『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』もワクワクして観ることができました。
名付け親でもあるシリウス・ブラックがなぜアズカバンに投獄されていたのかがわかり、スッキリしました。
そして、投獄されていたアズカバンから、あの恐怖の塊であるディメンターの厳しい見張りの中で見事に脱獄を果たしたシリウス。
今回は、そんなシリウスにスポットを当てていきます。
シリウスがアズカバンを脱獄できた理由について解説していきます。
そして、シリウスが黒犬に変身しますが、なぜ黒犬に変身できるのかについても述べていきますね。
目次
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のシリウスが脱獄できた理由とは?
シリウス・ブラックはアズカバンに投獄されていました。
12年間アズカバンで囚人として暮らしていましたが、ある時、アズカバンを脱獄してしまいました。
あの恐ろしいディメンターが看守としてわんさかいるアズカバンをものの見事に脱獄。
どうやって脱獄したのでしょうか?
シリウス・ブラックは未登録のアニメーガスだった?
シリウス・ブラックは実はアニメーガス(動物もどき)だったのです。
シリウスは、ホグワーツ魔法魔術学校時代の仲間である、ジェームズ・ポッター、ピーター・ペテグリューと同じくアニメーガスなのです。
アニメーガスの魔法を習得すると、動物もどきということで動物に変身できるのです。
ただ、このアニメーガスの魔法を習得できたなら、本来ならば魔法省に登録しなければいけない魔法なのです。
でも、シリウス、ジェームズ、ピーターの3人は未登録のアニメーガスとなったのでした。
なぜ、アニメーガスになったのか?
シリウス、ジェームズ、ピーターの3人は未登録のアニメーガスとなったのには理由がありました。それは・・・
3人の友人であるルーピンが人狼であるから。
人狼は、満月を見ると人間から狼に変身してしまい、狼になっているときは人間を傷つけてしまうのです。
でも、人間ではなく動物であるなら、狼になった時のリーマス・ルーピンと一緒にいることができると考えたからでした。
だから、シリウス、ジェームズ、ピーターの3人はアニメーガスの魔法を習得できるように練習をしたのです。
ちなみに、シリウスは黒犬(パットフット:肉球の足の裏)、ジェームズは雄鹿(プロングス:分かれ道を表す角)、ピーターは鼠(ワームテール:鼠のしっぽ)変身することができます。
余談ですが、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で「しのびの地図」が登場しますが、あの地図の制作者は、「ムーニー・パットフット・プロングス・ワームテール」ですね。
そうなんです。ルーピン、シリウス、ジェームズ、ピーターの4人ということですね。
※ムーニーは月を示します。人狼、狼人間であるルーピンを指します。
シリウス・ブラックは黒犬に変身して脱獄した
12年もの間にはシリウスは脱獄しようとは考えていませんでした。というか、シリウス自身に罪を着せた張本人であるピーターに復讐しようと考えていました。
でも、シリウスはピーターの消息はわからず、生きているのか、本当に死んでしまったのかさえわかりませんでした。
ピーターの消息がわからない状態で、脱獄しても意味がないと考えていました。
しかし、アズカバンで日刊預言者新聞の記事で、ウィーズリー家のエジプト旅行の記事と写真が掲載されているのを見た時に、ピーターが鼠姿で映っていたのです。
シリウスは、死んだはずのピーターがネズミの姿で映っていることに気づいたのです。
ピーターを捕まえれば、自分の冤罪が晴れると思いました。
そして、なによりもシリウス自身が後見人になっているハリーに危険が及ぶことを心配して、アズカバンを脱獄したのです。
シリウス・ブラックがアズカバンの囚人になった理由は?
ジェームズ一家の殺害事件で、犯人はシリウスだというのが濃厚だったから。
ハリーの両親(ジェームズ一家)を守るため、特定の人物(秘密の守人)が居場所を明かさない限りは守られるという魔法が使われました。
この秘密の守人に、シリウスがなる予定でした。
でも、この魔法を使う直前に、シリウスは秘密の守り人になることを拒否します。
秘密の守り人として、友人のピーター・ペティグリューに大役を託すことにしたのです。
そんな大役をピーターに与えたのには理由がありました。
誰しもが、そしてヴォルデモートまでもが秘密の守り人はシリウスだと思ってる状況です。
だからこそ、あえてフェイクとして、ピーターに変えたのです。
結局、真相としては、ピーターが裏切ったのです。
ピーターは親友を裏切り、ヴォルデモートにポッター夫妻の居場所を教え、逃走してしまいました。
誰もがシリウスが秘密の守人だと思っていたので、シリウスが親友を裏切ったと思われ、犯人として捕まってしまったのです。
ピーターは指1本残して消失してしまったため、シリウスが殺害したと罪を着せられてしまいました。
実際にはピーターは自ら指を切り落として、鼠に変身して生き延びていたのです。
鼠に変身したピーターは誰にも分からなかったのです。
よって、結局、シリウスは逮捕されてしまいます。
しかもシリウス自身が無実であるという証拠は一つもない状況でした。
なんせ、秘密の守り人をシリウス自身からピーターに変更したことは、ポッター夫妻以外誰も知りませんでした。
ロンの父も、親友のルーピンも、ダンブルドアさえも知らなかったことなのですから。
そりゃ、無実を証明できないわよね・・・
まとめ
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』では、シリウスがなぜアズカバンに投獄されることになったのか。また、アズカバンから脱獄しようと考え、実行したのはなぜなのかということがよくわかりました。
投獄されたのは、シリウスが親友であるジェームズを裏切り、ヴォルデモートにポッター夫妻の居場所を教えたという疑惑を持たれ、犯人にされてしまったから。
本当の犯人はピーターなのにね。
そして、アズカバンから脱獄しようとした理由は、後見人になっているハリーに危険が及ぶことを心配したから、なんですよね。
シリウスは本当はとてもいい人なんだなというのが伝わってきました。
ハリーはシリウスと一緒にのんびりと暮らしたいだろうに・・・←この願いは結局、この『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』では叶わないんだけどね。(^_-)-☆
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^_^)/~