『ブルーピリオド』に登場する不良たちって、それぞれ個性派ですよね。
個性派なんだけど、ちゃんと互いのことを認めている。
だから、不良仲間同士はとっても仲良し。互いのことを思いあっているのが伝わってくる。
八虎が何も打ち込めるものがなかったのに、美術に関心を持ち始めたときには「打ち込めるものができてよかった」と喜んでいたもんね。
そんな仲良しの不良仲間の中で、オールをすると、いつも純田は自分の限界突破をしてしまい、必ず吐いてしまう。
オロロロロ・・・ってなっている純田を、不良仲間の歌島、恋ちゃん、八虎が介抱し、ちゃんと自宅まで送り届けるというね。
面倒見の良い仲間だよね。
（ねぇ、純田って本当はお酒弱いのかも・・・？ 弱いけど飲むのが好き？どーなんでしょ。）
今回は、そんなお酒を飲むと自分の限界を突破して必ず吐いてしまう純田にスポットをあてて、彼の名言について解説していきます。
目次
ブルーピリオド・純田（すみだ）の名言！
🎨キャスト情報解禁②🎨
— 『ブルーピリオド』公式 🎨 10月よりTVアニメ放送開始 (@blueperiod_PR) August 6, 2021
キャラクタービジュアル＆キャスト情報❗
純田：#福西勝也
恋ケ窪：#神尾晋一郎
歌島：#橘龍丸
キャストコメント、公式HPで公開中❗https://t.co/rTbM9j4Suc#ブルーピリオド pic.twitter.com/d5lPBU0yRH
左の男子学生が純田。ちょっと小太りさん（ディスってません）で、強面な男の子（恋ちゃんほどではない）。
純田はちょっと仏頂面した感じだけど、ちゃんと仲間のことは気遣いができる子なんだよ。
そんな気遣いのできる純田の名言はこちら
・「よかったじゃねえか」
・「うちは人情派だしなー」
・「なんでお前らのほうが気が早いんだよ」
では、これらの名言がどのような場面、シーンで言われているのかを丁寧にみていきましょう。
名場面・名シーン考察と進路先の豆腐店について
4/14だった…純田くんおめでと🎂 pic.twitter.com/N2VXrHdvKP
— 山口つばさ (@28_3) April 16, 2020
このイラストだと、純田ってかわいいよね。彼女は、こんなかわいい純田だから好きになったのかしら？
不良4人組が階段で昼食を食べつつ、進路について話していた。
純田は就職することが決まっている。
そう、自分の家は豆腐店を営んでいるので、純田は豆腐店を継ぐことにしている。
純田の弟は大学への進学を目指している。
弟の大学進学と、純田自身の家業を継ぐことはすでに親御さんとは話し済み。しっかりしているね純田。
純田が親が経営している豆腐店を引き継いで、「純田豆腐店」で働くことに対して、歌島が「昔気質（むかしきしつ）」と言っていたら、そばにいた八虎に「昔堅気（むかしかたぎ）な」と訂正されていた。
こんなほんわかした空気感、いいよね～。
では、そんな超ふわっとした考えで行動のできる歌島の名場面、名シーンを解説していきますね。
よかったじゃねえか
世界史の授業中に、シャーペンの芯がなくなったので、後ろの席の八虎に「わりシャー芯恵んでくんない」と振り向いた歌島。八虎は社会の授業中に、席から見える授業風景をスケッチしていた。
とっさにぱすんっとノートを閉じる八虎。歌島にスケッチしていることがバレてないかちょっとドキドキしている八虎。
「適当に抜いて」と言いつつ、シャーペンの芯のケースを手渡す八虎。
お昼に、不良たちが食事をとっている。
その時に不良仲間たちが八虎のことで会話をしている。
歌島「やっぱ褒められたのが相当ヤバかったんかなー」
褒められたのは、選択美術の時間に描いた「青い絵」
純田「へー、八虎が絵をね」
歌島「しかも世界史の時間よ。八虎、点数厳しめの授業は超真面目に受けんのに」
恋ちゃん「選択美術んとき涙目なってたしマジで相当だったんだろ」
純田「よかったじゃねえか。あいつ無趣味っつーか、打ちこめるもんなさそうだったし」
歌島「それなーあんな勉強できんのにさ。達観してるし」
ブルーピリオドの歌島、純田、恋ちゃんのセリフより
こうやって、仲間のことを気にかけているのがとってもいいなと思えた。
うちは人情派だしなー
矢口八虎は純田相手に純田豆腐店で面接をしていた。なぜ、八虎が純田相手に面接をしているのかというと、「八虎は浪人生になること確定」で面接を受けていた。
（私、てっきり面接試験の練習をしているものだと思っていたら、本当の面接だったのね。）
でも、藝大の合格発表は明後日なんだけど、倍率だけみたら落ちる確率の方が高いから、今からバイト先さがそーと思って、ということで真面目に面接をしていた。
（八虎は見た目と違って、本当に真面目なんだね～。）
純田「あなたが入社したらうちの店にどのような利益をもたらしますか？」
八虎「そうですね。まずは純田豆腐店の強みを活かし、大豆にプライオリティーを置き、最終的にはグローバルな展開も視野に豆腐ブームを・・・」
ブルーピリオドの純田と八虎のセリフより
この面接シーンで、歌島と恋ちゃんが来て、うあはははと笑われてしまう。
ジュースとコーヒーを買ってきた恋ちゃんたち。
八虎は、「純田どう？」と聞くと、純田は「うーん、不採用だな。うちは人情派だしなー」とのこと。
八虎は「バイト意外と決まんねーな、浪人生は金がかかるのに・・・」とぼやいていた。
（八虎、藝大の合格発表を見てから動いてもいいんじゃない？八虎は効率重視だから、先手先手で動いてしまうのかもしれないね。）
なんでお前らのほうが気が早いんだよ
高校時代の不良仲間である4人で年越しで集まって飲んでいた。（年越しパーティーを友達と集まってやるのって楽しいよね。）
純田が「クリスマスはどうやって過ごした？」と聞いてきた。
八虎「課題」←藝大の作品課題
恋ちゃん「課題」←パティシエ専門学校の課題
歌島 彼女！・・・が欲しいって言いながらバイト←カフェ店員としてバイトをしている
ブルーピリオドの純田、八虎、恋ちゃん、歌島のセリフより
純田に彼女がいるのは、ちょっと意外だったけど、純田の人物像が少しずつわかってくると、相手のことを親身に考えてあげられる性格なので、彼女がいてもおかしくないなと思うようになった。
八虎の場合は、見た目チャラチャラだけど愛想もいいのでモテるような気もする。でも、八虎自身が藝大の作品課題でいっぱいいっぱいだもんね。
恋ちゃんの場合は、見た目がやっぱり「ゴゴゴゴ」って感じで怖さ満載。
でも、恋ちゃんのことをよく知るといい男なんだけどね。
ただ、恋ちゃんは「まあ、彼女は欲しくて作るんじゃなくて、良かった人が彼女になるんだから焦ってもなあ
」という考え。
そうだよ、たしかにそう。この人、良い！って思った人と付き合うわけだもんね。恋ちゃん、わかってるー。
この恋ちゃんの発言、素敵すぎる！八虎、歌島も恋ちゃんの発言を聞いて、かっこいい！ってなってたもんね。
恋ちゃんもパティシエ専門学校の課題に追われているので、今は彼女うんぬんじゃない。
歌島の場合は、見た目はおしゃれな男子なので、彼女がいてもおかしくないって思う。
歌島は黙ってたら結構イケメンでしょ。
彼女できそーなもんなんだけど、しゃべるとアカンタイプなんだよね。しゃべりでそんしてるよ、歌島。
話し方、学ぼうか。
純田だけ彼女がいる！
どうやら、純田は彼女の高崎さんと結婚するらしい。
ただ、結婚については、純田の父親がちょっと社会経験してからでも遅くねえだろと言っている。
だから純田と高崎さんが結婚するのはもうちょい先のようです。
結婚はもうちょい先だけど、楽しいこと大好きな歌島が次のようなことを言ってきた。
「純田が結婚式するなら、恋ちゃんがケーキ作るからさ。そんで、ウェルカムボードは八虎が描くでしょ」
歌島の発言を聞いた恋ちゃんと八虎は披露宴のことをイメージし、互いにじぃーーんと思いがこみ上げてきて涙ぐんでいた。
恋ちゃん「結婚しても飲んでくれよ」
八虎「子供できたらクレヨン贈るわ」
純田「なんでお前らのほうが気が早いんだよ」
歌島「でね～～俺が司会やる！あっフラッシュモブとかやろうぜ！」
ブルーピリオドの恋ちゃん、八虎、純田、歌島の政府より
本当に、純田より恋ちゃんと八虎、気が早すぎるよー。笑える。
それに、歌島がまたまた「空気読まない」発言（披露宴でフラッシュモブとかやろうぜ！って）を言った瞬間に、除夜の鐘がなったのがウケた。
あけましておめでとうございまーす！と新年の挨拶をしあっていた。
歌島の提案「フラッシュモブやろうぜ」発言は却下！って感じみたい。
あー、この4人、本当にいい仲間ですね。
純田が「純田豆腐店」の面接を八虎におこなっているシーンは『ブルーピリオド』6巻に掲載されています。
まとめ
ブルーピリオド・純田の名言は、・「よかったじゃねえか」
・「うちは人情派だしなー」
・「なんでお前らのほうが気が早いんだよ」
名場面・名シーンの考察と進路先については、前述したとおりです。
純田の名言の中で、私が一番感動したのはこの名言を言うシーンです。
「よかったじゃねえか」
仲間の中で、何も打ち込めるものを持っていない八虎。
頭は賢いし、人付き合いもそつなくこなしているのに、趣味というか好きなものがこれといってない八虎。
純田はサッカー観戦がむちゃくちゃ好き。
こうやって好きなものがある純田は、何も打ち込めるものをもっていない八虎のことを多少なりとも心配していたんだろうな。
だから、八虎が絵を描くことに興味を持っていることを知って、嬉しくもあり安心したのだろう。
そんなセリフが「よかったじゃねえか」
こうやってみてみると、純田って相手のことをよく観察していて気遣っていることがよくわかるよね。さりげない気遣いができる純田、素敵です。(^_-)-☆
『ブルーピリオド』って、美術に関する物語だけではなくて、人間関係において大事なことを登場人物が示してくれます。人間関係で悩んでいるのならヒンになるようなことも書かれていますよ。全巻セットで購入してよかった！と思えるマンガです。読みだしたらあなたもハマりますよ(^_-)-☆
ひきこまれます。オススメのマンガです。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~
