『東京リベンジャーズ』もうね、むちゃくちゃいいから、本当に読んでみて!って薦めたくなる。
ヤンキーマンガにハマるなんて思ってもみなかった。
それもいい歳のおばちゃんが・・・苦笑
でもね、初版の『東京リベンジャーズ』の表紙は確かにヤンキーマンガ。
それが、表紙を一新されたことによって、ヤンキー色が薄まって、不良なんだけどかっこよくておしゃれな男の子の友情物語みたいになった。
表紙だけでがらりと印象が変わって、売り上げがどんどん伸びていったの。
もちろん、和久井健さんのマンガだから、ストーリーは予測不能で楽しませてくれるからだけどね。
『東京リベンジャーズ』に出てくる男の子は本当にみんなそれぞれのかっこよさを持っている。
そこで、今回は、『東京リベンジャーズ』の壱番隊隊長である場地圭介に焦点をあてて、彼の魅力について解説していきます。
また、場地圭介の名言・名場面についても紹介します。
(毎度のことながら、私の独断と偏見での名場面の紹介となります。)
目次
東京リベンジャーズ・場地圭介の魅力
場地圭介くんは壱番隊隊長です。
そして、東京卍會の設立のメンバーの一人です。
東京卍會を設立した理念も場地くんが考えました。とっても素敵な理念ですよ(後述します)。
そういえば、場地くんとタケミチとの出会いは衝撃的過ぎましたね。
なんせ初顔合わせのときに、突然殴られるんだから。
なんちゅー人やねん!って感じだったでしょうね。
私も『東京リベンジャーズ』を読んでいて、えっ、初対面で顔にパンチくらわすの?
えぇぇぇ!!ってなっちゃいましたからね。
そんな「なんちゅー人や」という感情から、どんどん読み進めていくと、「なんちゅーかっこいい人なんやー」に変わっていきました。
仲間想いの頼れる存在の場地圭介
東京卍會壱番隊隊長の場地圭介。場地くんは東京卍會の創立メンバーの一人というか、創立者なんです。
東京卍會ってマイキーが設立したって思っていたんだけど、実は場地くんが設立してる。
マイキーが総長をやっているから、てっきり総長であるマイキーが設立者だと思い込んでいた。
実は、一虎は黒龍(ブラックドラゴン)と同じ中学に通っていて、いつもちょっかいを出されていたの。
そんな状況を知っていた場地くんが、一虎くんのことを想って、東京卍會を設立した。
そのときに、東京卍會の理念を、
「一人一人がみんなの為に命を張れる」
そんなチームにしたいと言って立ち上げたのが場地くんなんです。
仲間のために、チームを作ることができる場地くんってすごくあたたかい人間で、人のことを人一倍思いやれる人なんだなと感心しました。
母親想いの優しい場地くん
場地くんって中学生なんだけど、留年しているんです!
それに、超真面目な生徒。
笑っちゃうでしょ。
ガリベン風な場地くん。
『東京リベンジャーズ』の表紙でかっこいい場地圭介を見ていたから、
えっ?これ、本当に場地くんなの?
ってなっちゃいました。
ガリベン風になっている理由を聞くと、やっぱり場地くんって人のことをすごく思いやれる人なんだなっていうのがわかりますよ。
なぜ、ガリベン風で一生懸命机に向かって勉強しているのか。
理由は、母親を悲しませたくないから。もう泣かせたくないんですね。
きっと何かの理由で留年してしまった。
その時、母親を悲しませた。
だから、もう留年はできないから、という決意で勉強することに向きあっている。
こんな母親思いの場地くん、とっても素敵です。
オラオラ~って言ってる方の場地くんの方がかっこいいんだけど、こうやって相手を悲しませないようにするために行動できる場地くんもかっこいいです。
見た目のダサさは置いといて・・・
先のことを読んで行動できる場地くん
場地くんは、とあることがあってから一虎の良き理解者として、また一虎を守るためにいつもそばにいました。そんな一虎が東京卍會を離れ、芭流覇羅(バルハラ)に行ってしまった。
また、場地くんもマイキーにとって稀咲の存在を危ぶんでいた。
ある時、稀咲とマイキーが二人で話していることを偶然聞いてしまった場地。
稀咲が、マイキーに「自首したパーちんを金を使って出所させることができる」と持ち掛けていた。
パーちんを出所させる代わりに、自分を東卍の参番隊長として任命することを交換条件にしていた。
そんなやりとりを立ち聞きした場地くんは、芭流覇羅と繋がっている稀咲のことを調べるために、自ら東卍を辞めて、芭流覇羅に入ることを決心する。
場地くんは壱番隊長だったが、芭流覇羅に入隊するためには「踏み絵」と呼ばれる儀式をおこなわねばならなかった。
踏み絵は、東卍から芭流覇羅に所属替えをするのであれば、それなりの覚悟があることを示すためのもの。
芭流覇羅の半間は、場地の一番の腹心である東卍壱番隊副隊長の千冬を殴らせていた。これで芭流覇羅への忠誠心を試していたんですよね。
本当にぼこぼこに殴っていたので、芭流覇羅のメンバーから「今まで腹心としていた仲間をよくあれだけ殴れるよな。恐ろしい」との声が出ていた。
場地くんは副隊長の千冬を思いきり殴っていた。
それは、どうしても芭流覇羅に入隊して稀咲のことを調べたいため。
場地くんは稀咲が敵か味方か見極めるために、たった一人で自ら芭流覇羅のメンバーとなっていったんです。
そして、もう一つ、一虎を芭流覇羅から救い出したいという思いも持っていたため。
結局、場地くんは稀咲が敵であることを確信します。
でも、東卍と芭流覇羅が抗争を起こしてしまい、その抗争で場地くんは一虎にナイフで刺されて殺されかけます。
ただ、場地くんは自分が一虎がナイフで刺したことで死んでしまっては、マイキーが一虎を殴りかかって殺してしまうことを予測していました。
だから、場地くんは一虎に向かって、
「オレは死なねーよ
こんな傷じゃあオレは死なねー!!!
気にすんなよ一虎」
って言ったんですよね。 まわりのみんなに聞こえるように。
そして、もう自分は死んでしまうという時に、自分で自分の腹部にナイフを刺した。
なぜ、このような自分の腹部にナイフを刺すという行為に至ったのか。
それは、次のようなことが起こると予測して、それを回避したかったから。
一虎が場地くんを刺殺したことを知ったマイキーは、場地くんに殴りかかるでしょう。
マイキーは過去に兄である佐野真一郎を一虎に殺されていました。
そのことが原因で一虎は創設メンバーだったのにも関わらず、外されてしまいました。
また、幼馴染で大好きな場地くんを刺殺した一虎のことはマイキーは絶対に許すことができず、マイキーが爆発してしまう(一虎を殴り続け、きっと殺してしまうだろう)ことも場地自身は予測していたのでしょう。
だから、場地くんを刺した一虎に被害が及ばないようにするため、一虎を守るために、場地くんが一虎のせいで死ぬのではなく、場地自身が自分で死んだことにする方が良いと判断したのです。
自分の命を懸けてでも一虎を守ろうとした場地くん、すごすぎます。
一虎をかばう行為、男前すぎますよ。
自分の命を張って、仲間を守ったんですよ。
東京卍會を設立したときに場地くんが言っていた「一人一人がみんなの為に命を張れる」という理念を自らが行為として示してくれたんです。
もうこのシーン、何度読んでもボロボロ涙がこぼれてきてしまいます。
感動的なシーンです。
『東京リベンジャーズ』を読んでいて泣けるシーンのベスト5に入る場面です。
場地圭介の名言・名場面で一番好きなシーン
一番好きなシーンは、
ペヤング半分こ な?
引用東京卍リベンジャーズ場地圭介のセリフより
場地くんは副隊長の千冬を本当に信頼していました。
千冬が場地くんの「踏み絵」にされても、その翌日にタケミチに「場地さんってカッケーだろ」って言われていた。
あれだけ信頼している人からボコボコに殴られていたのに、こんな言葉を言える千冬。
よっぽど場地くんのことを尊敬し、信頼しているってことですよね。
場地くんが東卍を辞めて、芭流覇羅に入隊しようとしている行為自体がどのような考えでやっているのかをちゃんと知っていたから。
場地くんから目的を言われていなくても、場地くんがやろうとしていることはずっとそばについていた千冬はよくわかっていたのでしょう。
場地くんの考えていることは千冬は理解している。
だからこそ、芭流覇羅での「踏み絵」の暴行も、これから場地くんがやろうとしていることを理解しているからこそ、殴られ続けた。
こんな普通じゃない関係性も、場地くんと千冬の関係性はすごく太い信頼関係が築かれていて、二人は言葉に出さずとも考えていることが阿吽の呼吸でわかりあえているということ。
そんなことが
ペヤング半分こ、な
っていう言葉に詰まっている。
そんな思いがいっぱいいっぱい詰まっているこの言葉
「ペヤング半分こ、な」
で表れているように感じるので、このシーンが大好きなんです。
悲しいシーンではあるけれども、すごく印象に残るシーンなのです。
まとめ
『東京リベンジャーズ』の場地圭介の魅力は、・仲間想いの頼れる存在の場地圭介
東京卍會の理念を、「一人一人がみんなの為に命を張れる」そんなチームにしたいと言って立ち上げたのが場地くん。
仲間のために、チームを作ることができる場地くんってすごくあたたかい人間で、人のことを人一倍思いやれる人なんだなと感心した。
・母親想いの優しい人である場地圭介
ガリベン風で一生懸命机に向かって勉強している理由は、留年したことで母親を悲しまてしまったから。
だから、もう母親を悲しませないためにも留年しないで済むようにしたいから。
母親思いの場地くん、とっても素敵です。
・先のことを読んで行動できる場地圭介
場地くんは自分が一虎がナイフで刺したことで死んでしまっては、マイキーが一虎を殴りかかって殺してしまうことを予測していました。
だから、もう自分は死んでしまうということを最後は、自分で自分の腹部にナイフを刺した。
場地を刺した一虎に被害が及ばないようにするため、一虎を守るために、場地くんが一虎のせいで死ぬのではなく、場地自身が自分で死んだことにする方が良いと判断したのです。
もうこんな判断ができる場地くん、すごすぎるし、男前すぎますよ。
場地くんも東卍で好きな登場人物のベスト5に入ります!
※記事中のイラストは、『東京卍リベンジャーズ』様よりお借りしました。
場地くんがいかに仲間想いのいいやつなのかをもっと詳しく知りたくなりますよね。
場地くんの仲間同士の関係性を大事にするために自分の犠牲にしてまで仲間を守ろうとする姿勢に感動しますよ!
場地くんがあまりにかっこよすぎた。
何度も繰り返し読み直したいと思いました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~