ふとした拍子に10年前にタイムスリップした橋場恭也。
勤務していたゲーム会社は理想論ばかりの能天気な社長のおかげで倒産。
このようなどん底の恭也が10年前にタイムスリップしたことによって、人生を作り直していきます。
そこで、今回は『ぼくたちのリメイク』の橋場恭也が言ったセリフについて印象に残っている内容について解説していきます。
また、恭也の名言・名場面についても説明していきますよー。私の心にズドドドドーンって響いたシーンなんですよね~―。
【ぼくたちのリメイク】橋場恭也の名言
橋場恭也は、ゲーム会社に勤めたものの、入社当時に思い描いていたゲーム会社とは程遠い仕事内容。「仕方がない」が口癖のようになりつつ、その時こなせばならないことだけをやるのが精いっぱいの恭也。
社長は経営センスゼロで、いい商品を作ったら売れると信じているような、社長になったらあかんような人物。
経営センスゼロだから、どんどん会社の経営は傾いていく。結局、社員は恭也一人だけが逃げ遅れた形で残っているだけ。
そんな恭也も、借金取りが社長を連れて行ってしまったため、フェードアウトする形で恭也自身も職を失った。
夜行バスで実家に帰る道中で、新ゲームの発表通知をみると、プラチナ世代の川越京一、秋島シノ、ナナが名を連ねていた。
恭也は実はプラチナ世代の出身校である大芸大に合格をしていたが、他のランクの高い大学にも合格したため、大芸大には行かない選択をしたのだった。
でも、タイムススリップした恭也は、大芸大に進み、人生をやり直すことを決意したのだ。
実際に大芸大生になった恭也が発したセリフで、私自身にも強く響いた言葉がいくつかあるので、紹介していきますね。
作品を良くするために作るからには本気で作る
ぼくたちのリメイク様よりお借りしました。尺が足りないという問題で、脚本を削ることを貫之に提案し、拒否された恭也。
貫之は実際にやってみないと、本当に尺が足りないのかもわからないから、やってみようという考え。
ただ、貫之は恭也がちゃんとした理由を述べてくれたら、ちゃんと納得できる理由を述べてくれたら脚本を削ることには了承する思いでいた。
でも、恭也が示した理由は、「これは課題なんだ。ルール通りに作らなきゃ評点はもらえないよ」というなんとも説得力に欠ける理由だった。
貫之は恭也がもっとちゃんとした理由を言ってくれることを期待していたので、「その答えはつまんねぇよ」と言い捨てて、話し合いの場を後にしたのだった。
上記のようなやり取りがあった後に、「制作」としてどうやればいいか悩んでいることを恭也は加納先生にアドバイスを貰った。
そして、もう一度会議をやり直したい、ちゃんと話し合いたいと恭也は貫之に謝りながら、すごい剣幕で話しだした。
まだいくらでも直せるし話し合いだってできるんだ
作品を良くするために
作るからには本気で作る
評価がどうとかそういうのは後回しだ
ぼくたちのリメイクの橋場恭也のセリフより
貫之は「しょうがねぇ・・・いいよ付き合おう」と言って承諾してくれる。
そして、ナナコもバイトを代わってもらい、話し合いに参加する。
もちろん、シノアキも参加する。
「恭也くん、ええね、そういうの」と笑顔で言っていた。
恭也は10年前に戻ってきても時間は有限であるという当たり前のことをようやく理解したのだ。
時間は有限だから、やるべきことは今やらなきゃいけない。
そう、明日、後悔しないためにも。
せっかく10年前にタイムスリップしてきた恭也。
人生やりなおしたいんだよね。
だから、ちゃんと今やるべきことをちゃんとやっていこう!と決心し直すんだよね。
こうやって、ちゃんと本来の目的が何であったのかを恭也はちゃんと思い出し、その目的に向かって行動できるのが偉いよね。
こんな恭也のことをどんどん応援したくなってくるよ。
このセリフもかなり私にはズドーンって響いたセリフなんだけど、次に紹介する恭也のセリフの方が、私にもズドドドドーンってドストライクで響いたセリフなの。
きっとあなたにもズドドドドーンって響くはずですよ。(^_-)-☆
仕方なくなんかない!ぜってぇなんとかするっ!!
ぼくたちのリメイク様よりお借りしました。駅で撮影始めるぞ!の段階で、機材がビデオカメラじゃなくて、スチルカメラだということが判明。
スチルカメラでは撮影ができない。
子役の女の子も熱が出て来られないと連絡が入る。
機材も、役者も、そして、時間もない状態で万事休す。お手上げ状態となる。
ナナコが「仕方・・・ないよね」と言い出す。
シノアキも「仕方なかよね・・・うん」と言う。
貫之も恭也も仕方ないと悔しながら思っていた。
でも、恭也は以前の世界では仕方ない、仕方ないという言い訳で、なんでも僕にできることなんてないからと言っていた。
仕方ないといい続けて、後悔して生きていた。
10年前の世界でもまた「仕方ない」ということで同じことを繰り返すのか?と自問自答をしていた。
同じことを繰り返したら、また何もしないで先送りすることになってしまう。
同じ過ちは踏みたくないはず。
だから、恭也は、「仕方なくなんかない!ぜってぇなんとかするっ!!」って叫びだした。
「あきらめちゃダメだ!そうしたら何にもできないんだよ!」と3人に向かって言い切ったんだよね。
「みんなの努力は無駄にしない。なんとかしてみせる!」って言った恭也、かっこよかったなー。
本当に物事って、諦めたら終わりだもんね。
この諦めたら終わりって言うことを知っているかどうかで、自分の覚悟が変わってくるから、私には恭也のセリフがズドドドドーンって響いたんだと思うの。
恭也の名場面・名シーンについて
ぼくたちのリメイク様よりお借りしました。機材がビデオカメラじゃなくて、スチルカメラだったということで、みんなは「仕方ない」とあきらめムード。
そんな中、恭也だけが「みんなの努力を無駄にしない。なんとかしてみせる!」って言い切るんだよね。
「なんとかしてみせる!」って言い切った後の行動も素晴らしいの。
まず、桐生先輩に電話をかけて、スチルカメラのとり方を教えてもらうの。
そして、次は火川に電話をかけ、空手教室で火川が教えている女の子に連絡を撮ってもらうように依頼するの。
その後は、スチルカメラで撮影していく。
慣れないスチルカメラを扱うから、役者のナナコにはどのように動いてもらいたいかを指示を出した恭也。
貫之にも写真でやるため、セリフがアフレコになるから、元のセリフを調整するように指示。
シノアキには、静止画でも耐えうる、これしかないという構図を切ってほしいと依頼する恭也。
すごく難しいことだけど、シノアキならできると言って、恭也はシノアキに構図を依頼した。
編集作業は桐生さんに編集機材を借りて、恭也が「みんなのあの素晴らしい才能のために絶対あきらめない!」という信念で取り組んでいた。
その甲斐があって、恭也たちの作品は素晴らしい作品に仕上がっていた。
教員による選考の結果、3位にチーム「きたやま」の作品が選ばれたのだ。
恭也の機転が効いたスチルカメラでの撮影と編集、本当に見事でしたよね。
恭也の信念の強さをはっきりと見せつけられた場面。
こんなに信念を貫けるのってすごいなーと感心してばかりだった私。
貫之やナナコ、シノアキも恭也のすごさを目のあたりにしたから、「恭也には負けたくないんですっ!!」と一斉に指をさして言うんです。
さすがプラチナ世代!
自分よりできる人間に対して、悔しがるし、もっと上手くできる、もっと面白くできるって考える。
自分よりできる人間がいると、その人以上にもっと上手になりたいと闘志を燃やせる人たちなんだよね。
まとめ
ぼくたちのリメイク・恭也の名言は、・作品を良くするために作るからには本気で作る
もう一度会議をやり直したい、ちゃんと話し合いたいと恭也は貫之に謝りながら、すごい剣幕で話しだした。
貫之にも恭也が真剣に作品作りに向きあってくれたのが伝わり、前回の話し合いのときとは一変しているから、話し合いに応じてくれたのだろう。
あー、このシェアハウスの仲間って本当にいいよね~。
・仕方なくなんかない!ぜってぇなんとかするっ!!
10年前の世界でもまた「仕方ない」ということで同じことを繰り返すのか?と自問自答をしていた。
同じ過ちは踏みたくないよね。
「あきらめちゃダメだ!そうしたら何にもできないんだよ!」と3人に向かって言い切ったんだよね。
「みんなの努力は無駄にしない。なんとかしてみせる!」って言った恭也、かっこよかったなー。
恭也の名場面・名シーンについては、
恭也だけが「みんなの努力を無駄にしない。なんとかしてみせる!」って言い切るんだよね。
「なんとかしてみせる!」って言い切った後の行動も素晴らしいのがすごく印象的だし、このような立ち振る舞いができる人になりたいな、と素直に思えた。
恭也の機転が効いたスチルカメラでの撮影と編集、本当に見事でしたよね~。
恭也の問題解決能力の高さ、私にも欲しい!!って強く思いましたね。
『ぼくたちのリメイク』で恭也はプラチナ世代の3人(貫之、シノアキ、ナナコね)と一緒にゲームを作りたいという目的を持っている。
私自身もここで書くのは恥ずかしいけど、叶えたい目的がある。
だから、恭也のように問題が生じたときに、「諦めないで」どのように対処したらいいのかを冷静に考えられるようになっていきたいと強く思いました。
一歩ずつだけど目的に向かって諦めずに進んでいきます!←何の宣言?
こうやって、マンガを読むことによっても、自分のやっていることに意味があることを確認できたのでよかった。
『ぼくたちのリメイク』に今はハマっています。
人生やり直したいなぁ~って思う出来事があったから余計にハマっているんだろな。
最初は、マンガ版の『ぼくたちのリメイク』を読んだ。
マンガ版の表紙が可愛いのも、「あ、これ読みたいな」と思い、購入するのに背中を押された一因になる。
可愛い女の子のマンガにハマる母さんって一体・・・子どもが「あー、このマンガの子、可愛い!」って言ってたから、可愛いのは私だけの偏見ではない!
ハマると原作に当たりたくなる性格の私は原作であるラノベの『ぼくたちのリメイク』を読んでいます。
原作のラノベ『ぼくたちのリメイク』はebookjapanさんで購入するとお得に買えますよ~。(^_-)-☆
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~