鎌倉ものがたり・貧乏神の茶碗の意味は?なぜ大切にするのか理由も
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DESTINY 鎌倉ものがたり」って泣ける映画ですよね。


亜紀子が貧乏神に対して親切にするシーンがほのぼのしていて好きです。

貧乏神も根っこの部分では優しくていい神様なんだろうな、というのが伝わってきたので、好きです。


今回は、鎌倉ものがたりで貧乏神の持ち物の一つであるお茶碗にスポットを当てて解説していきます。

また貧乏神の荷物の茶碗を大切にする理由についても述べていきます。

DESTINY鎌倉ものがたりの貧乏神の茶碗の意味は?


『DESTINY鎌倉ものがたり』を観ていると、滑稽な姿の貧乏神が登場します。


一色家の屋根裏部屋にすみついている貧乏神


キンが何か悪いものがいると気配を感じ、正和が竹刀で天井を突くと、廊下に貧乏神が落っこちてきましたよね。


正和、亜紀子、キンが並んで、びっくりしているさまが面白かった。


そして、キンがものすごくてきぱきと貧乏神を取り押さえて尋問!


そんな尋問をされるのは貧乏神を演じた田中泯さん

貧乏神、お縄になっちゃいましたよね。ちょっと可哀そうだった。


貧乏神と亜紀子が茶碗を交換する

田中泯さんが演じた貧乏神ってなんか温かみがあって、貧乏神ヤだ!っていう感情がわいてきません。

私以外でも、貧乏神のことに好意を持っている方がいらっしゃいますね。


こんな温かみのある貧乏神が自分も持ち物を紹介するシーンがあります。

貧乏神と亜紀子が仲良く鎌倉名物の鳩サブレを縁側で食べているときに、亜紀子が貧乏神が背負っている風呂敷の中身を見たがった。

貧乏神は「大したものは入っとらんよ」と言いつつも、快く一品ずつ丁寧に見せてくれた。

その中に、骨董品の茶碗があった

この茶碗に亜紀子は大変興味を持った


貧乏神は亜紀子が自分に対して大変良くしてくれるので、何かあげたいと考えていた


そこで、「もらってくれるかい?」と亜紀子に聞きつつ、茶碗を手渡した。


この「もらってくれるかい?」のシーンが、貧乏神、なんかかわいいって思った。



骨董品の茶碗をもらった亜紀子は申し訳ないと思った。


そこで、貧乏神と一緒にご飯を食べたときに、100均の茶碗を貧乏神がたいそう気に入った様子だったので、100均の茶碗と骨董品の茶碗を交換することにしたのだ。


交換をしたことで、100均だけどキレイなお茶碗を手にした貧乏神が嬉しそうにしているシーンもかわいいと思えた。

貧乏神はこの家、一色家に住みついて居心地よかったんだろうね。

貧乏神自身も、亜紀子との会話で居心地がよかったことを述べていますね。^^

短かったが、楽しい時を過ごさせてもらった。

もう行っちゃうの?

あんたもつくづく変わりもんじゃのう。普通は喜ぶところやけ。

ここは居心地よすぎてな。わしのような身の上の者には毒じゃ。

あんたに幸多からんことを祈っちょるよ。

貧乏神と亜紀子のやりとりより

こんなやりとりをして、田中泯さん演じる貧乏神は「次に取り憑く先の候補リスト」から狙いを定めた人のところへ去っていった。


貧乏神も亜紀子との生活が楽しくて、本当は次のところに行きたくなかったのかも。

でも、貧乏神が居座っている限り、一色家は貧乏のままなので、やはり早く去ってあげたいという気持ちもあったに違いない


一緒にいるのは楽しいが、居てると貧乏なままのも嘆かわしいというところでしょうかね。

茶碗を大切にする理由とは?


貧乏神の荷物の中にあった茶碗がありましたね。

この茶碗は何を意味するのでしょうか? 大切にする理由は何なのでしょうか?

茶碗を叩くと餓鬼が集まってくるという小話

食事の時に、おなかががすいて待ちきれない子供たちが茶碗等の食器をお箸、スプーンで叩いて「早くご飯ちょうだい!」というように催促することがあります。

昔はご飯をお櫃にいれて、食器を並べてからよそっていました。


餓鬼とは、常に飢えとのどの渇きに苦しんでいる鬼です。

この鬼は隙あれば人間界に舞い降りてこようとします。

飢餓に取り憑かれると、その家の食べ物はすべて食いつくしてしまうのです。

よって、餓鬼がとりついた家は金銭的に苦しくなり、不幸が訪れると言われてきました。


だから、家庭では、お茶碗をお箸やスプーンで叩くような行為をする子どもに対して、「餓鬼が叩くとやってくるよ」と言われるようになりました。

そもそもは子どもの悪ふざけを直すための戒めでした。

それが、餓鬼では説明をしないと通じないため、いつからか餓鬼ではなく、貧乏神がやってくると言われるようになっていきました。



貧乏神にとって茶碗は、ご飯を食べるために必要なものであると同時に、茶碗は銭や食べ物を入れてもらう物乞いをするときの器としても利用していたのだと考えられます。


そのように茶碗を利用しているので、茶碗は貧乏神にとっては商売道具であり、大切なものであったということ。

茶碗は正和と亜紀子を危機から救う救世主

正和が黄泉の国に行ってしまった亜紀子を天頭鬼の手から救うために死後の世界へ行きます。


黄泉の国で、正和は亜紀子を取り戻すことができ、現世に戻ろうとしますが、天頭鬼が追いかけてきて、絶体絶命のピンチとなってしまいます。


天頭鬼の言うとおりにしないと正和を殺されてしまうというピンチになった亜紀子。

とうとう天頭鬼の言うとおりにしようとしたところで、貧乏神からもらった(正確には交換した)骨董品の茶碗が現れ、その茶碗から先には天頭鬼は行くことができなくなりました


どうやら神様からもらった物には特別が力が宿るようで、亜紀子と正和を守ってくれました


茶碗は巨大化し、正和と亜紀子を乗せる飛行船(というか飛行できる素敵な乗り物)になって、二人を黄泉の国から、現世へと連れて行ってくれました


天頭鬼は「神様の物をなぜ人間ごときが持っているのだー!」と悔しがっていましたね。

亜紀子が飛行できる素敵な乗り物で去っていくのを見ているときに、「あー、また行ってしまう・・・」と嘆いていたのが印象的です。


何度も何度も、何度でも天頭鬼のところに亜紀子は来てくれず、必ず亜紀子は正和と結ばれてしまうんですよね。

これが、「運命」なのでしょうね。(^_-)-☆


まとめ

田中泯さん演じる貧乏神は好感のもてる貧乏神で温かみがあるから、亜希子も仲良くできたのではないか。

貧乏神がお茶碗を大切にしているのは、自分の分身だからかもしれない

(分身であるお茶碗だからこそ、ラストで正和と亜紀子を助けるアイテムに変身させることができたんだと解釈しています。)


交換したお茶碗がラスト・結末でとっても意味を持つ、重要なアイテムだということ。

『DESTINY鎌倉ものがたり』では、茶碗が最も重要なキーを握っている大切なもの。



あなたもこのような温かみのある貧乏神をご覧になりませんか?

また、貧乏神が持っているお茶碗にも注目して『鎌倉ものがたり』をご覧になると、また新たな発見があるかもしれませんよ。

いろいろな立場で『DESTINY鎌倉ものがたり』を観ると、さらに楽しむことができますよ。

私は3回観ました! 大好きな映画の一つとなりました。

泣きたいときはこの『DESTINY鎌倉ものがたり』を観ることにしています。観ると必ず泣いてしまうから。



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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


また、次回のブロクでおあいしましょう。(^_^)/~

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