『マスカレード・ホテル』観ましたか?
まだご覧になっていない方は、2020年1月3日21時から、フジテレビ系で放映されますよ。地上波初ですので、お見逃しなく!
わたしは東野圭吾さんの作品が好きなので、先に小説を読んでいました。
映画を観てるときも犯人は誰なのかはわかっていたけれど、惹き込まれましたね。
松たか子さんの演技、すごすぎました!
では、そんなすごい演技をされた松たか子さんに注目した内容をご紹介していきますね。
目次
マスカレード・ホテルのあらすじ
https://youtu.be/SVEvPyOrCeI東京都内で3件の予告殺人事件が発生する。
事件現場に残された不可解な暗号から、3つの事件は連続殺人事件として捜査されることになった。
数列の暗号が次の犯行現場を予告するものであることを解読され、第4の殺人は高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測された。
数名の捜査員が、第4の事件を未然に防ぐ為フロントスタッフやベルボーイに扮してホテルに配置。
刑事たちがホテルマンとしてホテル業務にあたった。
不審な宿泊客を監視するためである。
捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、英語ができる帰国子女であるため、ホテルのフロントスタッフに扮することになった。
新田の補佐・教育係として優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)が任命された。
刑事とホテルマンという立場も職業倫理も異なる二人は、いろいろと衝突することが多かった。しかし、だんだんとホテルマンとして、時には捜査員としての立ち位置を共有していくことで、信頼関係が育まれていった。
また、事件に対することについてもお互いに協力して闘っていこうとする気持ちも生まれていった。
そんなホテルでの厳戒体制を敷いた、ある特別な1日についての物語。
ホテルって本当に予期せぬいろいろなことが起こるのね、とハラハラドキドキするお話です。
マスカレード・ホテルの犯人は誰?
小説のマスカレード・ホテルでは、犯人は35歳の女性、長倉麻貴(松たか子)でした。この女性が目の不自由な老婦人、片桐瑶子を装って、客としてホテルに訪れます。
映画の中で、長倉麻貴は片桐瑶子を演じていたということですね。
松たか子さんが、長倉麻貴と片桐瑶子を演じている。
その長倉麻貴が片桐瑶子を演じている・・・(混乱するやん。苦笑)
第4の事件で狙われていたのは山岸尚美(長澤まさみ)
犯人が狙っていたのは、ホテルのフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)でした。映画を観ていて、「えっ?山岸尚美を狙ってたのー」と意外で不思議な感じでしたね。
なぜ、山岸尚美を狙ったのか・・・
その理由は、犯人である長倉麻貴が1年前にホテル・コルテシア東京に訪れていたんです。
そのときにフロントで対応したのが山岸尚美でした。
長倉麻貴はある男性(松岡高志)がホテル・コルテシア東京に宿泊しているからその男性に会わせてほしいと依頼をします。
でも、山岸尚美は松岡から長倉麻貴が来ても「宿泊していない」と伝えてほしいと依頼を受けていました。
そんな依頼を受けていたので、山岸尚美は長倉麻貴にその男性は泊まっていないと伝えたのです。
松岡高志は、付き合っている長倉麻貴が妊娠したことがわかった途端に彼女を捨ててしまったのです。
長倉麻貴は松岡高志がホテル・コルテシア東京に泊まっていると確信していたので、真冬の寒い時期にも関わらず、ひと晩中ホテルの前で待っていたのです。
翌朝、松岡高志がホテルから出てくるのを見つけたのですが、立ち上がろうとしたときにすごい痛みを感じてそのまま気を失ってしまいました。
長倉麻貴は流産をしてしまいます。
このような経緯があって、長倉麻貴は責任を取らずに逃げた松岡高志と、流産のきっかけを作った山岸尚美を恨むことになります。
長倉麻貴の役柄について
松たか子さんが演じる長倉麻貴は、35歳の女性で、老け役を得意とする劇団員です。マスカレード・ホテルの中で、目の不自由な老婦人である片桐瑶子を演じている。
そうなんです。片桐遥子はね、老婆メイクを施した長倉麻貴(松たか子)なんですよね~。
劇団員時代に、松岡高志と付き合っていて、子供を妊娠していた。
でも、松岡高志にとっては長倉麻貴はただの遊びのつもりだったので、子供の妊娠を聞かされて松岡は逃げてしまったんだよね。
長倉麻貴は相当ショックだったはず。
お腹の子供の責任をとってもらいたい一心でホテルコルテシアに押しかけて松岡と話をしようとしていたのに、上記の(第4の事件で狙われていたのは山岸尚美(長澤まさみ))ところでも書いたような結末になってしまったの。
流産をしてしまったんだよね。
そこで、長倉麻貴は松岡高志に復讐をするんです。
実は、長倉麻貴は薬学部出身であり、動物病院に勤務をしていた経験もあったため、注射をあつかうことができる。
それに、薬物を手に入れることも可能だった。
だから、薬物を注射して松岡高志を殺害することができたんです。
(これが復讐その1ね)
そして、ホテルコルテシアの客室に山岸尚美を呼び出して、松岡高志と同じように注射を使っての殺人を行おうとするんですよね。
(これが復讐その2。ただ未遂に終わります。ちゃんと新田が助けに来てくれたから山岸尚美は無事に助かるというわけ。^^)
松たか子の演技がすごすぎる
えっ、これが本当に松たか子さんが演じているの?と驚いてしまいました。どう見ても、初老のおばあさんですよね。笑
だって、頬のたるみが、ほうれい線がちゃんとあるし。
(どうやら、特殊メイク用のシリコン樹脂で頬をたるませることができるらしい。ひぇぇぇ。怖い!)
片桐瑶子(松たか子)を見ていると、それが本当に松たか子さんが演じているとは思えない。
濃いめのサングラスをかけているから、鼻と口と頬しか見えてないからそう思うのかもしれないけれど。
でも、「声」で松たか子さんだってわかるんじゃないのかな、と安易に考えていたのですが、声でも全然わかりませんでした。
声を聞いていると、初老のおばあさんというには若い感じだけど、その声が松たか子さんだとわかる声ではなかったです。
こうやって「声」も演技できる、というか使い分けのできる松たか子さん、すごすぎるなって思いました。
『マスカレード・ホテル』を松たか子さん演じる、長倉麻貴、片桐瑶子をメインにして映画鑑賞してみてください。
松たか子さんの演技力、本当にすごいな、と感心しますよ。
そう言えば、松たか子さんと言えば、
「日本アカデミー賞最優秀主演女優賞」、「読売演劇大賞」、「最優秀主演女優賞」等を受賞する女優さんですものね。
それに、日本舞踊松本流名取、初代松本幸華(まつもとこうか)の名も持たれてますよね。
そりゃ、演技力抜群なわけですよね。
まとめ
『マスカレード・ホテル』を観て思ったこと・犯人が意外すぎるし、犯行の動機が雑すぎないか。
(あまりにも愛しすぎていたら、今回の動機はありえるのかもしれませんね。)
・松たか子さんが演じる片桐瑶子が圧巻。
(あんなにキレイな女優さんがこんなおばあさんを演じることができるんだ!とびっくりすると同時に「やっぱりすごい女優さんなんだな」と感心した。)
だから、「ファンを驚かせる演技力を見せることができる松たか子」って言われるゆえんなのかもしれませんね。
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