huluオリジナル連続ドラマである『ミス・シャーロック』
4話「武蔵野ケ丘のヴァンパイア」はどんなお話なんでしょうかね。
『ミス・シャーロック』は竹内結子さんの謎解きが気持ちいいですよね。
それに、貫地谷しほりさんのほのぼのとした雰囲気なので、殺気立っている場もふっと和むというか、いい味だされてますよね~。
今回は、「ミス・シャーロック」の第4話 武蔵野ケ丘のヴァンパイア のネタバレについて紹介していきます。
4話は恨みを根に持っているのは誰なのかということに注目してご覧いただくと本物の犯人がわかってきますよ。
ミス・シャーロック4話のネタバレ
ネタバレしていく前に、4話の登場人物(ゲスト)を簡単に紹介をしておきますね。4話の主な登場人物の紹介
和都と再会した同級生:若杉涼太
離婚歴あり。一人息子(大樹)がいる。
涼太の妻:さくら
吸血鬼の呪いにとりつかれているらしい?
犯人:大樹
妹の若菜が元気になると信じて「とある事」をしでかしてしまう
舞台俳優・オルファム:結城カイト
仮屋みすずの婚約者
さくらの親友:仮屋みすず
交通事故で亡くなった舞台女優
離婚歴あり。一人息子(大樹)がいる。
涼太の妻:さくら
吸血鬼の呪いにとりつかれているらしい?
犯人:大樹
妹の若菜が元気になると信じて「とある事」をしでかしてしまう
舞台俳優・オルファム:結城カイト
仮屋みすずの婚約者
さくらの親友:仮屋みすず
交通事故で亡くなった舞台女優
この登場人物のことを頭に入れた上で読み進めていってくださいね。
4話の犯人はなぜそのような犯行をおこなったのか? 犯行理由を知ると、ちょっと涙ぐむかもしれませんよ。
犯人は若菜の異母兄妹である大樹
若杉涼太の連れ子である大樹は、異母兄妹である若菜と一緒に遊びたいと思っている。
でも、若菜は生まれつき身体が弱いらしく、いつも寝たままの状態。
(赤ちゃんだからね。一緒に遊ぶにはもうちょっと若菜ちゃんが大きくなってからかも・・・と思うけど。)
大樹は若菜と一緒に遊びたいという気持ちは持っているけど、その気持ちを両親には伝えていない。
だから、両親から見れば、妹若菜と仲良くしてくれたらいいのに・・・と思われてしまっている。
大樹は若菜に元気になってもらいたい一心で、若菜の腕に注射器を刺す。
(どこで注射器を手に入れたんだ?という疑問が出てくるけど、後で種明かりしますから。)
犯行の理由
大樹が若菜の腕に「注射をした」のは、ただ純粋に、若菜が早く元気になって、一緒に遊べるようになってほしかったから。(本当に純粋な気持ちで大樹は若菜の腕に注射をするんだよね。)
大樹は注射器の液体が、
「若菜を元気にしてくれる薬」
だと信じていた。
でもね、実際は、違った!
それは、「コブシクラレ」という毒物だった。
大樹は「コブシクラレ」という毒物の入った注射器を妹の若菜の腕に刺してしまったのだった。
大樹の妹を思う優しい気持ちを、裏で悪用する悪い奴がいたというわけ。
(だって、大樹は小学生でしょ。小学生が「コブシクラレ」という毒物を準備することなんてできっこない。
仮に準備できたとしても、毒物を準備するわけがない。
大樹は妹を元気にしたいんだから。)
ミスシャーロック4話の謎解き
和都が再会した同級生の若杉涼太から、妻のサクラが赤ちゃんの若菜の血を吸ったことを聞く。シャーロックは「さくらが血を吸っているわけではない」という。
血を吸っている真相は・・・
さくらが注射器を持っていたから。
(ぽかーんですよね。はい、もっと丁寧に説明していきますよ。^^)
さくらはシャーロックに「なぜ注射器を持っているのか」を質問されます。
そうすると、さくらは「自分が注射器を刺した」と主張するんです。
シャーロックはさくらの嘘を見破って、「注射器を取りに来ただけ」だと言うんです。
実は、注射器を使って刺した犯人は、兄の大樹。
大樹は、その注射器は、「オルファムに貰った」と言います。
オルファムから貰ったとはどういうことか?
大輝は「オルファムとは手紙でやりとりしている」と言う。
シャーロックは大輝に手紙を書かせて、オルファムをおびき出そうとする。
その手紙を読んだオルファムを装っていた結城カイト。
結城カイトは手紙をやりとりしている祠に薬を置きに来た。
待ち伏せをしていた警察に逮捕される。
なぜ、結城カイトがこのようなことをしたのか?
それは、結城カイトがさくらを恨んでいたことによる犯行だとシャーロックは推察する。
そう。
さくらは結城カイトの婚約者であった仮屋みすずを交通事故で死亡させてしまった過去を持っている。
だから、さくらは毎月命日に交通事故で死なせてしまった親友の仮屋みすずの墓参りをしていた。
(さくらの家にはお墓参りをしていたお寺が販売しているお線香が置いてあったもんね)
結城カイトは舞台俳優なので、オルファムとして仕事をしていた時に、さくらが若菜を抱っこして、旦那の若杉涼太と大樹と一緒にオルファムショーに来ていたのを目撃します。
(というかショーの後に、オルファムと一緒に若杉家と記念写真を撮っていました。)
結城カイトは婚約者の仮屋みすずを交通事故で死なせておいた張本人であるさくらが幸せそうな生活を送っているのを見て、殺意を芽生えさせます。
そこで、さくらの子どもである若菜を殺すことを計画し、その計画を実行するために大樹を利用したというわけ。
毒薬のコブシクラレは、園芸店で手に入るものなので、園芸店でアルバイトをしている結城カイトだと楽々と手に入れることができる。
婚約者を失った人の、復讐劇だったというわけですね。
さくらが血を吸っていた理由はなんだったのか?
大樹が若菜に注射をしているところを見かけたさくら。
若菜がどんどんおかしくなっていく様子を見ていて、これはよくないものが注射されたのだと直感したさくらが注射された液体を吸い出すために、若菜の腕にかみつくような姿勢になって、吸い出していた。
だから、血を吸っていたように見えたため、吸血鬼になってしまったのでは?と旦那と義母に心配されたしまったのだった。
4話の感想
4話は、私にって衝撃的なミス・シャーロックの回だった。
子どもが犯人(というか犯行の手伝いをさせられてしまった)というのは衝撃的だった。
たぶん、私自身が子どもを持つ親だから余計にそう感じるのかもしれません。
妹想いのお兄ちゃんであることはありがたいし、嬉しい
両親が離婚し、父親に引き取られた経緯もあり、気難しい子供になってしまう場合も多々あるのに、大樹は優しい子どもとして育っている。
ただ、家族以外の大人を信じて行動してしまったのはいけないこと
ご当地ヒーローのオルファムのことを信じ切ってしまったのはよくない。
オルファムとのやりとりのことを父親(もしくは母親)に相談していれば、こんな事件を起こすことはなかった。
大人にも良い大人と悪い大人がいるので、注意することを学ぶ必要がある。
(こう書いていて、私自身も子供にちゃんと教えておかないといけないな、と思いました。)
子どもの純粋な気持ちを利用した結城カイトは最低な男
大樹の純粋な気持ちを利用して、結城カイト自身の恨みを晴らそうと子どもを利用したのはとてもひどいこと。
ご当地ヒーローであるオルファム、子どものヒーローであるオルファムが子どもを騙して、犯罪の片棒を担がせたのは納得がいかない。
(それ、おかしいでしょ。一番やっちゃいかんことよね!と怒りがメラメラ。
まっ、私が怒りメラメラしても仕方ないんだけどね。)
結局は、シャーロックの見事な推理で、黒幕であるオルファムこと結城カイトが本物の犯人として警察に捕まったので、事件は無事に解決。
ドラキュラじゃなくて、ヴァンパイアの謎も解けてよかった、よかった。
ラストに、シャーロックである竹内結子が、大樹に
「お母さんはあなたを犯罪者にしないために守った。今度はあなたがお母さんを守る番」
と大樹を一人の人間として、伝えなければならないことをきちんと伝えていた。
このシーンがなんとも印象的で心に残っている。
(このシーンを観ていて、ふと考えたことがあった。
それは、私も子どもに対して、子供扱いするのではなく、一人の人格をもった人として接していきたいということ。)
私は『ミス・シャーロック』の竹内結子見たさに、動画配信サービスのmusic.jpで8巻ともレンタルしたほど。
あの凛としたかっこいいシャーロックの話が気になって気になって、仕方なくなり、結局8巻すべてレンタルするというハマりっぷり。笑
あなたもハマるかもしれませんよ。^^
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。