殺し愛ミファの正体は超能力者?ドニー死亡のその後についても解説

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殺し愛』では、お行儀の良くなくて、ドニーによく注意を受ける子どもが登場します。

見た目はぼさぼさの髪の毛で、虚ろな目をした少年か少女が判断がむつかしい子ども。

相手がどのような感情なのかを敏感に察知する能力に長けているというちょっと不思議な子ども。

ただ、ジノンに対してはなにかと冷たいミファなのです。

今回は、そんな不思議な子どものミファに焦点をあてて、ミファの正体について解説していきます。

また、ミファのドニー死亡のその後についても紹介していきます。

殺し愛ミファの正体とは?


ミファは左から二番目のオーバーオールを着ている子ね。

ちょっとおどおどしているような不思議な雰囲気が感じられますよね。

自分を守るかのように手を交差させて守っているように見えてしまう。

では、そんな不思議な雰囲気をかもしだすミファの正体について、解説していきますね。

ミファの正体はドニーファミリーの一員


ミファはドニーファミリーの一員です。

ニッカやジノンと同じく、ドニーの家族です。

ジノンとミファは姓がウォンで同じなので、もしや「きょうだい」なのかも!?
ドニーは戦争で家族を失った孤児を引き取って、育てています。

ジノンとミファは一緒に保護されたのかもしれませんね。


ドニーという名前は通称で、本名は、ドナルド・バッハマンです。

ドニーは、港町バロセラに拠点を置いている組織の長であり、巷では「戦争仕掛屋(トリガー)」と呼ばれています。

ドニーは人を見る目を持っているので、特殊な身体能力があるかどうかも見極められるのだと推察します。

ジノンはナイフ使いの名手だし、ミファは特殊能力があることをドニーは見抜いたのだと思います。

ミファは超能力者?

ミファはシャトーの意識が戻る頃合いにシャトーの手を握っていた

ジノンは、「ほんとうに目が覚めるだなんて!ミファどうしてわかったの?」と聞いていた。

ミファは「なんとなくだ」と答えていた。

(なんとなくで人の意識が戻ることがわかるなんて、ミファすごすぎでしょ!)

ジノンも「出た~ミファの超能力」って言ってましたからね。

(ん?ジノンのセリフから、他にもミファは超能力的なことを起こしていることがうかがえますよね。なんだろう。気になる。)


ミファの超能力的な現象
・ミファはドニーと手をつなぐと相手が何かを考えていると気づく。
 ドニーが「ミファは何でもお見通しだな」と言っていた。
 「友人のことを思い出していたのだよ」と答えるドニー。

実は、ドニーはミファがチョウチョの死骸を土を掘って埋めようとしている姿を見たときに、友人の葬式のことを思い出していた

その葬式は、ドニーがリスト・ノーブルの「偽装の葬式」をおこなったこと。

リスト・ノーブルはノーブル家の時期後継であった。

ノーブル家当主(リストの父親)は「リスト・ノーブルを隠匿する」ことを決断し、偽装の葬式を執り行うようドニーに命令したのだ。

他にも、ドニーが偽物ソンリャンハと会うために、バロセラに拠点に向かっている車の中でも、ミファがドニーの腕に引っ付いて、「いつものドニーと違う。何を焦っているんだ?」と質問したことがある。

現に、ドニーは焦っていた。その焦りをミファは相手に触れることで感じ取ることができてしまう

ミファはそんな不思議な能力を兼ね備えている子どもなのです。

(ミファは相手に触れれば、相手がどのような心理状態なのかを敏感に察知できるようですね。すごすぎる・・・)

ジノンに対してだけは冷たいミファ

ミファはジノンに対して対抗意識があるようです。

それは、ジノンが豪華客船に乗船し、ソンリャンハをバロセラで下船させるという任務を与えられた時も、「ジノンより自分の方がうまくやれるのに」と敵意をむき出しにしていた

ドニーからは「ジノンは初めてのおつかいだからミスのひとつやふたつはするよ」となだめられるミファ。


また、ドニーの屋敷に連れてこられたソンリャンハに対して、ソンリャンハがドニーのことをブリーダー発言をしたことで、ジノンはナイフを取り出し、ソンリャンハを殺そうとした

(ドニーのことが大好きなジノンはドニーのことを悪く言うソンリャンハが許せなかったのだろう。)

ニッカがジノンのナイフを素手でつかみ、「つまんねぇことすんなって」と言って、その場をおさめた。

そのときに、ミファも「ジノンやめとけ。おまえがよくない。あほ。ばか。まぬけ。」ときつい言葉をジノンに投げかけた

ジノンは涙を浮かべて、むぅ・・・とふくれていた。

ミファはジノンに対しては容赦なく冷たい言葉を浴びせることができるのです。本当に、きつい言葉をなげつけるよね、

ジノンに対してだけってことで、ジノンには敵対心むき出しのミファです。

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ドニー死亡のミファのその後について解説

ミファはドニーのもとで構成員(というかドニーの話し相手というか癒しというか)として生活していました。

ドニーはノーブル家の当主を毒殺した後、「もう少しだけ悪あがきをさせておくれ」とミファに告げます。

ミファがドニーとお別れをする

ドニーの悪あがきは、結局、ドニーが子どもに背中から銃で撃たれたことで終わります。

そして、銃で撃たれたドニーは治療をすることを望まず、そのまま息を引き取ります

ドニーの遺体はニッカとソンリャンハによって担がれて、海への投げ込まれます。

その頃、気絶をしていたジノンが意識を取り戻します

そばにいたミファにジノンが語りかけます。

僕、ニッカさんを殺さないと」と言い、動き出そうとします。

しかし、ミファが「もう終わった。だから、殺さなくていい。誰も」と伝えます。

そして、ミファはジノンの手を取って、スタスタと歩きだします

ニッカがドニーを弔っている崖のところへ行き、3人でドニーにお別れをしました

ドニー死亡後ミファは後見人と暮らす

ドニーが死亡した後、ジノンはミファとともに後見人と暮らすことになります

実は、ドニーは自分が死んだ後のことをあれこれ根回ししたいたのです

ドニーが昔に助けた政治犯だったキースに、ジノンとミファの後見人になってもらうように手配していたのです。

だから、ジノンたちはドニー死亡後はキースおじさんのもとで暮らし、一般社会に馴染む訓練も兼ねて学校へ通っているのです。

キースおじさんは見た目は強面だけど、面倒見のいいお人好しさんなんです。

キースおじさんは、ミファにジノンを見張るように言います

見張る理由は、ジノンが学校へ行くときもナイフを持っていこうとするためです。

どうやら、ジノンはナイフをいつも持ち歩いていたため、持っていないと落ち着かないそうです。

ミファはしっかりしているので、ジノンの見張り役としては適任ですね。

まとめ

殺し愛』のミファの正体については

ミファの正体はドニーファミリーの一員

ミファは超能力的な力を持った子ども

ジノンに対してだけは冷たいミファ


ドニー死亡のその後については

ミファがジノン、ニッカとともにドニーとお別れをする

・ドニーが生前、根回しをしていたことにより、ドニー死亡後ミファはジノンとともに後見人と暮らす


殺し愛』のミファは本当にまだまだ子どもなのに、人の感情を敏感に感じ取り、意識が戻る頃合いもわかるという超能力的な力を秘めている

ミファはドニーのことが大好きで、ドニーがシャトーに攻撃されそうになった時にはドニーに抱き着いて、ドニーを守った

ミファはシャトーの意識が戻る頃合いにシャトーの手を握っていた場面は、『殺し愛』8巻に掲載されていますよ。

その8巻には、リスト・ノーブルの偽装の葬式に関することも載っています。

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