エヴァンゲリオンの碇ゲンドウ(いかりげんどう)について、どのような印象をお持ちですか?
碇ゲンドウって強面だし、冷酷非情な人柄ですよね。
できれば近づきたくないタイプの男性です。
でも、そんな冷酷非情な碇ゲンドウですが、使途との戦いでは、迅速かつ的確に判断を下すことができるとても優秀な存在です。
冷酷非情だけど、NERV総司令官としては超優秀な碇ゲンドウがかっこいいという意見も見受けられました。
今回は、超優秀な碇ゲンドウに焦点をあてて、彼の名言や名台詞について解説していきますね。
そして、その名言を言ったときの名シーンについても紹介していきます。
目次
エヴァンゲリオン・碇ゲンドウの名言・名台詞について
碇ゲンドウの名言はいくつかあります。
・「人は思い出を忘れる事で生きていける。だが、決して忘れてはならない事もある」
・「所詮、人間の敵は人間だよ」
・「人は一人で生きていけない。だから、お互いに補完し合わねばならない。そうしなければ生きていけないからだ」
・「人と人が理解し合うことは決してできぬ 人とはそういう悲しい生き物だ」
今回は、いくつもある名言の中で、これが一番碇ゲンドウの人となりを表しているなと思ったものを深堀りして解説していきます。
碇ゲンドウの性格は?
「自分の願望は、あらゆる犠牲を払い自分の力で実現させるものだ。他人から与えらるものではない。」
碇ゲンドウの台詞より
これは、碇ゲンドウらしい名言ですよね。
この碇ゲンドウのセリフを聞いたと金に、「碇ゲンドウは冷酷非情な人」なんだなと感じました。
そして、まさに碇ゲンドウの非情さを物語るような名言だな、と私は受け取りました。
碇ゲンドウは他を犠牲にすることをためらえわない
碇ゲンドウは、自分の目的のためならば、あらゆるものを犠牲にすることをためらわない。碇ゲンドウは、ネルフの総司令官を務めています。任務遂行のため、人類補完計画に力を注いでいるのかと思いきや、碇ゲンドウ自身の私的なのぞみを叶えるためにがんばっている。
実は、愛妻の妻である碇ユイを復活させるために、人類補完計画を利用していたのです。
碇ゲンドウの非情さ
碇ゲンドウは、ネルフの総司令官という仕事としての立場を利用して、私的なことの目的のために行動しています。私的なことの目的は唯一つ。最愛の妻、碇ユイを復活させること。
仕事と私的なことの区別がつかなくなってしまう点はかなり人間として欠陥がありますよね。
自分の願望を叶えるためには、息子である碇シンジに対して冷たくて、結局、幼い息子を捨てて仕事に没頭するようになってしまうんですよね。
自分の子どもですよ。碇ユイとの間に授かった我が子であるシンジ。
そんな最愛の妻との間に授かったシンジを捨ててしまうんですよ。
そんなことありえないでしょ!って声を大にして言いたい。
それに、碇ゲンドウはネルフの本部では使徒を倒すという目的のためなら、仲間を犠牲にしても仕方ないという思考回路の持ち主です。
えぇ・・・仲間をも見捨ててしまえるほど冷酷な人なんですね。
このようなことからも碇ゲンドウの非情さがよくわかりますよね。
名言シーン・名台詞からシンジ嫌いなのかもについて解説
NERV総司令官碇ゲンドウが、「自分の願望は自分の力で実現させるものだ」と言ったシーンは、新劇場版エヴァンゲリオン・破で、碇シンジに向けて言った場面です。
この場面での台詞から、シンジのことが嫌いなのではないかと感じました。あんな言い方ってね。
では、場面シーンについて、丁寧に解説しますね。
碇ゲンドウが、アスカがテストパイロットとして搭乗していた3号機を、シンジが搭乗している状態で初号機の操縦権を奪って破壊させたことに、シンジが激怒するシーンがあります。
そのシーンでは、シンジが「初号機を使って、ネルフ本部を破壊するぞ」と父親である碇ゲンドウを脅すんです。
まぁ、脅すと言っても駄々をこねるという感じですがね。
駄々をこねて文句を言っているシンジに対して、碇ゲンドウはちらっと見ることもせずに、次のように冷たく言い放ちます。
「LCL圧縮濃度を限界にしろ」
「子供の駄々に付き合っている暇はない」
これってかなり冷たいですよね。塩対応。
自分と血がつながっている子どもに対して、こんなにも冷たく言い放つことができる碇ゲンドウってものすごく冷徹な人ですよね。
なんかすごく冷徹な感じが伝わってきて、悲しい気持ちになってしまったので、むちゃくちゃ印象に残っています。
私はこんな親父は嫌だな。いらない。
結局、このやり取りがきっかけとなって、シンジはネルフを去ることになったんです。
その去り際に、碇ゲンドウがシンジに対して言ったセリフなのです。
これが名言だとか、名台詞だとか言われているものです。
たしかに名言だとは思いますが、あんなに冷淡に言い放つのは、ちょっと・・・
個人的に違和感覚えてしまいました。
もっと柔らかく伝えることはできなかったんだろうか。
例えば、「自分で欲しいものは、いろいろな犠牲があるかもしれないが、必要とあれば犠牲を払ってでも手に入れなさい。他人から何かを与えてもらおうとするのはダメだぞ」というように言うとか。
碇ゲンドウの性格からして、こんな柔らかな言い回しはできっこないよね。
碇ゲンドウがシンジに対して本当に冷たいよね。よっぽど嫌っているよね。
まあ、親子と言えども、仲の良い親子ばかりじゃなくて、むちゃくちゃ仲の悪いというか険悪の親子もいるから一概には言えないなけどね。
でも、やっぱりなんだかな・・・って思っちゃいます。
まとめ
碇ゲンドウには名言がいくつもある。今回はそんな名言の中から、「自分の願望は、あらゆる犠牲を払い自分の力で実現させるものだ。他人から与えらるものではない。」に注目して解説をおこなった。
この名言は、
・碇ゲンドウは、自分の目的のためならば、あらゆるものを犠牲にすることをためらわない姿が反映されている。
・碇ゲンドウ自身の私的な望み「愛妻の妻である碇ユイを復活させる」ことを実現するために、人類補完計画を利用していた。
・碇ゲンドウは自分の私的な望みを実現させるためには、最愛の妻との間に授かったシンジをも捨ててしまった。これが犠牲に当たるのだろう。
なんか名言ではあると思うが、あんなに冷淡に言い放つのは、悲しくなる。
親子なんだから、もっと柔らかな言い回しで伝えられたらもっとよかったのに。
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~