大ヒット作、「トイストーリー」の続編「トイストーリー2」についてです。
前作に引き続き、監督はラセターが務めましたね。
そして、そして、ゴールデングローブ賞作品賞を受賞しました!
あなたはトイ・ストーリー2をご覧になりましたか?
もし、まだご覧になっていない場合には、金曜ロードショーでトイ・ストーリー2が放映されますので、ぜひご覧になってくださいね。
トイ・ストーリー2は前作のおもしろさに引けをとらない作品だと評判の映画です。3月13日に放映されます。
予告編はこちらからご覧ください。
今回は、「トイ・ストーリー2」のラストをネタバレするとともにエンドロールのNG集の面白さについても紹介していきます。
目次
ディズニー映画「トイ・ストーリー2」のラスト・結末のネタバレ
画像はDisney/Pixar様よりお借りしました。前作「トイ・ストーリー」に引き続き、主人公はカウボーイ人形のウッディです。
ウッディって愛嬌があって、憎めないよね。^^
「トイ・ストーリー2」では、ウッディが昔はすごーく人気があったアニメの主人公だったことがポイントです。
そう、人気アニメの主人公だったウッディは、コレクターズアイテムだったんです。
コレクターズアイテムというのがキーワード。
人気アニメのキャラクターは、カウガール人形のジェシーという女の子。
ウッディとジェシーの愛馬ブルズアイという名のお馬さん。
金鉱堀のプロスペクターというおじいさん。
このメンバーがウッディの運命に大きな影響を持ちながら、映画は展開していきます。
ウッディが誘拐される?
ウッディの持ち主は、アンディという名の男の子。ウッディはヤードセールで売られることなってしまったペンギンのおもちゃ(ウィージー)を救出するために、アンディが飼っている犬(バスター)の背中に乗って庭に繰り出します。
無事にウィージーを助けることに成功しました! やったね。
でもね、ウッディはバスターの背中から落ちてしまって、庭に取り残されてしまうんです。
そこに小太りのおじさん、アルがやってきて、ウッディを売って欲しいとアンディの母親に頼みます。
でも、アンディのお気に入りのおもちゃであるウッディを母親は売りません。
アルはとってもウッディが欲しかったので、母親の目を盗んでウッディを持ち去ってしまうんですよ。
これ、誘拐ですよね。 おもちゃだから、盗難か。。。^^
※ヤードセールとは・・・いらないものを売るガラクタ市のこと。
アンディの母親が庭でヤードセールを開いていたのでした。
誘拐されたウッディを救出する仲間たち
ウッディを誘拐したのがアルだとわかった仲間たちは、アルが運営しているおもちゃ屋さんのトイバーンが居場所だと知ります。(というか調べて、トイバーンが居場所だ!と察しをつけます。)
バズを先頭にして、レックス、ミスター・ポテトヘッド、スリンキー、ハムがトイバーンに向かいます。
みんなトイバーンに着いたときに、大量に売られている自分と同じおもちゃを見るんですよね。
なんか、物悲しい感じが少しだけしました。
でも、感慨に浸るのはそこまでで、レックスとぶたの貯金箱のハム、顔のパーツをつけて遊べるじゃがいも人形のミスターポテトヘッドがおもちゃの車に乗って、捜索を始めます。
そんなときに、バービー人形のコーナーにたどり着くと、バービーもおもちゃの車に乗ってしまい、ツアーガイドをしながら売り場を案内することになってしまいます。
おもちゃ売り場のツアーですね。なんか笑えた。微笑ましかった。
こんなツアーをしている仲間とは別に、バズは、売り場の見本のバズに、違反している!と言われ、捕まってしまいます。
どうやら、箱に入ってハイパースリープ状態になっていなければいけないのに、バズはうろうろと店内を歩き回っていたから、見本のバズに捕まっちゃったんですね。
バズが箱に入れられてしまうんです。
その後で、おもちゃの車に乗っているハムたちがバズのコーナーにきて、見本のバズ(偽物)を本物のバズだと思って乗せてしまいます。
(おいおい。そのバズは偽物バズだよー。)
本物のバズはというと、閉じ込められた箱からなんとか出ることができました。
そして、かばんから出ているレックスのしっぽに気付いた本物のバズはみんなの後を追いかけるというわけ。
コレクターズアイテムとして生きる道を選ぶウッディ
誘拐された先のアルの事務所で、ウッディは自分が昔の人気番組のスターであったことを知ります。同じ番組に出ていたカウガールであるお転婆な女の子ジェシー、ウッディの愛馬のブルズアイ、金鉱堀のおじいさん人形のプロスペクターと出会うんです。
人気番組のメンバーが集まるというわけですね。
人気番組だったから、関連グッズもたくさんあって、ウッディは感激するんですよね。
「行こう、みんなで博物館へ」ということで、ジェシーとブルズアイ、プロスペクターはウッディが来るのを待っていました。
博物館は主役のウッディがいない人形は買い取ってくれないので、ジェシーとブルズアイ、プロスペクターはずっと暗い倉庫に入れられたままだったのです。
ようやくウッディが来たことによって、「みんなで博物館に行ける!」と喜んでいました。
最初はウッディはアンディのもとに帰ろうとしていました。
でもね、ジェシーが自分の持ち主だったエミリーとの思い出について語ったことで、ウッディはアンディのもとに帰らず、コレクターズアイテムとして生きる道を選ぶことにしたんです。
ジェシーがエミリーとの思い出の中で言った言葉で、ジーンと泣きそうになった言葉があります。
「おもちゃは遊んだ子供のことを忘れない。でも子供はおもちゃのことなんか忘れてしまう」
そう、子どもの頃はおもちゃで遊ぶけど、小学校高学年や中学生になってくるとおもちゃよりも女の子はおしゃれに関心が向いてしまうんですよね。
おもちゃの存在自体を忘れてしまうようになるんですよね。
まして、大学や新婚旅行に人形のおもちゃを連れていくわけはないですよね。。。
プロスペクターに、「博物館にいて永遠に子供たちから慕われ続けられる方が良いのではないか」と問われ、ウッディはアンディの元へ帰るのをやめてしまうのです。
結局、みーんなそれぞれの道を行く!
アンディのおもちゃたちはウッディとともにアンディのところに帰りたい。アルのところでウッディを待っていたコレクターズアイテムになりたいものたちはウッディをスーツケースの中に入れて飛行機に乗ってしまいたい。
これらの思いが格闘します。
ウッディがジェシーたちも一緒にアンディの元へ行けばいいと思い、提案をします。
結局、スーツケースは飛行機に積まれるまでの間にジェシーをスーツケースから出したいのに出せないというなんともドキドキするシーンが続くのですが、ここは映画を見てのお楽しみにしておいてください。
そして、結末としては、
プロスペクターはなんかの弾みで、リュックの持ち主の女の子に持っていかれることになります。
「変な顔のお人形」と女の子は言いつつも、リュックの中にバービー人形とともに入れてしまいます。
プロスペクターが女の子のおもちゃとしてどのようになるのかは気になりますね。
女の子はメイクが好きみたいです。プロスペクターにもメイクを施してくれるかも。笑
だって、女の子が連れていたバービーのメイク、なかなか奇抜でしたからね。^^;
ジェシーとブルズアイは、ウッディたちと一緒にアンディのもとへ。
アンディは人形がウッディの他にも増えていることにびっくりしつつも嬉しそうでした。
ママが新しいお人形飼ってくれたんだな、って思ってましたね。
そうして、ウッディ、ジェシー、ブルズアイとともに遊びだしました。
よかったね。
エンドロールのNG集がおもしろい
エンドロールが工夫されていて、面白かったので紹介しますね。実は、アニメ映画なのに、NG集がエンドロールで紹介されるんですよ。
「なに、このエンドロール、おもしろいやん!」
って思いました。
観客を最後まで楽しませてくれる映画「トイ・ストーリー2」でしたね。
アニメのキャラクターが俳優さんのようになってました。
演技で失敗してしまったようなNG集になってて本当に面白い。ふふふ、って笑いながらエンドロールも見てしまいました。
NG集(オフショットシーンも含めて)としては、次のものがありました。
ウッディがガムテープの穴の部分におしりが入ってしまい、取れないという・・・笑える!
レックスが頭で通気口に思いっきり突っ込むけど、柵が外れないという・・・うぅ、痛そう!
バズが箱の中でげっぷをしちゃう・・・おいおい、とツッコミを入れたくなりますよ。
ミスター・ポテトヘッドの背中にミセス・ポテトヘッドが物を色々入れる。
(結構な量を入れても、背中にどんどん入っちゃう。ドラえもんのポケットみたいやなぁ。)
一番面白いなと思ったNG集は、
ツアーガイドのバービーがさよならのあいさつをするところ。
にこにこしつつ、手を振るんです。さよなら バイバイってか感じで。
でもね、この「さよならのあいさつ」が長くってなかなか終わらないの。
どうも「なかなかOK」が監督から出ずに、ずっとにこやか笑顔でバイバイをやり続けるという・・・
ようやく「OK」が出たときに、バービーが「顔がひきつる」って愚痴をこぼすんですよね。
ここが一番笑えました。^^
まとめ
今回のディスニー映画トイ・ストーリー2が伝えたかったことについて
・仲間っていいな
おもちゃ同士のお話ではあるけれど、おもちゃを人間だと置き換えてみると、人間関係についての考え方を示してくれているようにも受け取れる。
・大事なものは守ろう
なにか芯というか筋というか一本通ったものがあるのは重要なことだと気付かされた。
自分が大事だな、と思うことは守ろうって素直に思えた。
バズがウッディに言った一言がズシーンときたからかも。
「おもちゃは子どもに愛さえてこそ生きる喜びがある」
これって夫婦関係でも、友人関係でも言えるんじゃないかな。
こんなことを考えさせてくれる映画「トイ・ストーリー2」、是非あなたもご覧になってくださいね。
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