ハリーポッターに出てくる登場人物にはいろいろと変わったものが出てきますよね。
トビーもそう。
個性的な見た目、話し方も独特。
そして、行動もへんてこ。
今回は、そんな屋敷しもべ妖精のトビーにスポットをあてて紹介していきますね。
また、トビーは最後に自由に慣れたのかについても解説していきます。
目次
ドビーはかわいいのか?
突然、ハリーの元に現れた妖精。
最初、ドビーを見たときの私の印象は、
「なにこれ? ちょっと気味悪くないか?」
というものでした。
でも、話が進んでいくうちに、
ドビーはハリーのことがすごく心配で、その心配があるから、いろいろとハリーに不都合なことをしでかしたことがわかってくる。
このハリーに不都合なことをしでかしたことで、ハリーが窮地に追い込まれるんだけどね。
ドビーは、すごくまっすくで、正義感のある僕妖精だということがわかってくる。
あまりにもまっすぐすぎるから、おいおい・・・それはやりすぎでしょう!ということもあるんだけどね。
なんかね、ハリーを守らなくっちゃ!という使命感があふれているの。
「コイツって意外といいヤツ。なんかかわいいなぁ~」
って思うようになってきたの。
ドビーって健気でかわいいよね!
同じようにドビーをかわいいと言ってる方がいらっしゃいます。
ハリポタの中で一番好きなのはドビー。かわいいし強い。ドビーが死んじゃった場面が、ハリポタ全作で1番泣いたところ。#ハリーポッター#ハリポタ #ドビー#ハリーポッターに手を出すな pic.twitter.com/ifXcFhM5WJ
— ミチ@ハリーポッター溺愛中 (@harry_michii) November 12, 2019
よかった。やっぱりドビーのことをかわいいと思う人っているんですね。
最初の印象はイマイチだけど、話がどんどん展開していくと、ドビーのことがかわいく、愛おしくさえなってくるよね。
ドビーは勇敢なしもべ妖精
ドビーはルシウス・マルフォイの屋敷で仕えている屋敷しもべだった。主人であるルシウス・マルフォイが「秘密の部屋に関する事件」を起こそうとしていることを察知してハリーに警告するためにダーズリー家に来た。
ドビーは屋敷しもべ妖精なので、本来なら本能的に主人に仕えるもの。それが、不本意な命令であったとしても、主人の命令には必ず従わねばならないのです。
それなのに、ドビーは主人の計画を知って、ハリーを守るための行動をするんです。
勇敢ですね。
主人がやろうとしている計画が実行されると、どのようなことになるのかをちゃんと考えられている証拠。
どのような事態になるかを心配して、その事態が起こらないように行動した。
ドビーは賢いしもべ妖精
ドビーは、ルシウス・マルフォイが計画している内容を知って、ハリーを守るために行動しました。トビーは、主人がやろうとしている計画が実行されると、どのようなことになるのかをちゃんと考えることができていた。
どのような事態になるかを考えることができたからこそ心配して、その事態が起こらないように行動した。
ドビーは、思慮深く物事を的確に見ることができる賢いしもべ妖精なのですね。
同族からは「変わったヤツ。変なヤツ。恥!」って思われているけれど、本当は「賢くって、勇敢ないいヤツ」なんだよ。
屋敷しもべ妖精は最後に自由になれたのか解説
屋敷しもべ妖精のドビーは、召使い。
どこぞのお屋敷で召使として働いている。
ドビーはとっても厳しいお屋敷で働いていることが伺えた。
その理由は・・・
なにか余計なことをしてしまうと、自分自身にかなり強烈なお仕置きを課している。
「ドビーは悪い子、ドビーは悪い子」と言いながら、壁に頭を何度も打ち付けるなど。
これは、仕えているお屋敷でドビーがなにか失敗をしたときにお仕置きをされているからだろう。
こんな失敗が多く、要領があまりよくない屋敷しもべ妖精ドビーは自由になれるのだろうか?
召使いが自由になる方法とは?
召使いが自由になれる方法はある。それは、主人から衣服を与えられると、妖精は自由になれるんです。
そう、主人から衣服を与えられることは、「解雇」を意味するのです。
だから、ドビーは屋敷しもべとして仕えている屋敷の主人から衣服を与えられたら、やっと自由の身になるというわけ。
逆に、衣服を与えられずにいれば、ずっとずっとその屋敷で召使いとして働かざるをえないというわけ。
ドビーは自由になれる!
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、ルシウス・マルフォイが「トム・リドルの日記」を用いて、秘密の部屋に関する事件でいろいろと仕掛けます。ハリーは、この「秘密の部屋に関する事件」の黒幕はルシウス・マルフォイであったことを見事に突き止めるんですよね。
「秘密の部屋に関する事件」のあとに、「トム・リドルの日記」はヴォルデモートが復活できないようにハリーがバジリスクの刃で日記を貫いて破壊しました。
「トム・リドルの日記」は分霊箱になっていたので、日記を破壊したことによって、分霊箱の力がなくなりました。
そのような「トム・リドルの日記」を、ハリーはルシウス・マルフォイに返します。
分霊箱の威力がない「トム・リドルの日記」はごみ同然。
ルシウスは屋敷しもべ妖精のドビーに日記を手渡しました。
日記を受け取ることで自由を手に入れたドビー
主人であるルシウス・マルフォイから日記を受け取ったドビー。このことで、ドビーは自由を手にすることができました! やったね、ドビー。
自由を手に入れられたのはなぜ?
屋敷しもべ妖精が、主人から自由になるためには、衣服を与えられないと自由になれない。
日記を与えられただけなのに、なぜドビーは自由になれたんでしょうか?
そ・れ・は・ね、
ハリーが日記の間に、「靴下」を挟んでおいたからなの。
ハリーは、ドビーを自由にするために日記に靴下を忍ばせておいたんです。
その靴下はハリーのもの。
ハリーも機転が利く男の子だから、
分霊箱の力がなくなってしまった「トム・リドルの日記」はルシウス・マルフォイにとってごみ同然に扱うと推察していました。
その推察通りに、ルシウス・マルフォイはハリーから返された「トム・リドルの日記」をドビーに手渡します。
ハリーの靴下が挟んである「トム・リドルの日記」がルシウス・マルフォイからトビーに手渡された。
そう、ハリーの靴下も衣服。
衣服を屋敷しもべ妖精の主人であるルシウス・マルフォイからトビーは与えられた。
よって、「解雇」され、自由の身になったというわけ。
ルシウス・マルフォイが、ハリーがやった事態を飲み込めたときには、召使いドビーはすでに「解雇」された身で自由になってしまっていました。
ルシウス・マルフォイは召使いを失ってしまったのでした。
なんかこの最後のシーン、スカッとしました。
まとめ
屋敷しもべ妖精のドビーは、個性的な見た目で、話し方も独特で、行動もへんてこ。
トビーは、そんなへんてこな妖精なのに、実は賢くて勇敢なヤツで、なんともかわいいヤツだった。
召使いとして失敗したときのお仕置きがハンパなくやばい。
ハリーのおかげで、ルシウス・マルフォイから無事に「解雇」され、自由の身になることができた。
今回のことがきっかけとなり、ハリーとドビーが友人となりました。
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また、次回のブログでお会いしましょう。(^^)/~~~