しめます。
今回は、そんな三国志について、「泣いて馬謖を斬る」の意味について説明していきます。
私と同じように歴史が苦手な人にもわかりやすく解説していきます。
これを機会に、三国志に興味を持ってもらえると嬉しいです。
パリピ孔明の三国志！
中学、高校と歴史の時間が超苦手だった私。あなたは歴史、苦手ではありませんか？
苦手なら仲間ですね。
教科書を読んでいると眠くなってしまいますが、『パリピ孔明』はマンガなので、三国志ネタがたくさん書かれていますが、すらすらと入ってくるから不思議です。
私が学生時代の時に、『パリピ孔明』が発売されていれば、もうちょっと歴史の点数が稼げたかもしれません。
では、『パリピ孔明』から学ぶ三国志について解説していきますね。
泣いて馬謖を斬るの意味とは？
『パリピ孔明』の1巻で「泣いて馬謖を斬る」のエピソードについて描かれています。英子は「バショクって何？馬刺し？」と孔明に質問をしていました。
（あー、私と似たようなレベルの歴史音痴さんだと思いました。）
泣いて馬謖を斬るの意味は、馬謖が与えられた任務をこなすことができなかったため、孔明は可愛がっていた弟子である馬謖を泣く泣く斬罪に処したということ。
『泣いて馬謖を斬る』とは、中国の三国時代、蜀の諸葛亮が日ごろ重用していた配下の馬謖が命に従わず魏に大敗したために、泣いて斬罪に処したという「蜀志」馬謖伝の故事から、規律を保つために、たとえ愛する者であっても、違反者は厳しく処分することのたとえ、である。
wikipediaより
孔明は蜀（しょく）の軍師であり、臣下の馬謖が「魏のぐんを足止め」することができず大敗したため、泣いて馬謖を斬った。
このことから、規律を守るために、個人の思い入れは捨てて、違反者に対しては厳しく処罰することのたとえとなった。
現代で例えると、どんなに有能な人であっても、法律や規則に違反したものは責任を取らなければいけないということ。
昔は戦をしていたから、規律を守れない場合は斬罪などで厳しく処罰していたのですね。
現代は平和な時代であるため、規律を守れない場合は役職をはく奪されるくらいで、命までは奪われずに済みますよね。
馬謖を街亭の守りに就かせた理由を解説
なぜ、諸葛孔明は馬謖を街亭の守りに就かせたのでしょう。あ、馬謖は孔明が可愛がっていた弟子のことです。
孔明は要所の守りを、周りの反対を押し切って馬謖に任せました。
しかし、その結果、馬謖は敵を食い止められず戦に負けてしまった。
『パリピ孔明』の孔明も次のように語っていました。
蜀には人材が乏しく、新たな士官を欲していた。
魏延や呉懿を推す声があったけれど、後継が育たないため、馬謖を採用した。
馬謖に「敵の足止めをすることは難なくやり遂げられる」と孔明は判断したのだ。
しかし、実際は、馬謖は敵を足止めすることはできず、敵は通過していってしまった。作戦大失敗！
馬謖は「長安を突く」という構想があり、敵を通過させたのは、孔明に長安強襲をさせるためだったのではないか。
結局、馬謖が敵を食い止めることができなかったのは計算だったのではないか。
真実は定かではないが、こうであったのではないか。
『パリピ孔明』では、諸葛孔明とオーナー小林が囲碁をしつつ、馬謖を街亭の守りに就かせたいきさつを孔明が語っている。
『パリピ孔明』を読むことによって、故事についても学べるし、三国志についても理解しやすくなる。
歴史が苦手な人にぜひともオススメしたいマンガです。
まとめ
パリピ孔明の泣いて馬謖を斬るの意味については、・孔明の時代（史実）では、孔明は蜀（しょく）の軍師であり、臣下の馬謖が「魏のぐんを足止め」することができず大敗したため、泣いて馬謖を斬った。
・現代の解釈では、どんなに有能な人であっても、法律や規則に違反したものは責任を取らなければいけない。
馬謖を街亭の守りに就かせた理由については、
・蜀には人材が乏しく、新たな士官を欲していた。
・魏延や呉懿を推す声があったけれど、後継が育たないため、馬謖を採用した。
・馬謖に「敵の足止めをすることは難なくやり遂げられる」と孔明は判断した。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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