『ハリー・ポッターの秘密の部屋』ってドキドキワクワク(あ、わくわくはしないね)、ハラハラしますよね。
特に、ハリーたちが「秘密の部屋」に向かって行くとき!
「秘密の部屋」は嘆きのマートルがキーマンになっています。
今回は、そんなキーマンであるマートルに焦点をあてて、マートルの死因について説明していきます。
また、「秘密の部屋」がどこにあるのかについても紹介していきますね。
目次
ハリーポッターのマートルの死因は何?
マートルは、通称嘆きのマートルと言う名前がついています。
とにかくよくしくしく泣くし、嘆くんですよね。--;
マートルの居場所は決まっていて、レイブンクローの女子トイレ。
女子トイレにこもっているゴースト(幽霊)です。
そんな女子トレイにこもっているマートルの死因ってなんだったのでしょうね?
マートルっていじめられっ子だった
マートルの死因を解説する前に、マートルの簡単なプロフィールを紹介しておきますね。名前:マートル・エリザベス・ウォーレン
マートルは可哀そうなことに、いじめられっ子だったの。
それは、マートルの外見からもいじめられる要素があったからかも。
外見上の特徴は以下の通り。
・太り気味
・にきび顔
・分厚いメガネ
・泣き虫
イジメられると、決まって3階のレイブンクローの女子トイレにこもって泣いていたのよ。
こうやってマートルはイジメられると女子トイレにこもって泣くということをやっていた。
きっとトム・リドルもマートルのこの行動を知っていたに違いない。
(トム・リドルとマートルは同時期にホグワーツに在籍していたのよ。)
マートルが死んだ経緯
マートルはメガネのことをからかわれていた。からかっていたのは、オリーブ・ホーンビーという名の生徒。
からかわれたマートルはいつものように3階女子トイレの個室にこもって泣いた。
もちろん鍵をかけてね。
マートルが個室トイレに入った後、トム・リドルが女子トイレに入ってきた。
「秘密の部屋」を開けて、バジリスクを出したのよ。
マートルは誰ががトイレに入ってきたのは気配で分かったから、「出ていけ!」と叫ぶため、個室のドアを開けたの。
そのあと、マートルはバジリスクの目を直接見てしまったので、即死した。
そうなの。バジリスクの目にはすごい力があるから、直接見てしまうと即死してしまう。
鏡越しや、水に映ったバジリスクの目を見たら、石になってしまうの。
ハーマイオニーが鏡を持った姿勢のままで、かちーんと固まっていたでしょう。
マートルは何も遮るものがなく、直接、目を見てしまったから死んでしまったの。
マートルは生け贄だった!
実は、マートルはトム・リドルが分霊箱を作るための生け贄として利用されたのだった。えっ?どういうこと?って疑問に思いますよね。
順を追って説明しますね。
分霊箱って何なの?
分暦箱は、自らの魂を引き裂き、分裂した魂を魔法器(今回なら、「トム・リドルの日記」のこと)に納めて保存したもののことです。
この分霊箱があると、肉体が滅ぼされても、分割した魂が無事であれば、死ぬことはないのです。
そう、分霊箱を作っておくことで、死ぬことはない(不死)ので、ずっと生き延びられるというわけ。
分霊箱の作り方
分霊箱には、自らの魂を引き裂き、分裂した魂を納めて保存することになります。魂を引き裂くためには「生け贄」が必要となります。
人を殺害すると、魂を引き裂くことができるのです。
なお、この魔法は最も邪悪な魔法です。
その存在を知る人はほとんどおらず、口に出すことも禁じられているほどです。
こうやって、トム・リドルは分霊箱を作る際に必要となる「生け贄」としてマートルを利用したというわけ。
こわいよね。こわいよね。同じ生徒同士の関係なのに、自分の欲望を満たすために、生け贄として扱うなんて。
秘密の部屋はどこにあるのか?
マートルは、トム・リドルが秘密の部屋を開けて、バジリスクをトイレに出現させたために、亡くなってしまいました。では、「秘密の部屋」はどこにあるのでしょう?
秘密の部屋とは?
そもそも「秘密の部屋」ってどんな部屋なんでしょうね。
秘密の部屋とは、純血性をめぐってホグワーツの創立者たちと対立したサラザール・スリザリンがホグワーツ魔法魔術学校の地下牢より下に作った部屋である。
秘密の部屋には、伝説でマグル生まれの生徒を追放するために隠されたとされる、古代のバジリスクが住んでいた。部屋には彫刻が刻まれた背の高い柱が並んでおり一番奥にはサラザール・スリザリンの巨大な像が鎮座している。
ハリー・ポッターWikiより
バジリスクが住んでいる恐ろしい部屋が「秘密の部屋」なんです。
ここでバジリスクについても解説しておきますね。
バジリスクは凶暴な殺人モンスター
バジリスクは蛇の一種だから、パーセルマウス(蛇の言葉を理解でき、蛇語で話せる人)なら、コントロールすることも可能です。
ということは、ハリーもパーセルマウスだから大丈夫だね、と思ったのもつかの間。。
サラザール・スリザリンのバジリスクに命令できる人は、トム・リドルだけなんです。
トム・リドルの命令のみをバジリスクはきくようになっていたのです。
だから、パーセルマウスのハリーでも、ハリーの命令はバジリスクには通じなかったというわけ。
では、そんな恐ろしいバジリスクがいる「秘密の部屋」にはどうやったらいけるのでしょうか。
秘密の部屋への入り口は女子トイレ!
実は、「秘密の部屋」への出入り口はマートルが泣くためによく使用していた女子トイレにあったのです。
女子トイレの洗面台、それが「秘密の部屋」への通じる出入り口だったのです。
びっくりだよね。@@
女子トイレの洗面台がスライドし、中央には暗く長い配管がのびている。
この配管の先に「秘密の部屋」がある。
トム・リドルは、「秘密の部屋」に行きたいときに、いつもマートルがいるために、なかなか行けなかった。
そんなイライラもあったのか、マートルを分霊箱を作る際の生け贄にしてしまったのでしょうか。
この女子トイレが「秘密の部屋」に通じる出入り口っていうのが、ちょっと不思議な感じがしました。
サラザール・スリザリンが「秘密の部屋」を作ったのはずいぶんと遠い昔のこと。
それから千年経って、トム・リドルが「秘密の部屋」を発見する。
ホグワーツ魔法魔術学校の地下牢より下に作った部屋だったけど、千年という年月を経て、ホグワーツもいろいろと改修工事が行われたのかもしれませんね。
だから、「秘密の部屋」へと通じる出入り口が女子トレイの洗面台のところになっていたのかも。
そう考えると、不思議なことではなく、納得できてしまいますよね。(^_-)-☆
まとめ
『ハリー・ポッターの秘密の部屋』のマートルの死因は、バジリスクの目を直接見てしまったことによる即死だった。このバジリスクをマートルのもとに放った人物は、トム・リドル。
トム・リドルはマートルを生け贄として、分霊箱を作るために利用したのだ。
また、映画のタイトルでもある「秘密の部屋」は、ホグワーツの創立者たちと対立したサラザール・スリザリンがホグワーツ魔法魔術学校の地下牢より下に作った部屋。
その「秘密の部屋」へと続く出入り口は、マートルが泣くためによく使用していた女子トイレにあった。女子トイレの洗面台がその出入口だった。
私は意外なところが出入口だったので、へぇ~って感心してしまいました。
洗面台がスライドして、出入口が出てくるんだもの。なんか異次元の世界への入り口みたいでワクワクしました。
でも、そのワクワクもすぐに恐怖への入り口だったんだ、ということがわかり、こわごわしながら映画の続きを観ていました。
あなたはこの「秘密の部屋」への出入口の場面をどんな感じでご覧になっていましたか?
ワクワク派? ドキドキ派? それとも、私と同じで こわごわ派?
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^_^)/~