サキタハヂメってどんな人?ミュージカルソー(のこぎり奏者)についても

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サキタハヂメさんは日本のミュージカルソー奏者、作曲家です。

ミュージカルソーってなぁに?

それって美味しいの? どこか外国のお菓子なの? と質問したくなるほどの無知な私。


ミュージカルソーはひねらせて演奏することで音が出るという不思議な楽器です。

今回は、ミュージカルソーという不思議な楽器を操るサキタハヂメさんについて、紹介していきます。

朝ドラおちょやんの音楽担当者サキタハヂメってどんな人?

サカタハヂメさんは、日本のミュージカルソー(のこぎり)奏者であり、作曲家です。

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(2020年11月30日(月)~)の音楽担当をされています。

お名前が毎回表示され、認知度がどんどんあがるのが嬉しいです。(*^▽^*)

おちょやん」第26話で、千代が役をもらえた場面では、ヴィオラの音が流れてきた。

生野正樹さんがソロで弾かれたとのこと。

サキタハヂメさんがこの場面に、ヴィオラのソロ演奏をチョイスされたんですって。

なかなかいい感じでしたよね。(^_-)-☆

\ヴィオラが流れた場面はこれ↓/


これからもサキタハヂメさんがどんな楽器の音や音楽をチョイスされるか楽しみだ。

基本プロフィール

サキタハヂメのプロフィール
大阪出身。
幼少期より父親がウクレレを弾く、母親が1日中ずっと童謡のレコードをかけ続けるという環境に置かれていました。
(きっとお母様はハジメさんに音楽を刷り込みたかったのでしょうね。)

キリスト系の幼稚園に通われていたため、讃美歌のコード進行に影響を受けられている。

中学、高校では音楽の道に進もうとは全く思われていなかった。

しかし、高校卒業後は大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科に進学。

実はサキタハヂメさんは、
「大学行くときも特にこれといった夢があったわけでもなく。決めきれずに、音楽、映像、文学、コンピューター、全部見て総合プロデューサーを作るみたいな計画学科にいきました。この頃は「ちんどん屋」になりたかった。」
と語っておられました。

(えっ?ちんどん屋になりたかったんだー)

大学卒業後は呉服屋へ就職。

ちんどん屋の影響で日本の伝統やしきたり、祭りなどに興味が出始めたころだったからとおっしゃってました。


ミュージカルソー奏者・のこぎり音楽家

旧の芸名は、嵜田ハジメさん。現在は、サカタハヂメさん。

実は、サカタハヂメさんはね、すごい方なんですよ。

ん? なにがすごいって?

それはね、ミュージカルソー(のこぎり)演奏を独学で習得されたということがすごいよね。

独学ですよ~。

好きこそものの上手なれ を体現してくださってますね。

「のこぎりの音楽」はちんどん屋時代に出合った都家歌六師匠が弓で弾くのこぎりの音色に感動されたそうです。

今まではのこぎりの音楽は人を笑かすもんやと思われていた。

それが、都家歌六師匠が弓で弾くのこぎりの音色は泣けるような哀愁ある音色だったそうです。

その哀愁ある音色を聴かれ、「人の涙腺を震わせたりするんや」と感動されたとのこと。

都家歌六師匠が弓で弾くのこぎりの音色に「笑けるのに、泣けるなんてすごい!」と感動され、のこぎり演奏を始めるきっかけとなったそうです。

サカタハヂメさんがミュージカルソー奏者・のこぎり音楽家になられたきっかけは都家歌六師匠だったのですね。^^

作詞家・作曲家

サキタハヂメさんはミュージカルソーの奏者であり、作詞・作曲もされるマルチなのこぎり音楽家です。

わかりやすいもので説明すると、

シャキーン!の木」や、「雨降りお月さん~雨降りお月さんのつづき」の作詞・作曲をされています。

もちろん、これ以外にも作曲されてますよー。


そして、楽曲提供もされています。

2019年の「パプリカ Foorin楽団バージョン」で編曲されてます。

本当にすごい人だー。

シャキーン!の木は一度聞いたら忘れられないメロディ

「シャキーン!の木」 の歌は、最初聞いた時に、

最後の、
♪ シャキーンの木 シャキーンの木

  シャキーンの木の木の木 ♪
  


の歌詞とメロディがずっと頭の中でぐるぐる回りました。^^

一度聞いたら、忘れられないメロディですよね。



木の木の木・・・って森やん!笑
  
あ、シャキーン!って森の仲間やん。
   
なるほど・・・そうか、そういうことか(納得)!←気づくの遅い?



なんかこうやってインパクトのあるメロディを作れるサキタハヂメさんってすごいなって思いました。

雨降りお月さんのつづきはどうなる?

雨降りお月さん」はみんなが知っている童謡です。

その「雨降りお月さん」をサキタハヂメさんがカバーし、曲の続きを作ってしまわれました!

続きを作った? 

サキタハヂメさんは、野口雨情さん作詞の「雨降りお月さん」の続きを作られました

雨降りの中、花嫁さんが馬に乗ってゆられてゆくんだよね・・・。


これもすごい!としか言いようがない。

歌の歌詞をきくと、頭の中にその絵(イメージ)が浮かんできますよね。

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サキタハヂメの受賞歴や活動歴

サキタハヂメさんはいろいろな賞を受賞されていますし、活動歴も興味深いですよ。

日本だけにとどまらず海外にまでサキタハヂメコンサートツアーを開催されてるんです。

どんだけパワフルなの。すごすぎるー!

『題名のない音楽会』に出演

そんな、すごいお方のサキタハヂメさんが、2020年8月1日に「題名のない音楽会」に出演されるんですよ。

こりゃ、見ないと! 実は今から楽しみ!ワクワク^^


サキタハヂメさんのミュージカルソーをS字にくねらせて演奏される姿は必見ですよ!^^


よくあんなにくねらせられるなぁ、パキって折れたらどうするのーって心配になっちゃう。



サキタハヂメさんご自身も「題名のない音楽会」で演奏されることをツイッターでつぶやかれております。



受賞歴・経歴など

さらにすごいのが、なんとアメリカで開催された「ミュージカルソーフェスティバル」(のこぎり音楽世界大会)で2度も優勝されているということ!(1997年と2004年に優勝!)


さらにさらに、日本初ののこぎり音楽フェスティバルを開催するなどの活動と音楽性の高さが評価され、2005年には大阪市「咲くやこの花賞」を受賞されています。


そして、2011年度(平成23年度)文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞*(芸術振興部門)受賞。

*芸術選奨新人賞は、文化庁主催の芸術家顕彰制度・芸術選奨により贈られる芸術賞のことです。


なんかね、本当にすごい人なんですね。

サキタハヂメのミュージカルソー(のこぎり奏者)について

サキタハヂメさんはすごい人だから、今や世界的なのこぎり演奏家として演奏活動をおこなわれているわけですよ。

国内だけにとどまらず、アメリカ、韓国、チェコ、フランス(パリ)、イタリア(フィレンツェ/ローマ)でもサキタハヂメコンサートツアーをおこなわれているんですよ。パワフルですね。^^


もちろん、CDも出されていますよ。

1stCDは、「MUSICAL SAW SONGS “S”」を2008年2月に、

2ndCDは、「SAW much in LOVE」を2011年4月に、

そして、2014年1月にはクラシックの名曲カバーCD「SAW CLASSIC 1」と「SAW CLASSIC 2」の2枚を同時発売されています。



ねっ、すごいでしょ。


独学で学んで、アメリカのフェスティバルで2度も優勝!

むちゃくちゃすごすぎるやん!@@



そうそう、サキタハヂメさんは「のこぎり演奏家」であり、「のこぎり音楽家」ですよね。


最初、サキタハヂメさんを知ったときは衝撃的でしたね。

不思議な楽器・ミュージカルソー

えっ! のこぎり持ってる人がいるーって。笑


のこぎりですよ。  の・こ・ぎ・り!


むっちゃ強烈やな、って思いました。


実はこの「のこぎり」は、

ミュージカルソーというかっこいい楽器名があるの。

ん? ミュージカルソーってなんぞやって?

ミュージカルソーはね、見た目が「のこぎり」のようにみえる楽器で、くねらせて音を出すものなんです。


上記の写真で、サキタハヂメさんが手に持っているものが、ミュージカルソーなんです。

ねっ、大きな「のこぎり」でしょ。笑


これです。ミュージカルソー↓

ミュージックソーはね、体鳴楽器(たいめいがっき)のひとつなんですよ。^^


体鳴楽器ってなんなの?という疑問が出てくるかと思います。


では、体鳴楽器について説明をしていきますね。豆知識としてお読みください。

体鳴楽器(たいめいがっき)とは、弦や膜などを用いることなく、弾性体によって作られた本体が振動して音を出す楽器のこと。


西洋鋸によく似ているが、刃は付いていないか、付いていても目立てされていないので切断に用いることはできない。

だから、見た目が「のこぎり」にみえるけど、刀の付いているものと付いていないものがあるの。

どちらとも切ることはできないからね。その点、安心してね。


ミュージカルソーは、シンキングソーとも呼ばれるのよ。

体鳴楽器であるミュージカルソーの演奏方法は?

体鳴楽器のことがわかったら、どのような演奏方法があるのか気になりますよね。

演奏方法は主なもの7つあります。

相互打奏:同じ形状の一対を打ち合わせる
 拍子木、笏拍子(しゃくびょうし)、カスタネット、シンバル
 
単打奏:音源となるものをバチやそれに類するもので打つ
 トライアングル、シロフォン、ゲロッケンシュピール、木魚、チェレスタ、チューブラーベル、ゴング、ベル
 
振奏:振る
 シェイカー、マラカス
 
掻擦奏:こすり付ける 
 ささら、ギロ、バルカン
 
摘奏:はじく
 口琴、ジューズ・ハープ、カリンバ
 
擦奏:摩擦する
 アルモニカ、グラス・ハープ
なお、ミュージカルソーはこちらのグループに所属しますね。^^

ミュージカルソーは「擦奏体鳴楽器」とも呼ばれますからね。

吹奏:吹き奏でる
 管楽器

 
演奏方法がこんなにあるとは、びっくり。

音楽には疎い私ですが、こうやって調べていくといろいろとわかって面白い。


そういえば、管楽器といえば・・・
20代の頃、アルトサックスを吹けるようになりたくて音楽教室に通っていたのが懐かしい。

(なぜ、習っていたかって言うと、音楽音痴なのに、吹奏楽部の顧問になってしまったから・・・。

 ↑↑
 人選間違ってるよね。苦笑 3年ほど顧問やってたなぁ。懐かしい思い出だわ。^^)

あ、話 逸れましたね。 すみません。戻します。

サカタハヂメ愛用のミュージカルソー(のこぎり)は?


写真でジャーンっと見せてくれていますよね。


今は大阪府河内長野市にお住まいのサカタハヂメさん。

大阪河内長野「奥河内の音プロジェクト~山を丸ごと鳴らす~」の中心人物として精力的に活動されています。

ミュージカルソー(のこぎり)のアイデンティティである「木・森・山」を積極的に響かせていくプロジェクト」としてスタート!

サカタハヂメさん自身が「自身の音楽と自然とが呼応する音世界」を模索し、探求されようとされています。


きっと、「ちんどん屋」さんになりたかったという夢が、「ミュージカルソー音楽家」という形で叶えられているのだと思います。^^


河内長野市立文化会館のプロデューサー(サカタハヂメさんの知り合いの方)が、「かわちながの世界民族音楽祭」や、「子供ミュージカル」などでサカタハヂメさんにお声がけをされ、演奏や作曲をなされていた経緯がありますね。

なんと、「小学校の校歌」も作られたとのこと。本当にすごい!

体育館の歌詞プレートには、サカタハヂメさんのお名前が書かれています。←作曲されたので、お名前は載りますよね。笑


このように河内長野には凄くご縁があり、現在、家族でお住まいとのことです。


本当に、サカタハヂメさんは、「ミュージカルソー奏者」であり、「作曲家」であり、「サキタハヂメ業(やっぱり「これは絶対にサキタくんで」と言われるような仕事をすること)をなさる人なのですね。


そんなサカタハヂメさんの夢は、

僕は最終的に、宇宙でのこぎりを弾きたいんですよ

と、咲くやこの花インタビューでおっしゃってました。

ステキな夢ですね。^^

いろいろと達成されているのに、さらに夢に向かって活動されている姿、とってもステキです。

まとめ

今回はミュージカルソー奏者のサキタハヂメさんについて紹介させていただきました。

のこぎり奏者と初めて聞いたときはすごく不思議な感じがしました。

でも、実際にサキタハヂメさんの演奏を拝見すると、あんなにS字にくねらせちゃって大丈夫なの?と心配しつつ、あの音色に惹き込まれる

あなたにもサキタハヂメさんののこぎり演奏を是非聞いていただきたくて記事にしました。

曲によってはパワフルなビブラートな音色を堪能できますよ。

サキタハヂメさんってどんな方なの?と思われる方は、8月1日午前10時から「題名のない音楽会」に出演されるので、是非ご覧くださいませ。

なお、私が住んでいる地域では、「題名のない音楽会」はテレビ朝日で土曜10時からですが、地域によって放送時間が異なるそうです。


サキタハヂメさんのミュージカルソーの音色が素敵すぎてきっと惹き込まれてしまうことでしょう。

あー、楽しみだ。^^


そうそうサキタハヂメさんは、NHKの連続テレビ小説「おちょやん」(2020年11月30日(月)~)の音楽を担当されていますよ~。

毎回どんな音楽をチョイスされているのか、その点も楽しんで「おちょやん」みています。^^

※サキタハヂメさんの画像はご自身のフェイスブックよりお借りしました。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



では、また次回のブログでお会いしましょう。(^_^)/~

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