『風の谷のナウシカ』で容姿端麗で軍を率いている有能な女性が登場しますね。
そうです。クシャナ殿下です。
かっこよくマントをなびかせて、黄金の鎧を身にまとっていますよね。
味方の兵士からは、絶大な信頼を寄せられているカリスマ性のある素敵な殿下。
また、敵の軍勢からは「トルメキアの白い魔女」と言われていて、恐れられています。
今回は、クシャナ殿下にスポットをあてて紹介していきます。
クシャナ殿下の左手が義手であることや、義手になってしまった理由について解説していきますね。
風の谷のナウシカのクシャナ殿下の左手は義手
クシャナ殿下は左手は黄金の鎧を身につけていますね。実は左手は義手なのです。
クシャナ殿下が、風の谷でナウシカの護衛のじいさまたちに捕らえられているときの会話から、義手であることがわかりました。
ミトやユパに左手が義手であることを見せていましたね。
左腕の義手を外して、左腕がないことを証明していました。うぅ、怖い。
左手は空洞になってました。
ミトが「蟲にやられたのか」と聞いていました。
クシャナ殿下は答えず。
きっと「蟲にやられたのか」というミトの問いかけに答えたくなかったのでしょう。
クシャナ殿下が答えなかったということが、暗に「蟲にやられた」ということを肯定しているように受け取れてしまいましたが、どうなのでしょうね。
義手になった理由とは?
では、クシャナ殿下の左手が義手になった理由は何でしょうか?それは、過去にクシャナ殿下が蟲に襲われたことが原因のようです。
蟲たちを怒らせてしまうような行動をしたのでしょう。
過去に蟲に襲われ、左腕を失ったから、義手となったということです。
腐海の森を焼き払おうとする理由とは?
クシャナ殿下が腐海の森を焼き払おうとします。
なぜ、腐海の森を焼き払おうとするんだろう?
それは、人々が腐海の森や、巨大化した虫たちに怯えることがない世界を作りたいと思っているから。
安心して暮らせる世界にしたいと思っているから。
本当は戦いのない世界を望んでいるはずなのに。
また、クシャナ殿下は以前に蟲に襲われて左手を失っている。
このことも腐海の森を焼いてしまって、蟲たちも焼き殺したいということにつながっているのかもしれない。
ある意味、復讐?
義手をミトやユパに見せたあとに、クシャナ殿下が「腐海を焼き、蟲を殺し、人間の世界を取り戻すに何をためらう」と言っていました。
蟲に相当恨みを抱いていることが伺えるセリフでしたね。
夫が見るであろうおぞましきものとは?
ミトやユパに左手が義手であることを見せていたときに、こんなセリフも言っていましたね。
「我が夫となる者はさらにおぞましきものを見るだろう」
これってどういうことなんでしょうね?
かなり意味深なセリフですよね。
クシャナ殿下の夫となる人は、もっとおぞましいものを見る・・・
どういうことだろうかと考えてみると・・・
蟲たちに襲われたときに、左手を失いました。
そのときに、クシャナ殿下に蟲たちが襲いかかっているので、他のところにも傷があるんだよ、ということを伝えたかったのかもしれません。
例えば、胸やおなか、背中のあたりにも引きちぎられたような傷があったりするのではないでしょうか。
普段は服を着ているので、体の傷は隠れているけれども、夫となる人はクシャナ殿下の服を脱いだ姿を見ることになる。
そのようなときにはクシャナ殿下の体の傷を目の辺りにすることになる。
だから、クシャナ殿下は「我が夫となる者はさらにおぞましきものを見るだろう」と言っていたのではないだろうか。
あくまで憶測ではあるものの、遠からず当たっていると思われる。
また、両足も黄金の鎧を身につけてますよね。
もしかしたら、足も失っている可能性があるやもしれません。
そうなると、「おぞましい」という形容詞が示すような体なのかもしれません。
なんかクシャナ殿下が気の毒で可哀想に思えてくる。
まとめ
今回は、『風の谷のナウシカ』でクシャナ殿下にスポットを当ててみてきました。・クシャナ殿下が、風の谷でナウシカの護衛のじいさまたちに捕らえられているときに、クシャナ殿下の左手が義手であることがわかった。
・左手が義手となってしまった理由は、過去にクシャナ殿下が蟲に襲われたため。
・クシャナ殿下が、「我が夫となる者はさらにおぞましきものを見るだろう」と言っている理由は、蟲たちに襲われたときに左手以外にも、他のところにも傷があるんだよ、ということを伝えたかったから。
もしかしたら、胸やおなか、背中のあたりにも引きちぎられたような傷があったりするのかもしれません。
クシャナ殿下は見た目は容姿端麗で、カリスマ性もあって申し分ない。
しかし、見た目ではわからない、見えない体については、失っている部分があり、悲惨な状態なのかもしれない。
【関連記事】
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~