『彼女、お借りします』って読みだしたら、なかなか面白くてついつい読み進めてしまいますね。
私は今頃「かのかり」にハマりつつある。
久しぶりにきゅんきゅんする漫画に出合えた。
特に、「レンタル彼女」(れんかの)では、桜沢墨ちゃんがかわいい!
墨ちゃんのことをどんどん応援したくなってしまう。
そこで、今回は、『彼女、お借りします』の桜沢墨はコミュ障だけどかわいいことについて解説していきますね。
また、墨ちゃんはレンタル彼女の練習台である和也のおかげで人見知りを克服できるのかについても説明していきます。
目次
彼女お借りします・桜沢墨(すみ)はコミュ障でかわいい!
彼女、お借りします様よりお借りしました。墨ちゃんは人見知りを通り越して、コミュ障さん。
あ、とか、う、とか、口籠ってばっかりの墨ちゃん。
こんなコミュ障の墨ちゃんでレンタル彼女をつとめることができるのか不安になってしまいます。
ジェスチャーで会話をする墨ちゃん
話すのが超絶苦手なので、「そうだよね~」と言う場面なら、顔を縦にうん、うんって頷くような感じで、「コクコク」って振る。「ソレ違うよー」と言う場面では、首を左右に振って、表現する。
言うよりも、ジェスチャーで訴えてくる。
そのジェスチャーも可愛くて、墨ちゃんのことがどんどんかわいいーって思えてくる。
なんにでも挑戦する健気な墨ちゃん
墨ちゃんは自分自身が超絶人見知りであることがわかっていて、その人見知りを治したいと考えている。その人見知りを克服するために、レンタル彼女をやっている。
自分の弱点を克服するために、自分を厳しい環境に置くことができる墨ちゃんって偉い!
スポーツが苦手らしく(きっと運動神経、ほぼない)ボーリングをしてはボールから指が抜けず、放り投げたボールと共に前にこけてしまった。
ゴルフはボールにあたらず、スカっと空振り。
サッカーはボールを蹴るも、蹴ったボールはてん、てん、てんと転がっていくだけで、キックターゲットの的まで届かず・・・
ロデオではぐわんぐわんに揺さぶられて、気を失いそうになっていた。
スポーツ系はほぼ苦手で全然出来ないのに、次々挑戦していく墨ちゃん。
なんか無意識の内に、「墨ちゃん、がんばって!」って応援したくなっちゃう。
その後は、ローラースケートにも挑戦している墨ちゃん。
恐る恐る滑ろうとしている墨ちゃん。
結局、ツルってなってドテンってコケて尻もちをついてしまうんだよね。
でも、こうやって何にでも果敢に挑戦していく墨ちゃん、すごいよね。
チャレンジあるのみ!ってことを教えてくれているよう。
桜沢墨はなぜコミュ障?
レンタル彼女の練習台として墨ちゃんとデートしてほしいと水原千鶴からお願いされた和也。和也は墨ちゃんと会ってすぐくらいに、「墨ちゃんはコミュ障だ!!」って言ってますよね。
和也は会って30秒でコミュ障だとわかって様子。
あ、とか、う、とか口籠ってばっかりの墨ちゃん。
和也が話しかけても、赤面してコクコクとうなづくだけ。
このような状況から、和也は「墨ちゃんはコミュ障だ」と認定したのでしょうね。
原因・理由は過去にある?
墨ちゃんがコミュ障であるという原因や理由って何なのでしょうか?漫画では詳しくは書かれていないので、ここは私の推測に過ぎないですが、墨ちゃんは過去に異性と会話をしていたときに、上手くコミュニケーションを取ることが出来ずに嫌な経験をしていたのではないか。
例えばだけど、墨ちゃんが好きな男子と話そうとしたんだけど、うまく言葉が出ず、あがってしまい、「あ・・・う・・・」ってなってしまった。
その状況を男子は「あがってしまって言葉がでないんだな」と理解せずに、「墨ちゃんって、あとかうしか言えねーんだ、変なやつぅぅぅ」って感じで、軽い調子でいじっちゃんじゃないかな。
(あくまで私の憶測ですよ!)
好きな男子に「変なやつぅぅぅ」っていじられたことがトラウマになって、大学生になってしまった。
上記のような嫌な経験がトラウマとなり、異性と会話することに抵抗を感じてしまい、話せなくなっている。
でも、墨ちゃんは過去は過去とわりきって、今はコミュニケーションがとれない自分をなんとかして変えたいと思っている。
その自分を変えたいという思いがあるから、墨ちゃんはレンタル彼女をしている。
きっと、レンタル彼女をすることによって、墨ちゃんは自分の性分を直したいと思っている(はず!)
そう、墨ちゃんは自分が口下手でコミュニケーションが苦手だとわかっている。
その苦手な部分を直すために、荒療治的に「レンタル彼女」をやることを選んでいる。
自分を変えようと一生懸命な墨ちゃん。
なんか健気だよね。
和也は墨ちゃんのコミュ障克服の救世主?
彼女、お借りします様よりお借りしました。墨ちゃんは和也にレンタル彼女の練習台になってもらっていた。
果たして墨ちゃんは和也で人見知りを克服できるのだろうか?
墨ちゃんは和也がレンタル彼女の練習台として付き合ってくれたときに、和也のことを好きになりかけたから、少しは克服の傾向がでてきたのかもしれない。
和也のことを好きになりかけたエピソードはこれね↓
ボーリング場で和也が飲み物を買いに行っているときに、墨ちゃんがナンパされたの。
ナンパされているところを和也が助けに入ったことで墨ちゃんは和也に惹かれていくんですよね。
笑顔の練習のときは、にこってやっても下手すぎの笑顔しかできなかった墨ちゃんだけど、ナンパで助けてもらった後には、墨ちゃんはニコってむちゃくちゃかわいい笑顔で和也に向かって微笑んだよね。
和也が墨ちゃんに、「君みたいに優しいコがレンカノに向いてないわけがねーよ」って言う。
この言葉が墨ちゃんの胸にズドンって刺さって、レンタル彼女をがんばってやっていくことを墨ちゃんは決心するんだよね。
和也、墨ちゃんのやる気スイッチをちゃんと押してくれたんだね。
和也って、心根の優しい男の子だから、相手のことをちゃんと見ていて、対応してくれるのがいいよね。
墨ちゃんも和也がちゃんと対応してくれていることがわかるから、少しずつ笑顔を見せたり、手をつなぐようにしてみたり、と勇気を出して行動していったのでしょうね。
墨ちゃんは「自分を変えるためにレンタル彼女をする」ことを選択した。
デート中に少しずつだけど、墨ちゃんが勇気を出して、行動を起こしていく姿が素敵だなと思うと同時に、やっぱりむちゃくちゃかわいい!って思いました。
女性から見ても相当かわいい墨ちゃん。
男性から見たらむちゃくちゃかわいい!!んだろうね。(^_-)-☆
和也のおかげで少しだけ墨ちゃんは人見知りを克服できる手がかりをつかめたように感じる。
あー、墨ちゃん、がんばって!
墨ちゃんはコミュ障ではなく口下手なだけ?
和也は墨ちゃんはコミュ障だと思っています。でもね、コミュ障って、「他人と意思疎通をはかることが苦手。他人の気持ちを理解することが苦手。」このような状態を指しますよね。
でもね、墨ちゃんは相手のことをちゃんと理解することができる優しい女の子。
筆談ならぬ、スマホで文字を入力して、墨ちゃんの考えていること、思っていることを伝えることはできている。
ただ単に、話すということが苦手なんですよね。要は、口下手ということ。
だから、墨ちゃんはコミュ障というよりは、口下手さんだということだね。
スマホを用いて文字にすれば、やり取りは成立する墨ちゃん。
異性と面と向かって、会話するということがハードルが高いようで、「あ・・・う・・・」ってなってしまう。
でも、和也に対してだけは、どんどんと会話ができるようになっていく。これってものすごく成長していってるってことだよね。
それは、墨ちゃんが好きな男性である和也だからかもしれませんね。(^_-)-☆
そういえば・・・墨ちゃん、和也におもてなしをするためにイルカショーの会場で、「好き」って和也に言いましたもんね。
ただ、和也には墨ちゃんがなんて言ったのか聞き取れなかったようで、「なんて言ったの?」って聞き返していました。
自分の気持を素直に口に出来た墨ちゃん、本当に成長していってますよね。
なんか墨ちゃんの成長が嬉しくなる私がいます。
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まとめ
『彼女、お借りします』の桜沢墨(すみ)はコミュ障(極度の人見知りさん)だけどかわいい!・言いたいことが言葉として発することができず、ジェスチャーで会話をする墨ちゃんがかわいい!
・なんにでも挑戦する健気な女の子である墨ちゃんがかわいい!
コミュ障の原因・理由や人見知り克服する?については、
・和也のおかげで少しだけ墨ちゃんは人見知りを克服できる手がかりをつかめたようになっている。
・墨ちゃん自身が、「自分を変えるためにレンタル彼女をする」ことを選択している点が偉い。
・一気に人見知りは克服できないが、ぼちぼちペースであれば、墨ちゃんはがんばりやさんで、苦手なことに対しても行動を起こせる女の子なので、徐々に克服できていくはずだ。
・墨ちゃんは相手のことをちゃんと理解することができる優しい女の子だから、墨ちゃんはコミュ障というよりは、口下手さんだということ。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~