『ブルーピリオド』では八虎と仲良しの不良仲間が登場します。
不良仲間同士はとっても仲良し。互いのことを思いあっているのが伝わってきます。
その不良仲間のムードメーカー的な存在が超ふわっとした性格の歌島。
ただ超ふわっとしているだけかと思えば、そうではなく、ちゃんと仲間の行動を観察できていて、八虎が授業中にスケッチしていたことにも気づいたりしていました。
意外と仲間のことを見ていないようで実はちゃんと見ていることがわかった歌島。
いいタイミングでナイスなサポートをする歌島。なかなか仲間思いのいいヤツ!
今回は、そんなムードメーカー的な超ふわっとした歌島にスポットをあてて、彼の名言について解説していきます。
目次
ブルーピリオド・歌島(かしま)の名言!
🎨キャスト情報解禁②🎨
— 『ブルーピリオド』公式 🎨 10月よりTVアニメ放送開始 (@blueperiod_PR) August 6, 2021
キャラクタービジュアル&キャスト情報❗
純田:#福西勝也
恋ケ窪:#神尾晋一郎
歌島:#橘龍丸
キャストコメント、公式HPで公開中❗https://t.co/rTbM9j4Suc#ブルーピリオド pic.twitter.com/d5lPBU0yRH
右の男子学生が歌島。黒ふちの眼鏡をかけているちょっと細めの男の子。
学ランの下にはキャメルのベストを合わせてるあたり、ちょっとおしゃれにも関心があるおしゃれ男子のような雰囲気もありますね。
雰囲気からはふんわりした印象を受ける歌島。
そんなふんわり雰囲気を持った歌島の名言はこちら
・「バカバカさびしーこと言わないの」
・「なんで後藤と話すとき、んな空気読むの?」
・「それが俺のいいとこだからね」
では、これらの名言がどのような場面、シーンで言われているのかを丁寧にみていきましょう。
名場面・名シーン考察と進路先について
昨日だけど歌島くんおめでと pic.twitter.com/nblS2XBi7F
— 山口つばさ (@28_3) March 29, 2020
歌島はぱっと見、ふんわりした優しい雰囲気を持つ男子に見える。
実際は、超ゆるーい、というか、超ふんわりした男子で、物事を先回りして考えると言うことはしないで、その場をテキトーに肩ひじ張らずに生きている歌島。
高校卒業後の進路についても、最初は大学へ進学することにしていた。
でも、大学受験のための勉強を一生懸命やるのではなく、なんと、一夜づけでの勉強で受験をした。
(えっ?大学受験だよね?と歌島にツッコミを入れたくなるけど、彼は彼なりに自分のペースで生きているから、それもアリなのかな。)
八虎と一緒にセンター試験を受けたんだけど、「終わった・・・」と言って、落ち込んでいた(落ち込んでいるように見えた)。
八虎は筆記試験であるセンター試験が終わって、いよいよ藝大の一次試験のための勉強ができる!と言う感じでイキイキして「終わった!」と言っている。
歌島は、八虎の「終わった」という意味合いとは異なり、試験がほぼほぼ解けずに、「終わった」という意味合いで言っていた。なんせ試験中、寝ちゃったからね。
(対照的すぎる二人、笑える。)
結局、受験で「終わった」歌島は、受験した大学も不合格だった。
不良仲間の八虎、恋ちゃん、純田は歌島が浪人生になると思っていた。
でも、実際は、歌島は浪人生になるのではなく、カフェの店員として働くという道を選んだのだった。
(えっ?大学進学したくて受験したんじゃ・・・と思ってけど、歌島はやっぱりふわっとしていて、大学に落ちたことで、「別に大学いきたくない」ということがわかったらしい。)
こうやって、川の流れのようにその場の状況に応じて、自分の身をしなやかに変化させて、とりあえずこれをやっておこうかとふんわりと考えれる歌島って強いよなー。
では、そんな超ふわっとした考えで行動のできる歌島の名場面、名シーンを解説していきますね。
バカバカさびしーこと言わないの
藝大祭につき合わせた八虎。佐伯先生の「矢口さん、もう藝大には行かれましたか?」という言葉をうけて、藝大に来てみたというわけ。
ひとりで行くのはちょっと・・・と抵抗があったようで、いつもオールをしている不良仲間と一緒に藝大の文化祭を見に来たのだった。
そのとき、藝大祭に付き合ってもらったことに対して、仲間にお礼を言ったシーンで、
歌島は、「バカバカさびしーこと言わないの」と言って八虎にまとわりついていた。
そして、「たまには息抜きしたいわけよ、俺も」と八虎に気遣っている様子を見せていた。
(本当は歌島、大学見学をして自分が遊びたいだけなのかもしれないけど。なぁんて。歌島は八虎から「藝大祭に行くの、つきあって」とお願いしてきたことが嬉しかったんだろうね。)
なんで後藤と話すとき、んな空気読むの?
八虎が担任の後藤先生にからかい口調で話をされている様子を見ていた歌島。「八虎ってさー、なんで後藤と話すとき、んな空気読むの?」と不思議に思い、歌島が質問してきた。
それに、八虎と後藤先生が会話しているときは、後藤先生の機嫌が良かったことに対しも腹を立てていた。
「ゴトーめっちゃ機嫌よくなっててハラたつー」って歌島、言ってたもんね。
歌島は放課後残って、居残り勉強をしているとき、後藤先生が不機嫌だったことを思いだしたのだろう。
歌島に対しては不機嫌で、八虎と話すときは機嫌のいい後藤先生だから、ムカついたのだろう。自分と接する時とはずいぶん違うから。
歌島の質問に対して、八虎は、「まー話通じねーやつに意見言ってもしょうがないっしょ。傷つきたくないし」と言っていた。
そう、八虎は相手によって、相手が欲しいであろう言葉を発して、人間関係を円滑になるようにしてきた。
でも、歌島は八虎がそうやって「後藤先生に対して、空気を読んでいる」のが不思議だったのだろう。
歌島は八虎と違って、「空気読まない」からね。
それが俺のいいとこだからね
卒業式前日に八虎に電話をかけてきたのは、歌島。明日の髪形、どーーーしたらいいと思う?
卒業式じゃん。写真撮るじゃん。やっぱスジ盛り決めちゃおっかな~。
八虎はひよんなよモヒカン一択だろと返事。
歌島いい意味で空気読まねーよなあと思う八虎。
八虎は歌島に、「歌島は浪人中バイトとかすんの?」と聞く。
「てか浪人しないよ俺。いや大学落ちてわかったけど俺別に大学いきたくないわ。」
「かといってやりたいこともないんだけど~つって。カフェ店員でもやろっかなー」
ブルーピリオドの歌島のセリフより
八虎は「超ふわっとしてんなーお前」と返す。
歌島は「でしょーそれが俺のいいとこだからね」と言う。
八虎は「ほんとそうだわ」と笑顔で返していた。
きっと、そんな「空気を読まない」歌島のおかげで、八虎の翌日の藝大合格発表に対する緊張がほぐれたのがありがたかったのではないだろうか。
歌島は、相手の緊張感とかを「空気を読まない」ことによって、ほんわかとほぐしてくれる、いいムードメーカーなんだろうな。
歌島って、いいヤツじゃん!
歌島が大学受験し、「終わったわ」と言ったり、カフェ店員でもやろっかなーと言ったりしているシーンは『ブルーピリオド』6巻に掲載されています。
まとめ
ブルーピリオド・歌島の名言は、・「バカバカさびしーこと言わないの」
・「なんで後藤と話すとき、んな空気読むの?」
・「それが俺のいいとこだからね」
名場面・名シーンの考察と進路先については、前述したとおりです。
どれも超ふわっとした歌島が相手の状況をちゃんと観察していて発しているセリフ。
今こうやって歌島のセリフを思い出してみると、ほんわかした優しい感じがしてきます。
歌島の名言の中で、私が一番感動したのはこの名言を言うシーンです。
「それが俺のいいとこだからね」
八虎が、卒業式前日でもあり、受験した藝大の合格発表前日でもあるので、自分の部屋のベットに寝転がりながら、いろいろと考えていた。
明日の合格発表のことを考えると不安が押し寄せてくる感じで緊張している様子がうかがえます。
そんないろいろなことが頭に渦巻いている八虎に、歌島が電話をかけてきた。
電話の内容は本当にどーでもいい用件。
卒業式の時の髪形、どうしたらいい?という内容だったから。
でもね、八虎にとったら、歌島の電話で、歌島のふわっとした考えを聞いたことで、八虎の緊張感が緩んでいったのでしょう。
歌島「でしょーそれが俺のいいとこだからね」と言うと、
八虎「ほんとそうだわ」と返した。
歌島がナイスなタイミングで電話をかけてきたことで、八虎の緊張感をほぐしてくれたのだ。歌島、やるじゃん!
こうやってみてみると、歌島って超ふわっとしているのが魅力の1つなのかもしれませんよね。そこが歌島のいいところ、彼のいい持ち味なんでしょうね。(^_-)-☆
『ブルーピリオド』って、美術に関する物語だけではなくて、人生における大事なことを登場人物がつぶやいてくれます。仕事をしていく上でのヒンになるようなことも書かれていますよ。全巻セットで購入して大正解!と思えるマンガです。読みだしたらあなたもハマりますよ(^_-)-☆
ひきこまれます。オススメのマンガです。
あなたはどの缶バッジが好きですか?
私は、八虎と龍二! あ、でも、森先輩もかわいいし、世田介くん、橋田もいい感じよね~。
こうやって見ると、選べないから、5つのセットとなっていてよかったー。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~