映画を観ると、舞台のモデルってどこなんだろう?って気になりませんか。
私は気になる方で、どこなの?って知りたくなってしまいます。
特に、登場する建物が美しければ、美しいほど気になります。
あとは自分好みの建物の場合も気になっちゃいますね。^^
今回は、『借りぐらしのアリエッティ』の舞台のモデルやロケ地について解説していきます。
目次
借りぐらしのアリエッティの舞台・モデルはどこ?
ジブリ映画といえば、ほぼほぼ舞台のモデルが存在しますよね。
今回の『借りぐらしのアリエッティ』も舞台のモデルがありました。
借りぐらしのアリエッティが住んでいるお屋敷って素敵ですよね。
古い古いお屋敷だけど、なんかこういうお屋敷に憧れてしまいます。
このお屋敷も舞台モデルが実在するのかどうか?
また、アリエッティと翔がお別れする場所もどこなのか気になってしまいます。
そして、翔が貞子さんの車に乗って通った橋も実在するのか調べましたよ。
そんな「気になった場面」における舞台モデル・ロケ地について解説していきますね。
【借りぐらしのアリエッティ】お屋敷の舞台モデル
『借りぐらしのアリエッティ』のお屋敷の舞台モデルはこちらです。盛美園を見た第一印象は、
本当にアリエッティが住んでいるんじゃないか ってこと。
そう思わせてくれるくらいに、素敵な建物ですよね。
『借りぐらしのアリエッティ』の舞台モデルになった青森県弘前市の盛美園。
— ジブリ大好きbot (@ziburitaizen) April 16, 2014
ホントにアリエッティが住んでそうですね♪ pic.twitter.com/aHrxM0di70
「盛美園」は、洋館で緑と白がうまく調和されている建物です。
盛美園(青森県平川市)
「盛美園」は青森県平川市にあります。明治時代の日本三名園のひとつです。
そして、なんと庭園は、津軽地方に数多くみられる武学流の造園を代表するものであり、国の名勝に指定されているほどなんですよ。
ちなみに、日本三名園の残り二つは、京都の無隣庵、青風荘です。
庭園の一角に、「盛美館」は、庭園を鑑賞するために建てられました。
一階が和風、二階が洋風という建物なので、和洋折衷スタイルの建物ですね。
(珍しいですよね。)
「盛美館」といえば、二階の八角の展望室が印象的ですよね。
この展望室からは、全庭を見渡すことができるのです。
(きっと素敵な眺めでしょうね。)
実は、「盛美館」の展望室からの眺めは「空中に浮いているような感覚になる」ことから、「空中楼閣」とも呼ばれているようですよ。
(空中楼閣とはうまいネーミングですね。^^)
盛美館の床下部分にはアリエッティの額縁が飾られています。
そして、そのまわりは映画のお庭を連想させるグリーンで彩られているのも素敵です。
庭園を散策すれば、映画を連想させる風景をあちらこちらで見ることができるので、散策するのが一層楽しめますよ。
聖地に行ってみたい方への情報
機会があれば、こんな素敵な洋館である「盛美館」へ行ってみたい!と思われた方へ情報提供です。住所:青森県平川市猿賀石林1
アクセス:津軽尾上駅下車から徒歩10分/盛美園前下車徒歩すぐ
営業時間:【4月10日~9月末】9:00~17:00
【10月~11月20日】9:00~16:30
【11月21日~4月9日】10:00~15:00
定休日:12月29日~1月3日
電話番号:0172-57-2020
「盛美館」公式サイト
私もコロナの感染拡大が収束したら、是非伺ってみたいと思います。
【借りぐらしのアリエッティ】お別れの場所のモデル
『借り暮らしのアリエッティ』の舞台モデルは、東京都小金井市の「はけの小路」で、スタジオジブリの近くという意見もちらほら見かけます。
うーん。実際どうなんだろう?
はけの小路(東京都小金井市)
この「はけの小路」が舞台モデルというのは、本当の話。もう少し詳しく説明すると、『借りぐらしのアリエッティ』のクライマックスシーンの舞台モデルということです。
「はけの小路」は、スタジオジブリの近く、東京都の小金井市にあります。
近代洋画壇の重鎮・中村研一による作品などを収蔵する「はけの森美術館」に続く小路となっています。
湧き水が流れ、竹垣に囲まれた風情のある場所なのです。
スタジオジブリを後にして、隣の駅の武蔵小金井へ。ちょっと迷ったのだけれど、これは、、、という異質な小路を発見。アリエッティの舞台、はけの小路。周囲の雰囲気も似てる pic.twitter.com/NxzcJNaXTE
— ホンディ(hondy) (@hondy3) August 2, 2014
ステキな場所ですね。本当に東京ですか?
この場所については、西岡部長が紹介されたので、有名となり、当時はかなり混雑したようですよ。
(ツイッターでその混雑ぶりが紹介されていました。「氾濫状態」っていったい?苦笑)
「スタジオジブリ広報部長・西岡純一のアリエッティ日記」でロケ地として野川沿いが紹介されて、今日の小金井ストリームは氾濫状態。 http://bit.ly/9NM7Wi
— koganeist (@koganeist) September 15, 2010
お別れのあいさつ竹垣のシーン
そうそう。この竹垣に見覚えありませんか?アリエッティが翔とお別れのあいさつをしたときに使われていますね。
ツイートでも、やはり紹介されていました。
「はけの小路」にはアリエッティと翔の別れのシーンに登場する竹垣のモデルらしき竹垣もあります。#借りぐらしのアリエッティ #金曜ロードショー pic.twitter.com/RoJiRrwAag
— キャッスル (@castle_gtm) July 7, 2017
ヤカンでの船出シーン
アリエッティの家族がヤカンに乗って船出をするシーンには、こちらが使われていますね。こちらの川をヤカンの船に乗ったアリエッティたちが下っていくんですよね。
水かさは映画の方が増やして描かれていますね。
それも、ひんやり冷たそうな感じがします。
水流もある感じで描かれているのは、映画だからでしょうか。
ヤカンの船は、はけの小路から天神橋の下に流れ出てきます。
そうここです。
本当に実写されていますね。
イラストなのが不思議なほど。写真のように見えてしまいます。
上下どちらが写真で、どちらが絵なのか、わからなくなるくらいにイラストが上手すぎる!
さすがジブリアニメ!
こうやって、「はけの小路」をモデルにした場面を一つ一つ見てきました。
どうですか?一度、「はけの小路」を散策してみたいと思いますか。
聖地のおすすめ情報
「はけの小路」を進んで、「はけの森美術館」にも足を運んでみませんか?「はけの小路」は、東京都小金井市中町1丁目5
「はけの森美術館」
住所: 東京都小金井市中町1-11-3
アクセス:
(1)JR中央線・武蔵小金井駅南口から徒歩で15分
(2)JR中央線・武蔵小金井駅南口からバスで5分(CoCoバスミニ(野川・七軒家循環)利用)
「はけの森美術館」から徒歩で1分
(3)西武多摩川線・新小金井駅発からバスで5分(CoCoバス(中町循環利用))
「美術館入口」から徒歩で1分
営業時間:10:00~17:00 入館は16:30まで
休館日:月・火曜日
※コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間・休館日等が変更になっています。
電話番号:042-384-9800
「はけの森美術館」公式サイト
貞子さんの車で通った橋の舞台モデル・ロケ地
映画のオープニングのモデルとなった橋は天神橋です。
貞子さんの車に乗った翔が、車で通った橋ですよ。
天神橋は赤い橋なんですが、写真だとちょっと確認しずらいかも・・・
雰囲気は伝わりますよね。ほぼほぼ実写されていますね。
天神橋(東京都小金井市)
ちょっと橋を確認するには、緑が青々と茂っているので確認しづらいですね。^^;
木と木の間に空間がありますよね。その空間の部分に木と木をつなぐ線みたいなものが見えます。
その線のようなものが「赤い橋」なんですよね。
この「赤い橋」が出てくる場面は、最初の場面なので、すぅーーーと通り過ぎてしまい、そんなに憶えていないよという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、8月28日の金曜ロードショーで『借りぐらしのアリエッティ』が放送されますので、確認されてみるといいかも。
私も確認するために、『借りぐらしのアリエッティ』を観ますよ!
まとめ
今回は、『借りぐらしのアリエッティ』の舞台となったモデルについて解説をしました。いかがでしたか?
機会があれば、モデルの土地を訪ねてみたいと思います。
特に、「はけの小路」ではアリエッティになった自分をイメージしつつ、散策したいですね。^^
●お屋敷は、青森県平川市の「盛美園」
●アリエッティと翔がお別れした場所は、「はけの小路」
●貞子さんの車に乗った翔が通った橋は、「天神橋」
どちらも素敵な場所なので、実際に見に行ってみたい!
お近くの方は、是非、散策なさってみてくださいね。
『借りぐらしのアリエッティ』のアリエッティの気分を満喫しつつ、楽しんでみてください。
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~