『東京リベンジャーズ』で、マイキーはタケミチが未来に帰るために、東卍(トーマン)のみんなとヒナを絶対に守ると約束してくれました。
実際にはマイキーは約束通りみんなを守ってくれたのでしょうか?
そこで、今回は、マイキーはタケミチと約束したことを守れたのかについて解説していきます。
また、マイキーの闇堕ちとの関係性についても私自身の独自の考察を述べていきます。
目次
東京リベンジャーズ・マイキーは約束を守れたのか?
(東京リベンジャーズ様よりお借りしました。)『東京リベンジャーズ』で、タケミチがタイムリープした過去で、東京卍會が天竺との抗争である関東事変に勝利し、日本一の暴走族となった。
頂点を極めた時点で、マイキーは未来を変えるためには、東京卍會を解散するのが一番いいと決断した。
大好きな大好きな東卍(トーマン)を終わらせたマイキー。
そして、マイキーは東卍(トーマン)を解散したあと、タケミチに「オマエの居場所はここではなく未来だ」と言って、本来のタケミチの居場所である未来に帰るように言う。
タケミチはマイキーや東京卍會のメンバーと別れづらくなっていたが、マイキーが背中を押してくれた。
そして、マイキーは、次のように約束してくれた。
「12年後また会う日まで東卍(トーマン)のみんなもヒナちゃんもオレが絶対守ってみせる!!絶対に・・・」
名残惜しいけど、未来に帰れ、タケミっちと言って、マイキーはにっこりと微笑むんだよね。
(マイキーがにっこり微笑むってことは・・・
マイキーは「辛いときほど笑う」人だから、タケミチとの別れはすごく辛かったはず。)
マイキーは未来からきたタケミチは兄の佐野真一郎に似ていると思っているので、本当はずっとそばにいてほしいはず。
それなのに、タケミチの本来の居場所である未来に帰るように言うマイキー。
マイキーは「黒い衝動」を抑えてくれる存在であった真一郎に似ているタケミチにも、本当は依存したいはずなのに・・・
マイキー自身は自分のことよりも、相手のことを大事にすることを選択するイイやつなんだよね。
だから、マイキーはマイキー自身がどんどん病んでいってしまうんだよね。
なんか切ない。切なすぎる。
(うぅぅぅ、この場面も私、涙ポロポロだー。)
東卍(トーマン)のみんなの未来は?
東卍(トーマン)のみんなも元気に幸せそうに笑って、パーちんの結婚披露宴に参列していた。東卍(トーマン)メンバーはそれぞれまっとうな職業に就いて、生活をしている。
ざざっと紹介しておきますね。
龍宮寺堅(ドラケン):バイク屋を乾青宗(イヌピー)と経営している。
松野千冬:ペットショップを経営している。
羽宮一虎:千冬のペットショップを手伝っている。
三ツ谷隆:駆け出しの売れっ子のファッションデザイナー
柴八戒:海外を飛び回るほどのトップデザイナー
柴柚葉:八戒のマネージャー
ぺーやん:パーちんの不動屋さんを手伝っている。
スマイリーとアングリー:ラーメン屋「双悪(スゴアク)」を経営している。
花垣武道(タケミチ):ビデオレンタル店の店長←タケミチだけがあまり代わり映えしないんだけど。
メンバーはそれぞれが幸せな生活を送っている。
書き忘れているメンバー、他にいないよね?
(もし、書き忘れているメンバーがいたら、コメントで教えてください。)
ヒナの未来は?
ヒナは毎回、毎回、未来で殺されてしまっていた。しかし、マイキーが約束してくれたあとの未来でのヒナは元気に幸せに生きていた。
ヒナもパーちんの結婚披露宴に参列していたし、ヒナ自身はタケミチとの結婚を6月に控えていて忙しいけれども幸せな日々を送っていた。
タケミチもヒナとの結婚を目前に控えていて、幸せだと感じていた。
マイキーは東卍(トーマン)のみんなとヒナを守ってくれていたのだ。
ちゃんと約束を守ってくれていたということだ。
そんな約束を守ってくれていたマイキーはどうなったのだろう?
実は、マイキーだけがただ一人幸せじゃない。不幸な人になっている。
マイキーは未来では犯罪組織の梵天の首領となっていたのだ。
マイキーの闇堕ちとの関係性について考察
(東京リベンジャーズ様よりお借りしました。)12年後の未来はみんな幸せにしていた。
でも、マイキーだけが不幸せ。マイキーはまたもや闇落ちしていた。
マイキーは人に弱いところを見せれる人間じゃない。
マイキーは全部一人で抱え込む人。
マイキーは過去に東京卍會を解散したあと、タケミチと約束した「12年後また会う日まで東卍(トーマン)のみんなもヒナちゃんもオレが絶対守ってみせる!!」を忠実に叶えてくれていたのだ。
この約束を叶えるためには・・・
ここからは私の勝手な考察です。
きっとこういうことが理由だろうという推察ですので、和久井健先生が描かれようとしているものと大幅に違っているかのせいもあります。
『東京リベンジャーズ』が大好きな一人の読者が勝手な妄想で考察しているんだという視点でお読みください。m(_ _)m
では、私の考察を書きますね。
マイキーが東卍(トーマン)のみんなやヒナが犯罪などの悪事に巻き込まれないために防ぐ必要があった。
だから、マイキー自身が悪事を一手に引き受ける存在になって、東卍(トーマン)のみんなやヒナを守ることにしたのではないか。
そう、犯罪組織のトップになれば、悪事を一手に引き受けられるから。
だから、梵天の首領となって君臨しているのではないかという勝手な考察に行き着いた。
タイムカプセル開封日に欠席した理由
マイキーは、「12年後の東卍結成日にタイムカプセルを開けよう、その時このメンバーでまた集まろう」と言っていた。しかし、タイムカプセル開封の当日、マイキーは行かなかった。
梵天メンバーの鶴蝶に「行かなくていいのか」と聞かれていたが、マイキーは「いいんだ」と返事をして、夜空に輝く月を見ていた。
きっと、マイキーはわかっていたんだと思う。
マイキーが東卍(トーマン)の懐かしいメンバーと会えば、自分の「黒い衝動」が出てきて、みんなを殺してしまうことを。
大好きな東卍(トーマン)のメンバーを守るために、あえてタイムカプセル開封の場を欠席したのだろう。
本当は一番みんなに会いたかったに違いないのに。
みんなの幸せを願っているがゆえに、マイキー自身は辛い選択をしているのだ。
タケミチあてのビデオレターの意図は?
マイキーはタケミチのことを「タケミっちはオレのヒーローだ」と言っていた。きっとマイキーは大好きだった兄である佐野真一郎とタケミチが似ていることもあり、信頼を寄せていたのだ。
信頼を寄せているタケミチは、マイキーが不幸であることを知ったら、きっとマイキーを救うためにタイムリープをすることを予測していた。
タケミチにもう危険な目に遭ってほしくないと考えているマイキーはビデオレターという手段を用いて、タケミチに警告をした。
12年後のマイキー自身がどのように「黒い衝動」によって変化しているか予測がつかないため、危険な自分には近づかないで欲しいと訴えた。
でも、ほんの一部にはマイキー自身が本当は辛いから救って欲しいという気持ちもあったのではないかと思える。
ビデオレターでマイキーは、「約束してくれ。12年後のオレには絶対に近づくな。」と言っている。
そのあとに、「幸せになれ、タケミっち」ととびっきりの笑顔で微笑んでいた。
(マイキーがとびっきりの笑顔で微笑むってことは、ビデオレターを撮影している時点がむちゃくちゃマイキーにとって辛い時期だったということが伺える。
「黒い衝動」が湧いてきていて、どうすることもできずにもがき苦しんでいたのではないか。)
もがき苦しんでいる時期だったから、ビデオレターのマイキーの顔はどんよりとしていたし、病んでいる人に見えた。
そんな苦しい時期にタケミチにだけはちゃんと警告をしておかないと、タケミチが12年後の未来でマイキーに会いに来ることが予測できたのだろう。
注意喚起をしておく必要があったから、苦しいさなかではあるがビデオレターを撮影して、タイムカプセルの中のタケミチの手紙のところに置いておいたのだろう。
未来でタケミチがマイキーに会いに来たら、マイキーはタケミチを殺してしまうことが予測できたのだろう。
そう、自分の「黒い衝動」が出てきてしまい、ひどいことを起こすことがわかっているマイキー。
マイキー自身が「黒い衝動」を制御できないことがわかっているこそ、自分には絶対に近づくなとタケミチに警告をしたのだ。
マイキーはタケミチのことが大好きだから。
でも、タケミチはマイキーが「辛いときほどマイキーは笑う」ということに気付いてしまった。
だから、12年後のマイキーに会わないように警告され、約束だと言われていたにも関わらず、タケミチはマイキーを探した。
以前、梵天のたまり場になっていたもう営業されていないボウリング場でタケミチはマイキーに会うことができたが、そこでマイキーに撃たれてしまった。
マイキーは、「会いたくなかった。こうするしかなくなるから」と言った。
マイキーはタケミチに銃を放ったのだ。
撃たれたタケミチは血を流し、倒れてしまった。
みんなを守るためには会ってはいけないというルールが存在した?
梵天のルールは、裏切り者はスクラップ(死体)にするという約束事がある。それはメンバーでも同じだとココ(九井一)が言っていた。
マイキーもタケミチに会って、銃でタケミチを撃ち抜いた。
昔の顔なじみも、マイキーに出会ってしまうと殺されてしまう。
これは梵天のルールなのか、マイキー自身の「黒い衝動」がそうさせるのかはわからない。
ただ、東卍(トーマン)のみんなとヒナを守るためには、守る人とマイキーは会ってはいけないというルールが存在しているように感じた。
梵天の首領となっているマイキーは、梵天以外のメンバーと出会ったら(顔を見たら)殺してしまうというようなルールがあるのではないだろうか。
もしくは、梵天以外の人と出会ったら、マイキーの「黒い衝動」が動き出してしまい、殺害が実行されてしまうとか。
結局、マイキーは東卍(トーマン)のみんなとヒナを守ってくれた。
だから、みんなが幸せな生活を送っている現代になっている。
マイキーは12年前の約束をちゃんと守ってくれていたのだ。
みんなを幸せにするために約束を守ってくれたマイキーだけが闇落ちしている現代なのは、マイキーが可哀想すぎる。
今後の『東京リベンジャーズ』の展開がどのようになっていくのか楽しみだ。
マイキーは飛び降り自殺をしようと、ビルの屋上から飛び降りたけど、途中でタケミチがマイキーの腕を掴んだ。
マイキーの腕を掴んだところで終わっているので、このあとの展開がどうなるのか、次号を待ちたい。
(私の勝手な考察も合っているのかどうか、次号以降で答え合わせもできるはず!?)
銃で撃たれても、タケミチがマイキーを助けたいと思う心が折れないことが素晴らしい。
タケミチはマイキーが約束どおりみんなを守ってくれたことに感謝をしている。
だから、今度はタケミチがマイキーを救う番だと思っているのだ。
まとめ
マイキーは約束を守れたのかについては、ちゃんとマイキーは守ってくれていた。マイキーが12年後の東卍(トーマン)のみんなとヒナを守ってくれたからこそ、現代ではマイキー以外みんなが幸せに暮らしているのだ。
マイキーが闇堕ちしたことの関係性については、マイキーが東卍(トーマン)のみんなやヒナが犯罪などの悪事に巻き込まれないために防ぐ必要があったため、犯罪組織のトップとなって、悪事を一手に引き受ける立場になったのだろう。
また、マイキーはタイムカプセルを開封しようと約束していた東京卍會結成日に来なかった理由は、東卍(トーマン)の懐かしいメンバーと会ったときに、自分の「黒い衝動」が出てきて、みんなを殺してしまうことを避けるためだったのではないか。←私の勝手な考察です
タケミチあてのビデオレターをタイムカプセルに入れておいた理由は、12年後のマイキー自身がどのように「黒い衝動」によって変化しているか予測がつかないため、危険な自分には近づかないで欲しいとタケミチに伝えたかったから。
タケミチはきっとマイキーが闇堕ちをしている現代であることを知ったら、また過去にタイムリープしてヒナを救ったように、マイキーのことも救おうと行動することがマイキーにはわかっていたから。
もし、12年後のマイキーにタケミチが会ったら、マイキーはタケミチを殺してしまうことが予測できたから、ビデオレターで決して自分には近づかないように警告をした。
結局、マイキーはみんなを守ってくれてみんなは幸せな現代になったけど、マイキー自身は辛く苦しい現代を生きている。
マイキーにも幸せな現代になるように、話が展開していくことを望む。
【関連記事】
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~