マスクが底をついてなくなってしまった。
キッチンペーパーを使ったマスクを使用していたけど、肌が荒れてきたので、布マスクを作ることにしました。
マクスを購入するためには開店1時間以上前から並ばないといけない。
ただ、並んでいても
「マスクの入荷がなかったら買えない」
「並んでいる時、前後の人と2m離れて並ばずにひっついている」
こんなリスキーなことをしてまでマスクを購入する必要があるのか?
と考えて(自分の頭で考えていますよ)
新型コロナの感染リスクを自ら高めることはしないで
自分で布マスクを作ることにしました。
(ぶきっちょさんなので、裁縫は得意じゃないんだけど
今はそんなこと言ってられない!とにかくチャレンジ!^^)
今回は、私のように紙マスクで肌に不調を抱えた人が「簡単にできる手作り布マスク」の作り方について、解説していきます。
実際に作ってみたので、作り方のところは写真付きですよ。
(不器用なので縫い目はまちまちです。曲がっていたりもしますがご愛嬌ということで。(^_-)-☆)
目次
立体マスクを手縫いで簡単に作る方法!(型紙なしで手作りするコツも伝授)
手作りの紙マスクでは肌が荒れてきてしまった。また、学校から登校する児童・生徒はマスク着用のことというだった。
マスクは市販のマスクでもいいが、手に入らない場合は手作りマスクを!とのこと
うーん。これは作らないといけないなということで布マスクを作ることにしました。
型紙なしで、楽ちんで作れる方法ですよ。
布に縫うところがわかるように印をつけたり、線を引いたりすればOK!
なお、手作りの布マスクは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の「感染防止効果」はほとんどありません。
「他人に感染させない」咳エチケット補助的な効果はあります。
あくまで、「咳エチケット」の補助を担う程度のものということです。
では、作り方を解説していきますね。
【布マスク】手作り立体マスクの材料
■材料(マスク1枚分)
A.お好みの布 1枚
目安としてセンチ30cm角のハンカチぐらいの大きさ
B.ガーゼ 1枚
ダブルガーゼがいいけれど、売り切れている可能性があるので
ない場合はガーゼを二重にしましょう。
平ゴム 2本
1本あたりの目安は25cm程度
■道具
チャコペンシル
印をつけるためなので、私は百均の
自然に消えるしるし付けペン を使いました。
ものさし
裁縫セット
針、糸、はさみです。
以上が材料と道具です。
私はコットンリネンの布(チェック柄)と、子どもが赤ちゃんの頃使用していたガーゼハンカチ、赤白帽用に買っておいた平ゴムを使用しました。
立体マスクを手縫いで簡単に作る方法(型紙なし)
では、実際に作り方を説明していきますね。お好みの布とガーゼをカットする
自分にピッタリとしたマスクを作りたいので、採寸をします。・縦は花と口をちゃんと覆うことができる長さ
・横は頬を覆うことのできる長さ
ちなみに私の場合は、
ガーゼの大きさを縦15cm×横20cm にしました。
(通常、市販の紙マスクは9cm×14.5cmを使用しています。^^)
ここからは市販の紙マスクの標準の大きさの場合の寸法で説明していきますね。
平ゴムは1本25cm(人によって長さは多少異なります)のものを2本用意します。
布を折り印をつける
ガーゼハンカチを二つ折りにします。中心に印をつけます。お好みの布の方も同様に印をつけてね。
※私の場合はダブルガーゼのハンカチじゃないので、二重にしました。
そして、二つ折りにした布を開いて印をつけます
左側を「輪」にした状態で布を置きます。
(左の写真のように印をつけていきます)
中心に印がついているので、その中心から上0.5cm、下0.5cmに印をチョンとつけます。
上の辺、左から3cmのところに印をつけて、写真のように中心に向かって線を引きます。
また、下の辺、左から3cmのところにも印をつけて、写真のように中心に向かって線を引きます。
この線を引いたところを「なみ縫い」していきます。
チクチク、チクチク、チクチク、チクチク・・・
(チクチク縫っている部分は鼻のところになります。立体に仕上げたいところです)
縫い終われば、縫い代1cmを残して、切り落とします。
(右の写真のようにしてね)
右の写真のようになったら、「X」(エックス)の線を引いていきます。
Xの先は表も裏も同様に引いてくださいね。
Xの部分がマスクの上部の部分となるところです。
布とガーゼを合わせて本体を作る
ガーゼもお好みの布をドッキングさせてマスク本体を作っていきますよ。こんな感じになりますよ
ガーゼの方も広げてね。
そして、布とガーゼを中表になるように置いて、縫い合わせます。
ドッキングです!^^
Xの部分は、マスクの上部となるところ。
(すでに印が引いてありますね。)
Yの部分は、マスクの下部(あごの部分)となるところ。
(こちらは下の端から1cmのところを真っ直ぐに縫ってください。
線を引いておくと真っ直ぐに縫うことができますよ。)
こちらも「なみ縫い」でチクチク、チクチクと縫っていきます。
ひっくり返して形を整える
ドッキングしたマスクを表にひっくり返しマスクひもを通せるようにしていきます。中表にした状態で、ガーゼと布をドッキングさせていたので、ひっくり返します。
丁寧にひっくり返してくださいね。
ひっくり返したら、左右の外側の布の余った部分を2回折り返します。
(マスひもを通せるようにしていきますよ)
2回折り返したら、マチ針で留めておくといいですよ。
ひもを通すために、Aの部分を縫っていきます。
チクチク、チクチク・・・なみ縫いでも、まつり縫いでも構いませんよ。
(ひもが通ればいいので。^^)
これができたら、マスク本体は完成! やったぁ!
ゴムを通す
布マスクにゴムを通していきます。ゴム通しがあれば、ゴム通しを使ってください。
もし、ゴム通しをお持ちでない場合はヘアピンで代用することができますよ。
こんな感じで使ってみてくださいね。
では、そのゴムをマスク本体へ通していきます。
ゴムが通ったら、実際にマスクを着用して、ゴムの長さを調整します。
鼻とマスクの間に隙間ができないようにしてくださいね。
長さが決まったら、ゴムを固結びします。
そして、ゴムの結び目が見えないように、マスクの本体の中に入るようにします。
これで完成です!
補足:手作り布マスクの効果について
布で作るマスクは効果があるんだろうか? これって気になりますよね。布マスクといえば、安倍首相が「布製マスクを全戸配布する」と発表されましたよね。
厚労省のホームページによると、
問3 布製マスクに効果はあるのですか?
布製マスクは、せきやくしゃみなどの飛散を防ぐ効果があることや、手指を口や鼻に触れるのを防ぐことから、感染拡大の防止に一定の効果があると考えています。
また、マスクを着用し、喉・鼻などの呼吸器を湿潤とすることで風邪等に罹患しにくくなる効果もあります。
さらに、洗濯することで繰り返し利用することができるため、店頭でマスクが手に入らないことに対する国民の不安の解消や、増加しているマスク需要の抑制という観点からも、有効と考えています。
とのことです。
布マスクはウイルスに対して有効なのか?
布マスクはウイルスに対して有効なんだろうか?ということも気になりますよね。残念ながら布には、市販されている(不織布の)マスクのようにフィルター効果はありません。
だって、布は通気性がいいですものね。ウイルスのような小さい小さいものは布の目を簡単に通ることが出来てしまいます。
だから、市販のマスクが手に入りにくい状況のため、応急処置的なものとして布マスクを使うということです。
決して、布マスクでウイルスを防ぐことができるというわけではありません。
マスクをしないよりはマシだよ、という程度です。
布マスクにはフィルター効果はないため、ウイルスに対しても有効ではありません。花粉の予防効果についても有効ではありません。
だから、簡易マスクは市販のマスクが手に入らないために、対処療法的な方法として使っているだけ、ということでう。
マスクをしないより、なにかしら外気と遮るものがあったほうが気持ち的にも楽でしょ。
くしゃみや咳をしている人がいても、自分がマスクをしているとその飛沫を少しは防ぐこともできているような感覚になりますよね。
私は花粉症なので、布マスクでも多少助かっています。
もちろん、マスクなしよりもマシという程度だけど、精神的に安心感はあります。^^
でも、早く、市販マスクを手に入れたい。
お互いに早く市販マスクが手に入りますように。。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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