殺し愛ソンリャンハは死亡で死体は本人?本名と過去についても解説

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殺し愛』では、ソンリャンハの死体が発見されるというショッキングな出来事が起こります。

えっ?

リャンハ、あの時撃たれたけど、死んでしまったの・・・?

むっちゃどうなるか、気になる!

話の展開についていけず(ストーリー展開早すぎて気持ちがついていかず)、どうなってしまうのだろうという興味を惹かれつつ、マンガを読みすすめていきました。

そこで、今回は、ソンリャンハが死亡したのかどうかについて解説していきます。

また、ソンリャンハの本名と過去についても説明していきますね。

殺し愛ソンリャンハは死亡で死体は本人?

殺し愛』では、ソンリャンハの死体が発見されます。

顔は潰されているので、顔面で当人かどうかを確認することは大変難しい状態。

シャトーは見つかった死体がソンリャンハであるはずがないと言い切ります

そして、見つかった死体がソンリャンハ本人なのかどうかを確認しに行くのです。

シャトーが見つかった死体がソンリャンハではないという根拠

シャトーとニッカとの会話で、シャトーは「断言します。見つかった死体はあの人ではない」と言い切る

ニッカはシャトーに言い切る根拠を聞きます。

すると、シャトーは、「あの人が猫だからです」と答える。

(どういうこと?ってなりますよね。私もニッカのように「???」ってなりましたから。)
シャトーが死体はソンリャンハではないと言い切る根拠
・気まぐれで神経質
・自己中心的で神出鬼没
・自分が弱っている時には身を潜めてやり過ごそうとする
・「猫は死に目を人に見せない」という。
ソンリャンハがそんな無様な姿を晒すはずはないから。
上記のような根拠を述べたシャトーに対して、ニッカは「どーせなら自分の眼で確かめてみたくねぇか」と言って、一緒に死体を見に行くことにしたのだ。

ソンリャンハの死体は本人だったのか?

シャトーとニッカがソンリャンハの死体を保管している場所に向かう

向かった先は遺体を引き取ったA・A会(エイミス・アンダーソンかい)。

見張りは素人で手薄だったため、軽々とソンリャンハの死体を確認することができた。

結局、ソンリャンハの死体は別人であることが判明した。
死体がソンリャンハではない根拠
・人相はソンリャンハに似ているが、顔が相当潰されており、判断不能。
・左肩から背にかけての銃槍がないこと。
・左腹部の裂傷がないこと。
・ソンリャンハ本人であるなら、銃槍や裂傷があるはずなのに、それらの傷が死体にはなかった。
結局、ソンリャンハの死体と呼ばれ、A・A会の物流倉庫に保管されていた遺体は、ソンリャンハ本人ではないことがわかったのだった。

ソンリャンハはどこにいる?

ソンリャンハの死体をでっちあげた組織は、なぜこのようなことをしたのだろうか?

ソンリャンハが身を隠していてもすぐにバレてしまい、襲撃される

宿を転々と変えざるを得なくなるリャンハ。

馴染みのチャイナタウンのルーシーの中華料理店でいつもの部屋を借りる。

しかし、この中華料理店に潜伏していることがバレてしまい、結局、リャンハはジンテイに銃弾を浴び、倒れてしまう

実はソンリャンハ自身を拘束し、捕えたいと思っていた人物がいたのだ。

ソンリャンハを捕えたい人物は、イーサン・黄・Jr.(ホワン・ジュニア)。

能面みたいな顔で、目の奥は笑っていない薄気味悪いおっさん。

イーサン・黄・Jr.は三檮会(さんとうかい)を一代で築いた傑物であるイーサン・黄の息子。

ソンリャンハはウォン・黄・Jr.の手下たちに捕らえられ、監禁されていた

手には手錠をかけられ、片足は鎖でつながれていて、見張りの男性に暴行を受けていた。

ソンリャンハの本名と過去について解説

ソンリャンハは彼の本名ではない

実は、ソンリャンハは別の男性の名前。

子ども時代に本物のソンリャンハに、偽のソンリャンハが助けられたという経緯がある。

助けられたことでしばらくの間、本物のソンリャンハの下宿先のアパートで暮らしていたことがある。

ソンリャンハの本名は?

本物のソンリャンハに助けられた偽物ソンリャンハ。

(ちょっとここから、本物、偽物と表示するのでややこしくなる。)

偽物リャンハを電車に乗せて見送ろうとしているときに、ドニーから道案内をするように頼まれていたリスト・ノーブルから電話がかかってきた。

本物のリャンハは電話に出るが、リスト・ノーブルからの電話の内容は「頼む、はやく見つけてやってくれ。あの子を」ということだった。

リスト・ノーブルは何者かに狙われていて、殺害されてしまった。

本物のリャンハは偽物のリャンハとともに、リスト・ノーブルから頼まれたようにトランクを探しに行くのだった。

駅と港の連絡通路。西出口の奥に古いコインロッカーの壁際の鍵の壊れたロッカーの中にはトランクがあった。

トランクの中にはシャトーが入っていた。

シャトーをバロセラまで送る必要があったため、なぜか偽物のリャンハも一緒に車に乗って目的地まで向かうことになった。

その道中に、自己紹介をする時間があった。

でも、偽物リャンハは自分の名前を名乗ることはしなかった。

実は、偽物リャンハは2カ月ほど前はコジュン、その前はホロ、その前はリヨンと名乗っていた

他にも、リン、オリバー、ユエンと場所を移るとまた別の名を語っていた

固有の名前を持たずに、行く先々で名前を名乗っていたのだった。

よって、偽物リャンハの本名はどれなのかはわからない

ソンリャンハの過去は?

ソンリャンハと名乗って、シャトーのことを気に入っている彼の過去はかなり壮絶です。

「助けてやる」と身なりのいい姿の男に言われ、偽物ソンリャンハがついて行くと、数人のごろつき共に袋叩きにされた。

(幼いころから拷問に近いような扱いを受けていたということですね。可哀想すぎる。)

偽物ソンリャンハは、両腕の関節を外されて目と口を塞がれ、ごろつきたちによって偽物ソンリャンハはコンテナに詰められ、今の街に運ばれてきた

偽物ソンリャンハは「ひどい奴ら」ばかりを見てきたので、本物のソンリャンハのような人間のことを「あんたみたいな人間が不思議にみえる」と言っていた。

(そりゃそうだよね。ごろつき共しか知らなかったら、自分のことを助けて、そしてなおかつ援助もしてくれる人なんて、そんな人が存在すること自体、不思議なことだよね。)

このような劣悪な環境から逃げている最中に、本物のソンリャンハと偶然出会ったのだ。

本物のソンリャンハ自身も苦しい環境で育っているので、ドニーに助けて今の幸せな環境に身をおいている。

だからこそ、過去の自分のように過酷な環境にいる少年を助けるために行動を起こしてくれたのだ。

結局は、本物のリャンハのあとを偽物のリャンハが追いかけてきたことで、本物のリャンハのアパートにかくまうことになったのだけどね。

そして、そのあとに衝撃的な事件が起こり、本物のリャンハは死亡してしまう。

偽物のリャンハは病院のベットで意識を取り戻し、とある警察官から本物のリャンハが亡くなったことを知らされた

そして、その警察官は次のようなことを述べた。

「ソン・リャンハのことは忘れろ。そいつとお前にいつ、どこで何かが起こった事実があったとしてもその一切全てだ。なかったことにしろ。「ソン・リャンハなんてやつは存在しなかった」そういうことにしておけ。それがお前さんの身のためだ」

殺し愛のとある警察官のセリフより

偽物ソンリャンハは、警察官に「ソンリャンハ(本物)は存在しなかった。何もかもなかったことにしろ」と言われたことが相当心にズシーンと響いたのだろう。

その後、入院していた病院を抜け出し、本物のソンリャンハが住んでいた下宿先へ行き、玄関の前に立っていた。

そこで出会った本物のソンリャンハの友達であるエイミーとブルームに名前を聞かれ、偽物ソンリャンハは「リャンハ。ソンリャンハだ」と名乗ったのだった。

エイミーは偽物ソンリャンハに「ふざけんな。なんなんだよ、おまえ!ふざけてんじゃねぇぞ!うそつき!二度とくんな!」と怒られた。

本物のソンリャンハの下宿先をあとにした偽物ソンリャンハは、「何もかもなかったこと」について、そんなの虚しいよな、リャンハを思い出していた

本物のソンリャンハのことを「何もなかったこと」にしたくなくて、偽物ソンリャンハは、自分のことを「ソン・リャンハ」と名乗るようになっていったのだ。

まとめ

『殺し愛』の殺し愛ソンリャンハは死亡で死体は本人?については

シャトーが見つかった死体がソンリャンハではないという根拠がいくつもあった

A・A会に保管されているソンリャンハの死体は、別人であることが判明した

ソンリャンハは生きているが、とある場所で監禁されていたのだった。

ソンリャンハの本名と過去については、

ソンリャンハの本名は、わからない

場所を移るたびに名乗る名前を変えていたから。

ソンリャンハの過去は、拷問に近いような扱いを受けていた

両腕の関節を外して目と口を塞いでから、ごろつきたちが偽物ソンリャンハをコンテナに詰めて、今の街に運ばれてきた。

殺し愛』は本物・偽物を問わず、ソン・リャンハの過去を知れば知るほどに、ソン・リャンハのことが好きになっていきます

本物のソン・リャンハのことをずっと想いつつ、行動を起こしていく偽物のソン・リャンハ。

過去の場面ではうるうるしてしまい、『殺し愛』の魅力にどんどん沼る自分を再認識してしまいました。



【新品】殺し愛 (1-11巻 最新刊) 全巻セットを大人買いして一気に読んでしまった私です!

ハマったら全巻、揃えて欲しくなる私。ちょっと時間を見つけては何度も読み直しています。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~

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