宝塚歌劇団の経営状況やコロナの影響は?今後の活動や対策についても

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宝塚歌劇が4カ月ぶりに公演を再開されましたね。

嬉しいですね。待ちに待っていた公演。

宝塚歌劇を観てる時間は、日頃のストレス社会から抜け出して、別世界に入ることができるので、その時間が好きです。

ただ、その別世界に入ることができる時間を新型コロナが一瞬にして奪い去っていきました。

コロナの影響で、宝塚歌劇団も公演を中止になってしまい、見に行くことができなくなってしまいました。

そして、ある時、再開ってなったけど、またすぐ中止ってなって。。。


でも、今回は、4カ月ぶりに再開されましたね。嬉しい!^^

ただ、世間ではコロナの影響で倒産する会社が多数出ていますよね。

宝塚歌劇はどうなんだろうか?ということが気になってます。

そこで今回は、宝塚歌劇の経営状況とコロナの影響について紹介していきます。

また今後の活動や対策についても説明していきますね。

宝塚歌劇団の経営状況とコロナの影響

宝塚歌劇は、阪急阪神HDの100%子会社(阪急電鉄)です
このことは最大の強みと言えます。

親会社が大きな会社だということが非常に大きな力があるってことだもんね。


宝塚歌劇団の経営状況をみるためには、親会社の阪急阪神ホールディングス社の決算をみる必要があります。

親会社が好調なら、子会社もその恩恵を受けられますからね。もちろん、逆も真なりですが・・・


阪急阪神ホールディングス社が5月14日に2019年度(2020年3月期)の決算を発表しましたね

タイガースや宝塚歌劇団などを含むエンタテインメント事業の第4四半期を見てみましょう。

むむむ・・・

やっぱりね。

新型コロナウイルスの影響を受け、営業収益はマイナス44億円

(44億円ってイメージできない。@@;)


営業利益でマイナス30億円となる見込みだそう。

こ、こ、これってやっぱり相当まずい状況だよね。。。

どうなるんだろう、宝塚歌劇団・・・心配。T_T

宝塚歌劇は存続できるの?

新型コロナウイルスで打撃を受けているから、このままコロナが長引くと、宝塚歌劇の存在も危ぶまれるでしょうね。

世間では、宝塚歌劇団は、
阪神淡路大震災も乗り越えた!
戦後も上演してきたよ
という宝塚神話を唱える方もいらっしゃいます。

ただ、今回のコロナの事態は上記のような事態とは次元が全く異なることなので、「コロナでも乗り越えられたよ!」というわけにはいかなさそうです。

そもそも、「密集」してはいけない!というのは、演劇にとってはものすごいマイナスポイントです。

だって、演劇は密集した状態、密閉した状態で観るものだからです。

客席にタカラジェンヌが降りてきて、お客さんとの交流もおこなうのが醍醐味の宝塚歌劇なのです。

それができないというのはなんとも致命的です。

親会社の決算は全体的にまずい状態

阪急阪神ホールディングス社の決算より読み取れることを述べていきますね。

それは、「阪急ホールディングス全体がまずい状態」であること。

2020年度3月期の状況です。

エンタテインメント事業の営業収益は、前年比4億9800万円(0・7%)減である。

・(エンターテイメント事業での)営業利益は、前年比17億4400万円(13・0%)減の116億9500万円である。

阪急阪神HD全体の営業利益は前年比17.2%である。

上記は3月末までの状況を示したものなので、コロナの影響が出てくる4月、5月の状況は反映されていない。

よって、4月、5月、6月の状況が含まれるとさらにマイナスになることは予想できるでしょう。

阪急阪神ホールディングスとしてはさらに収益が減少してしまいます。

当社グループは、多くの事業で新型コロナウイルスの影響を受けており、2020年度の業績については、その影響が及ぶ期間や程度等によって、大きく変動するものと考えられます 。

こうした状況のもと、通期の業績予想については、現時点では新型コロナウイルスの影響を合理的に算定 することが困難であることから、未定とします。

今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表します。

阪急阪神HDの決算補足説明資料より

宝塚のファンの一人として、宝塚歌劇の存続を切に望みます

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宝塚歌劇団の今後の活動

宝塚歌劇団の経営状状況は芳しくないことがよくわかりました。

そんな宝塚歌劇団は今後どうなっていくのでしょうか?

宝塚歌劇団4カ月ぶりの花組柚香光のお披露目公演が開催された!

新型コロナウイルスの影響で公演中止が続いていた『宝塚歌劇』。

ようやく再開です!宝塚大劇場、公演再開です!

4カ月ぶりの公演は、花組の『はいからさんが通る』が、7月17日に約4か月ぶりに公演を再開しました。Withコロナの時代に合わせた新たな演出でおこなわれましたよ。

そして、この花組の公演は、なんと、去年トップスターに就任した柚香光(ゆずかれい)さんの大劇場でのお披露目公演でもあるんです。

当初は、このお披露目公演は3月13日に予定されていたんです。

それが約4カ月ずれ込んでしまいました。


お披露目公演です。はい。大事ですね。

だから、柚香光さん押しのファンにとっては待ち望んでいた公演だったはず。

(もう鶴首状態で待たれていたと思いますよー。)


その「お披露目公演」ってすごい倍率なんですよ。
倍率っていうか、競争倍率ね。


もちろん、そんな競争倍率の高い公演だから、7月17日の公演は全席完売でしたよ。

東京宝塚劇場の公演は7月31日から再開!

東京宝塚劇場の公演は、7月31日から再開されます。

星組の公演となります。
『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』

7月31日~8月14日は、1日1回(13時30分公演)のみの上演です。

そして、8月15日からは2回公演が実施されます。

平日の開演時間は、11時開演、15時30分開演です。

なお、客席を使った演出は、当面の間、取りやめとのことです。


いろいろと制約がある中での公演再開ですが、宝塚歌劇が再開されることが嬉しい!

コロナ対応での公演

コロナ対策として、次のようになされています。
ファンとしては、いつもの宝塚を堪能したいけれど、そんなわがままを言ってる場合じゃないので、公演がなされるだけで感動です!
(4カ月長かったー。)

コロナ対策:客席減

今回の公演では、コロナ対策を徹底しての公演でした。

販売席数は客席総数の約半分の1274席

また、通常140人の立ち見があるけど、20人に絞られていた。

なお、すべて前売りで完売

コロナ対策:生演奏無し

オーケストラの演奏はすべて録音になっていた。

(宝塚と言えば、オーケストラは大劇場の売りでもあるんだけど、仕方ありませんよね。(T_T))

やっぱりオーケストラは大人数で楽器を吹くので、密集・密接となりますよね。

それに飛沫の問題もあるし・・・

オーケストラの迫力ある演奏がいいけど、今の状況では録音での演奏は致し方ないですよね。
(オーケストラの方も感染リスクがあるし。)

コロナ対策:フィナーレの群舞は登壇者減

舞台上でも「密」になることを防ぐために、フィナーレの群舞について、登壇者を減らして演出の一部を変更もおこなわれた。

宝塚大劇場でお披露目を果たした花組トップスター柚香光(中央)。©宝塚歌劇団

フィナーレ場面の出演人数を絞ってあったため、いつもなら若手のそろう大階段に誰もいないのが寂しいね。

(フィナーレの群舞って、いつもはむちゃくちゃ豪華絢爛で素晴らしいんだけど・・・仕方ないよね。「密」になっちゃうから。密集は避けないといけないし、ミュージカルだから歌うし。飛沫の問題もあるしね。。。)

今後の宝塚歌劇団の公演はコロナ対策のためライブ配信

4カ月ぶりの花組の公演『はいからさんが通る』は宝塚大劇場で入場制限をしておこなわれたが、今後はコロナ対策のためにライブ配信にておこなわれる。

ライブ配信が予定されている公演について

宝塚歌劇でライブ配信が予定されている公演は以下の通り。

配信開始日時や販売期間、販売価格について記載しておきます。
星組 東京宝塚劇場公演
『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』


・配信開始日時: 2020年8月1日(土)13:30 ~

・販売期間: 2020年7月25日(土)10:00~8月1日(土)12:30

・視聴価格: 3,500円(税込)

宙組 梅田芸術劇場メインホール公演
『FLYING SAPA -フライング サパ-』千秋楽


・配信開始日時: 2020年8月11日(火)13:00 ~

・販売期間: 2020年7月23日(木)10:00~8月11日(火)12:00

・視聴価格: 3,500円(税込)

宙組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演
『壮麗帝』


・配信開始日時: 2020年8月18日(火)15:00 ~

・販売期間: 2020年8月4日(火)10:00~8月18日(火)14:00

・視聴価格: 3,500円(税込)

雪組 梅田芸術劇場メインホール公演
『炎のボレロ』『Music Revolution!-New Spirit-』


・配信開始日時: 2020年8月22日(土)16:30 ~

・販売期間: 2020年8月3日(月)10:00~8月22日(土)15:30

・視聴価格: 3,500円(税込)

花組 宝塚大劇場公演
『はいからさんが通る』千秋楽


・配信開始日時: 2020年9月5日(土)13:00 ~

・販売期間: 2020年7月22日(水)10:00~9月5日(土)12:00

・視聴価格: 3,500円(税込)

星組 東京宝塚劇場公演
『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』『Ray -星の光線-』千秋楽


・配信開始日時: 2020年9月20日(日)15:30 ~

・販売期間: 2020年8月1日(土)10:00~9月20日(日)14:30

・視聴価格: 3,500円(税込)

うわぉ!配信日時が全部違うから、全部観ることができる

宝塚三昧ができるね!^^

ライブ配信の公演を視聴する方法

ライブ配信される公演については、次の手順で購入し、視聴することができます。

U-NEXTのアカウントを用意し、事前にライブを購入する。

※アカウント登録のみでは視聴できないので、必ず事前にライブを購入する必要があります。
※「見逃し配信」はないとのことです。←楽しみにしている公演なんだから見逃さないよね~。

なお、上記のライブ配信は、U-NEXTの月額会員でなくても見ることができます。
(これも嬉しいですよね。^^ わざわざ会員になるのはちょっとな、と思われる方にもちゃんと配慮されてますね。ありがたい。)

会員にならずに視聴したい方は、こちらの視聴方法から確認してくださいね。↓

U-NEXTの月額会員にならずに宝塚歌劇団のライブ配信を見る方法はこちら


これからいくつも宝塚歌劇団のライブ配信をU-NEXTでされていくので、私だったら月額会員になりますね。
(って、すでに会員だったりする~。^^)

まとめ

宝塚歌劇団の、というか親会社の阪急阪神ホールディングスの決算を知り、ショックを受けた。

でも、宝塚歌劇団、新たな方針を打ち出して、コロナ対策をおこなうべく、公演自体を宝塚大劇場へお客さんを集める方式から、ライブ配信へと方向転換される。

この方針を知った時、あー、また宝塚観ることができる~と嬉しくなったのと同時にホッとした。

私と同じように宝塚ファンの方もホッとされているでしょうね。

大劇場での観劇は当分むつかしいでしょうけど、それまでの間はライブ配信で楽しみましょう

コロナが収束したときには、また宝塚大劇場で思いっきり観劇を楽しめることを心待ちにして。

私は、宝塚歌劇団の公演をU-NEXTで全編ライブ配信されるということなので、こちらから登録をおこないます。↓


これで全編ライブ配信を楽しむことができるわ!
(もちろん、販売期間に忘れずに申し込みをしなくちゃだけどね。スケジューリングしておこうっと!^^)



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


また次回のブログでお会いしましょう。(^_^)/~

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