『東京卍リベンジャーズ』に登場する頭脳明晰な悪代官
それは、稀咲(キサキ)。
パット見、稀咲ってかっこいいですよね。
おしゃれな眼鏡に、ピアスもよく似合ってる。
相当あくどいことをやってきたけれど、その悪行を除いたら、本当はいい子なのかも。
いい子だって思った理由は、ヒナがタケミチに「稀咲くん、ぶっきらぼうだけど根はいい子だから」って言ってたシーンがあるから。
えっ、本当ですか?ってヒナに質問してみたい。
そして、ヒナに「あなた、稀咲のことを振ったから、いつも殺される運命なんですよー」って教えてあげたい。
稀咲は自分の手は汚さずに、ほぼ全て人に喧嘩や殺害を指示するとっても悪いヤツ。
そんなとっても悪いヤツなんだけど、とっても優秀な面も持ち合わせていて、使い方さえ間違えなかったら、絶対英雄になれていたのに・・・と残念に思います。
そこで、今回は、『東京卍リベンジャーズ』の頭脳明晰な悪代官である稀咲鉄太に焦点を当てて、キサキの魅力について解説していきます。
また、稀咲鉄太の名言・名場面についても紹介していきます。
目次
東京リベンジャーズ・稀咲鉄太の魅力
#東卍クイズ 横浜天竺へと加入し、幹部となったキサキ。その時の役職名は何? pic.twitter.com/GTRIBvJquz
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) October 23, 2020
稀咲(キサキ)って悪いやつなんだけど、すごいやつだな!と感心するポイントがある。
その感心するポイントが稀咲の魅力なんだと思う。
では、早速、稀咲の魅力的な点について、紹介していきますね。
緻密な計画を立てる頭脳が秀逸
稀咲は小学生の頃、神童と呼ばれていました。全国模試で何度も1位の成績を修めていたからです。
成績優秀だけど、おとなしい雰囲気の男の子。
頭が小学生の頃から良かったため、緻密な計画を立てることができる。
緻密な計画で、自分に有利になる状況を作り出すことが得意な稀咲。
稀咲自刃が喧嘩は弱い、というかほとんどダメだから、仲間が戦うのを見るばかり、いつも最後尾に控えています。
計画は立てるけれども、実行部隊は別にいる。
実行部隊に指示を出し、喧嘩をしてもらうというパターンですね。
稀咲の綿密な計画は以下の通り
・最初の計画はドラケンを殺しナンバー2の座を奪い、裏から稀咲が東卍を操る
・2つ目は首のない天使(バルハラ)を作り、東卍を潰し、マイキーを首(トップ)にすえる
・3つ目は天竺をけしかけ、東卍を潰しマイキーを稀咲が操り裏社会を牛耳る
この3つの計画はすべてタケミチに邪魔をされて計画倒れとなっています。
全てが完璧な計画だったのに、タケミチがタイムリープをして何度も過去と未来を行き来したことで計画倒れになったのです。
緻密な計画がタケミチによってことごとく崩されていくことは、さすがの稀咲も相当落胆したことでしょう。
人を動かす(操る)能力が秀逸
稀咲は人を動かすというか操る能力がすごく高いよね。マイキーが日本のトップになることができるカリスマ性を備えている人物だとわかってからは、マイキーを自分の操り人形にするために行動します。
マイキーが大事にしているモノを奪っていくことで、稀咲の満たされない部分を補っていくようになっていきました。
何をやっても満たされなかった稀咲の心は
最愛の者を失っていくマイキーを見て高揚したと言っていた。
マイキーが苦しむ姿を見ることで、稀咲の満たされない感情が満たされるようになる。
マイキーは人の上に立つ為に必要な容貌(かお)を備えていてカリスマ性も持ち合わせているので、稀咲にとってマイキーは至高の媒体だったようだ。
マイキーを操って、邪魔なもんは消させて、マイキーが苦しむ姿を見て、稀咲は高揚していったのだ。
これってもはや悪魔のような所業ですよね。
人の不幸で自分が幸せを感じるってことですからね。なんちゅーひどいヤツなんだ、稀咲ってヤツは。
・血のハロウィンでは、マイキーに羽宮一虎を殺害させようと企てます。
・聖夜決戦では、タケミチ、千冬と一緒に仲間になったふりをしつつ、実際は裏切りましたよね。
大寿を殺害させようとして、柚葉にナイフを渡していました。
・関東事変では、決戦当日にマイキーの妹であるエマを稀咲自らが殺害しました。
エマが死んでしまえば、最愛の妹を亡くしてショックを受けているマイキーを自在に操れると踏んでいたのでしょう。
このようにそれぞれの抗争や戦いで稀咲は自分の代わりに戦ってくれる誰かを見つけては、計画を実行してくれる人をうまく操っていたんですよね。
恐るべし稀咲。
この人をうまく操る能力を悪い方に使わず、良い方に使っていたら、稀咲はきっとみんなから尊敬され、賞賛されていたでしょうね。
どこでどう間違えてしまったの?
状況を判断し損切りするタイミングも秀逸
稀咲は状況を判断することも長けている。やっぱり頭がものすごく賢いので、状況を分析する力も長けているのでしょう。
そして状況判断の分析の力がありつつ、損切りするタイミングも絶妙だなと感心してしまいます。
損切りするタイミングが絶妙だなと感じたのは、以下の時です。
長内をうまく利用して、利用価値が無くなったと判断したら即損切りした。
長内が、最初に稀咲に会った時は、地味な印象を与えた稀咲。
ただ、長内は稀咲に言われたとおりにやっていたら、すべてが上手くいき、愛美愛主(メビウス)の総長としてわずか1年で新宿を仕切ることができる暴走族になりました。
長内にとって稀咲は指示をする人、稀咲は長内をコマとして利用するために必要だっただけ。
必要な時は丁寧にやるべきことを指示していたのに、長内が使えないと判断したら即切り捨てていましたもんね。
この「変わり身の速さ」も稀咲の長けていることの一つでしょう。
稀咲鉄太の名言・名場面で一番好きなシーン
間宮くんこれやるのか!🥰
— ゆい (@rysm61159) March 16, 2020
頭ヤベー奴だけど間宮くんがこの格好するって思うとゾクゾクするよね🤤💓
心がない感じ。
メガネ!ピアス!スーツ🥰🥰
ビジュ楽しみ🥰🥰#東京リベンジャーズ #間宮祥太朗 #稀咲鉄太 pic.twitter.com/rjIn4SxRQ1
一番好きなシーンは、
オレの”ヒーロー”
東京卍リベンジャーズの稀咲のセリフより
オレの”ヒーロー” とタケミチのことを呼ぶ場面。
タケミチに対して、稀咲は「オレの”ヒーロー”」ってときどき言いますよね。
タケミチが稀咲にヒーローと言われる理由とは?
タケミチは自分のことを稀咲が「ヒーロー」って呼ぶ理由がわかっていません。いつも「???」な顔をしていますもんね。
ではなぜ、タケミチのことを稀咲は「ヒーロー」って呼ぶのでしょうか。
それは・・・
小6の夏の塾の帰り道の出来事。
公園で猫をいじめてる子達がいてヒナが文句を言いにいった。
いじめている子達は中学生だった。
中学生は、じゃあ、猫の代わりにオマエをいじめるぞと言い、いじめられそうになり泣いてしまったヒナ。
タケミチが正義の味方で参上して助けに来た
タケミチが正義の味方参上と言って登場し、中学生3人とけんかしてボコられる。(正義の味方なのに、勝てずに負けちゃうんですよね。)
ヒナがタケミチに対して、
「君は負けるってわかってて 助けに来てくれだんだよ。勝てる人より100倍すごいよ」って言うの。
ヒナはこの出来事で、タケミチに恋心を抱くようになる。
ヒナの心をつかんだタケミチに関心が向く稀咲。
そんなタケミチが、友達のタクヤに向かって、
「オレのヒーローはさ、不良なの知ってんだろ?
だから、中学生になったら、日本で一番の不良になる!」
と言っているのを聞いた稀咲。
ここで、「不良」に興味を持った稀咲は、自分が「日本一の不良になる」ことを決意するのです。
ヒナを守るために、負けるとわかっている喧嘩に、「正義の味方参上!」と言ってタケミチが喧嘩に挑んでいったことで、稀咲はタケミチのことを「ヒーロー」と呼ぶようになったのです。
困っている女の子を守るために、自分を犠牲にできるすごいヤツ、かっこいい!って感動したのでしょうね。
まとめ
『東京リベンジャーズ』の稀咲鉄太(キサキテッタ)の魅力は、・緻密な計画を立てる頭脳が秀逸
・人を動かす(操る)能力が秀逸
・状況を判断し損切りするタイミングも秀逸
稀咲鉄太(キサキテッタ)の名言・名場面で一番好きなシーンは、
オレの”ヒーロー”
ヒナを守るために、負けるとわかっている喧嘩に、「正義の味方参上!」と言ってタケミチが喧嘩に挑んでいったことで、稀咲はタケミチのことを「ヒーロー」と呼ぶようになったのだ。
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