huluオリジナル連続ドラマである『ミス・シャーロック』 目次
『ミス・シャーロック』の最終回です。
竹内結子さんの見事な謎解きも見納め
貫地谷しほりさんとのコンビもいい感じになってきたのに最終回という。
今回は、「ミス・シャーロック」の第8話 最後の事件後半 のネタバレについて紹介していきます。
7話は入川真理子がマリス・ステラであり、和都が入川真理子を信頼して、入川についていってしまうところで終わっていましたね。
8話は、マリス・ステラである入川真理子とシャーロックの対決となります。
どのような対決がなされるのか、ワクワク楽しみです。
ミス・シャーロック8話最後の事件後半のネタバレ
最初、和都がドラム缶の上に置かれたビール缶に狙いを定めて、銃の射撃練習をしていてびっくりしました。
和都は、シャーロックを銃で撃つための練習をしていたのです。
最後の事件前編で、和都の恋人である守谷透をシャーロックが射殺したから、その復讐なのか?
おっと、その前に、8話の登場人物(ゲスト)を簡単に紹介をしておきますね。
8話の主な登場人物
登場人物を整理しておかないと、話が混乱しちゃうかもしれませんからね。
(今回は、以前の回ほど全然複雑じゃないので大丈夫ですね。)
大手会社からプルトニウムデータを盗み、超小型核導弾を作った人物
ホームレス:大五郎
シャーロックの味方、礼紋警部からの伝言をシャーロックに伝える人物
モリワキアキラ:入川真理子
洗脳をした人々からマリス・ステラとして崇められている人物
シャーロックに拳銃をとられてしまった警察官:柴田巡査部長
犯人扱いされたシャーロックに拳銃を抜き取られしまったので、警察を辞めて、家業の清掃員といて働くようになった人物
シャーロックを事件の度に当てにしている警察官:礼紋警部
ライヘンバッハビルの屋上にて、とあるタイミングで銃を撃って、和都や入川真理子の気をうまく逸した人物。やるときはやるねぇ
普段はシャーロックの推理のおかげで犯人検挙率をあげてもらっている警察官
この主な登場人物のことをふまえた上で読み進めていってください。
マリス・ステラの正体と手に入れたかった物について
あらすじはこちらの8話「最後の事件後編」の予告編でどうぞ!
シャーロックはテロ計画の実行犯を突き止め、ウイルスを自身の身体に打った犯人を殺害することで、ウイルスの拡散阻止に成功した。しかし、警察は引き続きシャーロックを被疑者として捜索し、彼女を擁護する礼紋警部は捜査本部から外され、シャーロックに拳銃を奪われた柴田巡査部長は退職願を提出して警察を去ってしまう。シャーロックは波多野、健人の協力のもと、テロ計画の真犯人であるモリワキアキラを追いかけ、さらなるテロ計画の阻止とモリワキの手に落ちてしまった和都の奪還を試みるが…。卓越した洞察力と推理力を持つシャーロックと最大の敵、モリワキアキラとの戦いがここに決着する。
マリス・ステラであるモリワキアキラが入川真理子である証明
モリワキアキラが入川真理子であることの証明をしてみますね。
「へぇ~!」って感心してもらえたら、嬉しいです。^^
では、証明、いきます!
モリワキアキラ を ローマ字で表記すると、
MO RI WA KI A KI RA
入川真理子 を ローマ字表記すると、
I RI K A WA M A RI K O
並び替えると・・・
MO RI WA KI A KI RA となる!
ねっ、入川真理子 を並び替えると、モリワキアキラ になったでしょ。
(あっ、本当だ!ってあなたの声が聞こえてきそうです。笑)
マリス・ステラの犯行理由
マリス・ステラであるモリワキアキラが手に入れたかったものは、超小型核導弾。和都を使って、守谷透が目指していた「正義」のために、超小型核導弾をシリアに運んでもらうことを計画していたのだった。
(超小型核導弾でテロを起こすつもりに違いない。)
そもそもモリワキアキラが超小型核導弾でテロを起こしたいのは理由がある。
それは、モリワキアキラ自身が研究開発した「犯罪誘導理論」を実証するためである。
入川真理子がシャーロックの自宅に訪れて、静かな話し合いをしているときに、
シャーロックが入川真理子に「あなたの狙いは何?」と訊ねる場面がある。
その質問に対して、入川真理子は「犯罪誘導理論を実証したい」と答えたの。
シャーロックは、「そんなくだらないことで」と呆れる。
犯罪誘導理論を実証したい入川真理子は、和都についてヒントを2つ言ってからシャーロックの部屋を立ち去った。
ヒントは、
●和都には入川真理子の言葉しか耳に入らない。
(入川以外の人の声は、和都には響かないようにマインドコントロールしてあるということ。)
●彼女(和都)は世界的に有名になる
小型核弾頭の設計図はどこにある?
モリワキアキラこと入川真理子は榊原が設計した小型核弾頭の設計図が欲しかった。あらゆる手段を講じて榊原の小型核弾頭の設計図を探したが見つけることができなかった。
そんな中、シャーロックに小型核弾頭の設計図を探させるように仕向けていった。
なぜなら、シャーロックは入川真理子にマインドコントロールされてしまっている和都を取り戻したいから。
シャーロックはここでも頭脳明晰、ずば抜けた推察力を発揮して、榊原が神奈川医療刑務所で亡くなっていることから、刑務所のどこかに設計図を隠しているはずだという結論を導き出した。
でも、どこに隠してるのか?
実際に、シャーロックは、偽造入管証を作り神奈川刑務所に忍びこみ、刑務官の格好に着替え、榊原がいた刑務所の部屋に侵入したのです。
榊原が設計図を隠すとしたら?と考えるシャーロック。
独房内にはベットとトイレだけ。書類を隠す場所なんてない。
榊原はときどき吐血していた・・・ということは・・・とひらめいて、
シャーロックはルミノール液を壁に吹き付け、ライトを当てます。
すると、壁一面に血でかかれた文字が浮かびあがり、そこには小型爆弾の公式が書いてあったのだ。
(さすがシャーロック。お見事!)
手に入れた小型核弾頭の設計図と和都を引き換える?
シャーロックは入川真理子に電話をかけ、設計図と和都を引き換えという条件で待ち合わせをします。
待ち合わせ場所は、ライヘンバッハビル。
最初はシャーロックと入川真理子だけだったけど、途中で和都が現れる。
和都は練習しておいた通り、シャーロックを銃で撃とうとする。
入川真理子の言葉しか和都には届かない。
犯罪誘導理論では、心理誘導されている和都にはシャーロックの言葉は届くわけがない。
でも、シャーロックが、
「和都にならいいよ」って言いながら、拳銃を構えている和都の方へ近づいていった。
「他の人に当たるくらいなら、あたしを撃って」と言って、首元あたりに和都が握っている拳銃の銃口を固定したの。
そして、シャーロックは和都に 「初めてできた私の友達」 って言うの。
出会った頃、そして出会ってからもずっとずっと「友達じゃない」って言い張っていたシャーロックなのに。
こんな切羽詰まった場面で、「私の友達」って言ったの。
和都のことを友達ってちゃんと認めたの。
(もうね、この場面はうるうるしてしまって、私は涙腺崩壊してしまった。すごく感動した場面だった。)
その「私の友達」という言葉が和都に届いて、和都の表層心理が崩壊しだしたの。
ここで内心穏やかじゃなかった入川真理子が、
「私が3つ数えたら、あなたは撃てるわ」と優しく穏やかに語るの。
(入川真理子の「あなたならできるわ」というつぶやきが曲者なんだよね。これこそが犯罪誘導する魔法の言葉なんだろうね。)
3つ数え終わる前に、グッドタイミングで礼紋警部が銃を空に撃ったの。
その銃声で、みんなの気がそれた。
その一瞬に、シャーロックが入川真理子を捕まえて、捕まえたまま、屋上から一緒に地上へ落ちていったの。
(その落ちていく場面で、一瞬何がどうなったのか理解できなくなった私。えっ、こんな展開なの?って・・・)
シャーロックと入川が飛び降りた後、礼紋警部だけが下を見たのね。
下からは悲鳴があがっていた。
和都は正気に戻っていて、自分がしでかしたことを思い出して震えて泣いていた。
下を見ようとした和都を礼紋警部はその光景を見せないようにしたの。
救急車で運ばれるオレンジ色の毛布で包まれた体が身につけていた服はシャーロックが着ていたものだった。
毛布で包まれたものは、2つ。シャーロックと入川真理子の遺体。
ラストの真相は?
最後は、シャーロックがいなくなってしまった部屋から和都も出ていこうとしていた。
波多野さんに別れを告げてから和都はスーツケースを押しながら出ていった。
和都が波多野さん宅から出てくるのを、柴田巡査部長と礼紋警部が見ていた。
柴田は和都に、「守谷透の死亡理由は、殺人ウイルスによるものであったこと」を伝えようとしていたが、礼紋にとめられていた。
柴田と礼紋の会話で、気になったことがある。
それは、「ゴンドラを勝手に使ってクビになったんだろ」と礼紋が柴田に言うシーン。
ん? 勝手にゴンドラを動かした・・・
ってことは、シャーロックは事前に柴田にビル掃除のときに使うゴンドラをある場所に移動して欲しいと伝えていたのでは?、ということ。
こうなると、シャーロックは屋上からゴンドラに向かって飛び降りた。
だから、本当は死なずに助かっている。
こう考えると、最後の最後のシーンで、和都が川のほとりで、シャーロックの緑のコートを抱きしめていた。
和都が川をぼーっとみているところに向かって、一人の女性が歩いていく後ろ姿がちらっとでてきたのは、どうみてもシャーロック。
あのコツコツ・・・とした足音といい、ステキなうしろすがたといい、シャーロックに違いない。
最後の最後で、ハッピーな終わり方というか、みているものにその後どうなったのかを考えさせる終わり方というのがなんとも憎らしい。←いい意味でよ。
8話「最後の事件後編」の考察と感想
8話のミス・シャーロック、最初は和都、どうなっちゃったのーって心配したけど、最終的には今までの優しさのある和都に戻っていてホッとした。
シャーロックについては、死んでしまったと思わせておいて、実はこんなトリックでうまくやったんだよ、というなんとも見事なラストでした。
こんな終わり方をされるドラマは初めてなので、続編を期待してしまいます。
とっても見ごたえのあるいいドラマだったので、是非、続編を拝見できることを望みます。
一つだけ、ミス・シャーロックの8話を見ていて、すごく印象に残った俳優さんがいるの。
それは、大五郎! ホームレスで、礼紋警部の伝言をシャーロックに伝える人なんだけど、その人の演技が強烈でむちゃくちゃ印象に残ってる。
なんかね、大五郎って元は警察官だったのかしら・・・と思う節がある。
礼紋警部の真似も上手で(そりゃ役者さんだから当たり前なんだけど)出演している時間は短いのに、あれだけ印象付けられるってすごいキャラの方だなって思いました。
(どうでもいい内容だけど、すごく印象に残ったので大五郎のことは触れておきたくて書きました。^^)
あなたもぜひミス・シャーロック全編を観てみてくださいね。見応えバッチリですよ。
地上波だとここまで描いてくれるドラマはないですものね。
私はハマるととことん観たくなってしまうので、動画配信サービスのmusic.jpで8巻ともレンタルしました。
(今は、music.jpではレンタルできなくなっています。再レンタル不可作品になってしまってます。残念。2020年6月16日現在)
私は竹内結子さんが好きなので、また竹内結子さん主演のドラマがあったら絶対みます。
あっ、ドラマあるらしい。
なになに。
スキャンダル専門弁護士QUEEN だってさ。 なんか面白そうだな。
これ、今度のお休みに観ることにしようかなぁ。
この機会に、huluに入会しようかしら。
素敵なドラマが多いから利用する頻度も多くなりそうだし。^^
huluでミス・シャーロックを見てみる
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。