国土交通省観光庁より「Gotoキャンペーン」を7月22日から行います!
旅行代金の割引を先行して開始すると発表がありましたね。
うわぁ、旅行しても代金の約7割でいいんだぁ~、ラッキーって思いますよね。
9月からならさらに旅行代金は半分でいいんだ~。よりラッキーですね。
でも、騒がれているGoToキャンペーンっていまいちどういう仕組がわかりませんよね?
そこで、GoToキャンペーンについての仕組みを丁寧に解説していきます。
申請方法ってどうするの?
対象は? 期間は? などなど疑問がいっぱいのこのキャンペーン。
目次
なんで今、GoToキャンペーンを実施する?
私もあなたと同じようになんでこんな時期、東京で連日コロナ感染者が200人以上が3日連続で発生しているのに実施するんだろう?
って疑問に思っていました。
なんかね、コロナ感染が増えている最中に、GoToキャンペーンもなにもないんじゃないか、ってね。
そこで、どうして「今」なんだろう???
色々と調べていくうちに、あー、そういうことなんだ、と納得しました。
ん?
理由ですか。
理由はね、企業のキャッシュフローの問題だったんです。
はぁ?キャッシュフロー?
お金の流れですね。
ちゃんとした企業の場合は、売上不振が続いても、なんとか3ヶ月は持ちこたえられるようになっています。
(というか持ちこたえられるようにされています。)
でもね、半年、売上不振が続くと・・・
それはいくら「ちゃんとした企業」でも倒産の可能性が高くなってしまいます。
コロナの影響で緊急事態宣言も発令され、3月から打ち上げが減り、4月、5月と減少、6月、7月もさらに減少の一途をたどっています。
(すでに有名どころの企業も倒産されていますよね。)
特に観光業は外出自粛の影響をもろに受けていますよね。
(もちろん観光業以外の業種も影響は受けられていますが・・・)
そんな観光業にとって、「夏休み」にキャンペーンが適応されることが非常に重要なんです。
だって、企業の存続がかかっている重要な時期だからです。
それに観光業って日本の基幹産業のひとつなんですよ。
(あっ、ご存知ですよね。私が超田舎に住んでいるので、そこまで観光業が重要な産業だってことを認識できていなかっただけですね。。。すみません。無知をさらしてて恥ずかしい。)
そんな重要な観光業を衰退させてしまわないためにも、「夏休み」前の今、キャンペーンを実施する必要があるというわけ。
その理由を知って、
「コロナが下火になってからキャンペーンをやったらいい」
と考えていた私は、コロナが下火になったときでは、今の観光業の何割かが存続できていないということを認識できていなかったんだな、とわかりました。
私のような考えをしている方は、今キャンペーンをやらないと観光業を救うことができなくなるから、とわかっていただけたのではないでしょうか。
企業のキャッシュフローのためだったんだ!
(なんか、目からウロコだわ。。。。私が無知すぎる!苦笑)
この時期に旅行する意図
コロナが収束していないこの時期に旅行するってどーなん?と思われる方もいらっしゃいますよね。
私も実はその一人。
旅行して、コロナをもらうかもしれないし、もしかしたら自分がコロナのキャリアで人に移してしまうかもしれないやん、って思うと怖くてできません。
でもね、こんな時期でも旅行しようと思われる方はいらっしゃるんです。
そんな方たちに、観光業を救ってもらおうという政策なんですよ(ボソッ)。
シニアでお金を貯めに貯めている方がいらっしゃいますよね。
そんあシニアの方に地方の旅館などに行ってもらって、お金を使ってもらう。
地方の旅館などの観光業にお金が落ちて、倒産を回避することができる。
ざっくりいうと、そんな政策がGotoキャンペーンなんです。
観光業を救うためのキャンペーンだから、「今」やらないと意味がないんです。
(コロナが収束してからでは遅い。今やらないと意味がないから、コロナと上手く共存しつつ、やっていく必要があるということ。)
東京除外した理由
「東京でのコロナの感染者が三桁発生している中でGotoキャンペーンなんかするのはおかしい!」こういう意見が大きくなりました。
政策としては、夏休み前の「今」Gotoキャンペーンを実施する必要がある。
でも、世論は「Gotoキャンペーンの批判」が大きくなっている。
どうすべきか・・・
世論は東京の感染者が多いことを指摘している!
「東京を除外してGotoキャンペーンを実施」
そう、Gotoキャンペーンはどうしても実施したいので、世論の批判をかわすために、東京を除外したんです。
東京を除外したことはある意味、政府が世論に対して妥協策を講じたということなんでしょうね。
今回のGotoキャンペーンは、「旅行できるほどお金に余裕がある人のお金を、倒産しかねない地方の旅館などの観光業に回す」という再分配がシステム化されたものなのでしょうね。
だから、今回のGotoキャンペーンはお金に余裕のある人向けのキャンペーンなのですね。
(私には関係のないキャンペーンだな。。。知り合いは安く旅行に行けるから、このキャンペーン利用するわ!って言ってました。彼女はお金に余裕がある人なんだろうな。)
Gotoキャンペーンで被害を被る人がいる!
Gotoキャンペーンは最初は東京除外とはなっていませんでした。だから、首都圏近くの旅館(関東の観光地の旅館)は予約がかなり入っていたようです。
それが「東京除外!」ということになり・・・
キャンセルが相次いでいるようです。
やはり東京はお金を稼いでいる人がおおいので、高い宿に泊まってくれます。
そんな東京のお客さんが除外となってしまったのはかなりの痛手ですね。
そして、被害を一番被っているのは、旅行会社の方々ですね。
Gotoキャンペーンがあるということでその導入。
導入したら、直前に「東京は除外だ!」というルール変更。
ルール変更で予約されていたお客さんの旅行のキャンセル。
それに9月から使えるという「地域共通クーポン」の受け渡しもおこなわねばならない。などなど。
そういえば、旅行会社の大手のJTBは冬のボーナスがゼロって報道されてましたよね。
旅行会社はこんないろいろと業務が煩雑で大変なのに(お客さんの住所確認や年齢確認などの事務作業がかなり増えているから)、ボーナスはでないという。
こんな環境だと、旅行会社自体の倒産もありえるかもしれませんよね。。。本当にお気の毒です。
Go To Travel キャンペーン
Gotoキャンペーンとは?そもそもGotoキャンペーンってなんなの?
それって美味しいの?
実は、Gotoキャンペーンって4つの種類があるんだよ。
知ってた? 私は知らなかった。
4つあるって知って、驚いた!苦笑
Go To Travel キャンペーン
「最大半額」で旅行ができるようになるキャンペーンです。すごいですよね、最大半額ですよ~。
お泊りありでも、日帰りでもOKです。
ただし、国内旅行限定です。
(そりゃそうでしょ。国内にお金を落として欲しいんだからさー。ボソッ)
Go To Eatキャンペーン
飲食店で使えるお食事券やポイントがもらえるキャンペーンです。ただ、こちらのキャンペーンは本日(7月23日)現在まだおこなわれていません。←えっ?じゃあ、いつから?
オンラインの予約サイト経由で飲食店を予約して、来店すると、飲食店で使用できる食事券の発行やポイントを支援してもらえるんだって。
(これってさ、オンライン予約サイトで予約できる人じゃないと受けられない恩恵だよね・・・ボソッ)
Eatキャンペーンは準備が整い次第ということで、自治体まかせの面が強いから、準備ができた自治体から始めていく感じです。
(なんなんやー!)
Go To Eventキャンペーン
イベントに参加すると割引・クーポンがもらえるキャンペーンです。チケット会社経由でイベント・エンターティメントのチケットを購入すると2割ほどの割引・クーポンなどが支援されるんだって。
(これもさ、チケット会社経由ってことは・・・恩恵を受けられる人とそうでない人ができるってことやんね。ボソッ)
Go To 商店街キャンペーン
商店街等によるイベント開催やプロモーション、観光商品開発等の実施。ふぅーん。
こんな4つに分かれているなんて、ニュースをみてるだけじゃわからなかったよ。
てっきり、Go To Travel キャンペーンがGo Toキャンペーンだと思ってたよー。
むちゃくちゃ、ざっくりやけど、
宿泊などの旅行代金の1/2相当分、割引・クーポンを支援(最大1人1泊あたり2万円分、日帰りは1万円分)してくれるものなんです。
だから、旅行が正規の代金の半額(最大でね)で行くことができる!ってわけなの。
目的は日本の国内観光の需要を喚起すること。
Gotoトラベルキャンペーンの申請方法の詳細解説
Gotoトラベルキャンペーンは7月22日から開始されていますが、割引が反映されたツアーや宿泊プランはまだ発売されていません。実は、割引されたツアーや宿泊プランは7月27日以降に準備が整った旅行会社・ホテルが販売されるんです。
(えーってびっくりしますよね。まだ割引対象のツアーや宿泊プラン、用意できてないんですよー。)
だからね、7月26日までにツアーや宿泊プランを予約した場合は、旅行者自身が申請をしないといけないんです!
ちょっとややこしいお話になりますよ。
割引分の還付は、旅行代金を受け取った者(宿泊施設を除く)を経由しておこないます。
だから、予約サイトで予約した場合、決済も予約サイトで行っていれば予約サイトからになります。
もし、現地払いの場合は旅行者が事務局に申請をすることになります。←ここ重要!
例えば、宿泊の場合だと、次のように申請をおこなうことになります。
(1)旅行者から事務局への申請する。以下の書類を事務局に郵送又はオンラインで提出。
・申請書(様式は事務局ホームページ・宿泊施設等で入手)
・領収書(原本)
・宿泊証明書(宿泊時に宿泊施設から入手)
・個人情報同意書(様式は事務局ホームページ・宿泊施設等で入手)
こんなに提出書類があるんなら、ちゃんと知らないと領収書とかもらわない人もいるんじゃないかしら?
それに、宿泊証明書も。
ちゃんと領収書もらって保管すべし!ですよ。
ねー、こんなややこしいから、7月26日までにツアーや宿泊プランを申し込んだ人は割引分の還付金もらうのも一苦労だよね。大変だわ。
(2)事務局で書類を確認後、旅行者に還付
→口座振込、クレジットカード振込
旅行者 事務局(郵送又はオンラインを予定)
※なお、詳細は調整中であり、7月19日現在の情報であるということをご了承ください。
なんかさ、ややこしいでしょ。
だから、簡単に、ややこしい作業無しでGotoトラベルキャンペーンを利用したい場合は、7月27日以降に準備が整った旅行会社・ホテルが販売する割引されたツアーや宿泊プランを予約して利用するのが一番ですよ!
直接旅行会社に出向いて、旅行手続きをおこなうのが安心の方は直接旅行会社へ。
インターネットの予約サイト(航空券予約サイトやホテル予約サイトなど)を利用して予約手続きをおこなうことのほうがいい方は、ネットの予約サイトで。
私は今はややこしいから、準備が整った旅行会社・ホテルが販売する割引されたツアーや宿泊プランを予約します!
(って言ってるけど、コロナの感染が拡大しているから、お家でのんびり自粛生活を続けることになりそう。)
旅行対象
対象となるのは、国内旅行です。海外旅行は対象外ですからご注意を!
国内旅行を対象とした宿泊・日帰り旅行の代金の約35%を支援するものがGotoトラベルキャンペーンですから。^^
Gotoキャンペーンの対象の旅行の種類は?
どんな旅行なら対象になるんだろう?気になりますよね。私も気になります!
対象になる旅行は、国内旅行です。
宿泊ありでも、なしでもOK!
宿泊ありの場合は、「宿泊+交通機関のセットプラン」「宿泊のみ」「クルーズ・夜行フェリー・寝台列車など宿泊に準ずるもの」となってます。
日帰りの場合は、「往復の乗車券+旅行先での消費となる食事・体験等とのセットプラン」となってます。
Gotoキャンペーンの対象者は?
国内旅行者です。宿泊有り、日帰りは問いません。
連泊の制限、利用回数の制限はありません。
期間中であれば、何回でもキャンペーンの恩恵を受けることができます。
※ただし、割引の上限が設けてあって、宿泊有りの場合は一人1泊あたり2万円、日帰りの場合は一人1万円となっています
対象期間
Gotoトラベルキャンペーンの期間って気になりますよね。始まりはニュースとかでもよく取り上げられているので、2020年7月22日からだって知ってますが、いつまでおこなわれれるのかについては報道されていないのでよくわかっていません。
実際にいつまでなのかを調べてみると・・・
えー、うっそーーーー(ーー;)
旅行代金の割引は7月22日から開始となっている。
ただし、地域共通クーポンの発行は9月以降とのこと。
(ん?じゃあ、旅行は9月以降に行きなさいということなのか?んー、そうみたいだな。ちょっと不親切だな。)
終了時期については、今の所、未定とのこと。
未定、みてい、み・て・い!!
(えー、未定かよー。なんかちょっと心配だよね。
急きょ、Go To キャンペーン終了します!とか言われるかも、だもんね。)
旅行先で使える地域共通クーポンの発行は、9月1日以降で改めて発表するとのこと。
(いろいろと工夫をしてやってもらえるのはありがたいけど、地域共通クーポンとかの仕組みづくりをやりつつ、広報もしつつって感じなので、結構ばたばたでなされている感じ。)
だから、旅行は9月以降に予定を立てて、行ってくださいね!っていうことなのかもしれませんね。(^_-)-☆
割引の仕組み
国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行の代金の半分相当額を支援してもらえる。支援額の内、7割は旅行代金の割引になる!
残りの3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与される。
一人一泊あたり2万円が上限!
なお、日帰り旅行については、1万円が上限。
連泊制限や利用回数の制限はなし!
5泊してもいいし、期間内なら旅行を3回計画してもいいってわけです。^^
もう少しわかりやすく説明すると、こんな感じです。
1人で1泊2万円の場合はこうなります。
1人で1泊5万円の場合はこうなります
どうでしょう。イメージできましたか?^^
地域共通クーポンについて解説
一枚1000円単位で発行される商品券。お釣り出でないから注意しよう。
支援額3割を地域共通クーポンとして利用者に配布される。
配布先は、旅行会社に直接申し込まれた場合は、旅行会社で配布。
インターネット経由で旅行を申し込まれた場合は、宿泊施設で配布。
地域の観光協会や観光地域づくり法人(DMO)・商工会等を通じて、地域のテンポに3kな・登録を呼びかけるそうです。
(えー、呼びかけるって、もしやまだクーポン加盟店決定してないとか・・・?不安だ。)
なお、地域共通クーポンは事務局で一括発行される。
(なんかさ、ドタバタ感がいなめないけど、7月22日から開始されるから、開始してみて、いろいろと軌道修正をされていくんでしょうね。ドタバタするのが好きな政府だねぇ。。。)
なお、地域共通クーポン付きの本学実施日は9月1日以降で別途お知らせされる日となっている。
だから、その「お知らせされる日」までの旅行については地域共通クーポンの恩恵はないということです。
まとめ
Gotoキャンペーンについては、4つのキャンペーンがある。・その1:Go To Travel キャンペーン
・その2:Go To Eatキャンペーン
・その3:Go To Eventキャンペーン
・その4:Go To 商店街キャンペーン
Gotoキャンペーンは地方の旅館などの観光業を救済するための措置として政府が打ち出したもの。
だから、夏休みに入る前の「今」キャンペーンを行う必要がある。
Gotoトラベルキャンペーンは、ざっくりいうと旅行代金の半額は支援される。
支援の7割は旅行代金の割引で、支援の3割は地域共通クーポン(旅行先の地域で旅行期間中に使用できる商品券)が配布される。
さぁ、お金に余裕があって旅行できる方は是非、この期間に旅行をお楽しみくださいませ。くれぐれもコロナ対策は厳重になさってね。
なお、このGotoトラベルキャンペーンは、修学旅行も支援の対象となるんですよ。
9月以降に修学旅行を予定されている場合は、お得に修学旅行を実施できるというわけですね。
(ただ、政府はこのGotoキャンペーンの内容を急きょ変更したりしているので、7月19日現在の情報という点をご了承くださいね。)
今後、方針の変更があった場合は、支援の対象が変わる可能性もあります。
(急きょの変更でGotoキャンペーンは「東京除外された」という事実もありますしね。)
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また次回のブログ記事でお会いしましょう♪(^_^)/~