『風の谷のナウシカ』でアスベルの戦闘機がナウシカの爺さまに攻撃されて、失墜しました。
アスベルは腐海の森の中に落ちていきました。
ナウシカはアスベルがまだ生きていることを感じ取り、急いで腐海の森へ行き、アスベルを探します。
こんな運命のいたずらで出会った二人ですが、その後はどうなるのでしょうか。
今回は、ナウシカとアスベルの関係性について解説していきます。
また、一歩踏み込んで結婚するのかしないのかについても述べていきます。
目次
風の谷のナウシカ・アスベルとの関係性は?
『風の谷のナウシカ』でアスベルは最初、ナウシカと敵対する形で登場しましたね。
ナウシカもクシャナ殿下率いるトルメキア王国の一味だと思われていましたよね。
たしかにクシャナ殿下と一緒にいたから、そう思われても仕方ないんだけど・・・
ナウシカはクシャナ殿下の命令で同じ飛行船に乗っていただけなのに。
でも、物語が進むにつれて、アスベルはナウシカのことを誤解していたことがわかり、その後は良き友人となります。
この二人の関係性がどうなっていくのか、気になります。
良い友人関係だけなのか、それともお互いにいい雰囲気なので恋愛関係に発展しそうなのか、気になるところです。
敵対関係と誤解していたアスベル
アスベルは最初、ナウシカを敵対関係だと思っていましたね。それもそのはず。
ナウシカが乗っていたのは飛行船というか航空機はトルメキア王国のものだったのですから。
まさかナウシカが人質としてトルメキア王国の航空機に乗せられているとは思わないですよね。
航空戦でアスベルはトルメキア王国の航空機に攻撃をかけていきます。
トルメキア王国の航空機は何機も墜落していきます。
そんな中、ナウシカの爺さまがアスベルの戦闘機を攻撃し、失墜させました。
この失墜によって、アスベルは腐海の森へ落ちていきました。
腐海の森に落ちたアスベルは、蟲たちから逃れるために銃で威嚇のために発砲を繰り返していました。
森で発泡したら蟲たちの怒りを買うことを知らなかったのでしょうね。
蟲に追い回されているアスベルをナウシカは小型飛行機のメーヴェに乗って助けてくれましたね。
まさに危機一髪のところをナウシカがアスベルを救ってくれました。
ナウシカはアスベルの命の恩人とも言えますよね。
アスベルにとって命の恩人であるナウシカとの関係は、良き友人であることは見て取れます。
また、誤解が解けたときには、アスベルはナウシカが妹のラステルを看取ってくれたことについても知ることになり、感謝を述べていましたね。
映画版での2人の関係性
ナウシカは、蟲と共存する世界にいます。ナウシカは誰も殺さずに、互いに生きることを大事にしています。
もちろん、蟲に対してもそうで、蟲や王蟲のことを大事に思っています。
だから、蟲を悪用している土鬼(ドルク)の人たちとは相容れないものがあるやもしれません。
アスベルは土鬼(ドルク)側の人間です。
蟲に対する考え方が根本的に異なります。
また、ナウシカはクシャナ殿下率いるトルメキア王国の支配下に置かれている立場であります。
アスベルはトルメキア王国と敵対関係にある土鬼(ドルク)の人間です。
両者同士が仲が良い関係性であったも、それぞれが所属しているところが敵対する関係であるため、たとえ惹かれ合っていたとしても結婚するのはむつかいでしょう。
賢いナウシカはそういうこともちゃんとわかっているので、友好的な関係を保っていたのでしょうね。(^_-)-☆
ナウシカとアスベルは結婚するのかしないのか
ナウシカとアスベルは腐海の森で蟲たちに追いかけらたあと、流砂に落ち、そして、腐海の森の深層部にまで落ちていきましたね。
腐海の森の深層部で一夜を過ごしました。
男女が一夜を過ごすので、なにかあるかも?って思いますよね。
いやいやいや。
何もありませんでした。
この二人は、互いに敵対している同士と思っていた関係から、誤解を解いて友好的にはなったものの、目まぐるしく変化にとんだ一日だったので、そのような気分には到底ならなかったのでしょう。
なんせ、互いに戦闘態勢だったし、蟲たちに襲いかかられるし、流砂に飲み込まれるし・・・と非常に変化にとんだ一日だったんだから。
でもね、いろいろな危機を乗り越えてきましたよね。
こうやってドキドキする体験のときって、恋が芽生えるんですよね~。
だから、恋が芽生えて、二人がそうなってもおかしくはないんだけどな。
でも、それぞれの立ち位置から考えると、恋は芽生えませんね。
ナウシカが結ばれるのは誰?
ナウシカはアスベルと結ばれるのかなと思っていましたが、どうやらアスベルとは本当に仲の良い、互いを信頼し会える友人といった関係です。では、誰と結ばれるのでしょうか?
それは、原作本では「森の人」と呼ばれているセルム。
毎回アパラチアの事を何でも教えてくれるげこさん。ナウシカの原作に出てくる腐海の森の人(セルム)に思えてきます。いつもありがとうです〜😊🙏🏻 pic.twitter.com/WfArTjokED
— 萌矢子 (@smcrsk) December 13, 2018
森の人は腐海の森に住んでいる人です。
火を嫌っている森の人。
蟲とともに生きている森の人。
蟲の体の一部を利用して生活をしている森の人。
このような生活をしている森の人はナウシカにはもってこい。
ナウシカも蟲と共存して暮らせればいいと考えているのですから。
森の人であるセルムは、ナウシカが腐海の森の謎を解くために一緒に行動をしてくれます。
森の人なので、腐海の森のことをよく知っているので、案内人としていろいろとアドバイスをしてくれるのです。
原作本の最後の方で、「私と共に生きて下さい」とプロポーズのような言葉をナウシカに伝えています。
【セルムさん概要】風の谷のナウシカ原作にてアスベル×ケチャが確定した後のナウシカのお相手。イケメン。森の人。すごく強い。ナウシカのピンチに颯爽と現れる。イケメン。ただし普段は蟲の卵とか食ってる。 pic.twitter.com/TpRY1Raz
— 穴あけジャンキー遊座 (@10dai_gotcha) January 11, 2013
ナウシカとセルムが結婚したら、穏やかで幸せな家庭が築けそうですね。
アスベルが結ばれるのは誰?
アスベルは誰と結ばれるんだろう?映画版『風の谷のナウシカ』を観ていても、原作本を読んでいても絶対ナウシカと結ばれる!って思っていた。
でもね、原作本では、土鬼(ドルク)の一部の国のケチャと行動をともにするんです。
そうそう、ケチャという娘は映画版『風の谷のナウシカ』でナウシカの身代わりとなった娘さん。
ピンクの服を着ていて、アスベルの母親と一緒にナウシカが閉じ込められている部屋に入っていった娘。
実は、原作本では、ケチャの国は陰謀に巻き込まれてしまって、ケチャの一族は滅びてしまうんです。
一族が滅びてしまったので、ケチャはアスベルやユパたちと一緒に行動をしていくようになるの。
一緒に行動していたあと、アスベルとケチャははぐれてしまうこともあるのですが、最終的にはまた再開することができて、再開を喜び合うんです。
互いに抱き合って喜んでいるので、たぶん、互いに惹かれ合っている様子です。
まとめ
『風の谷のナウシカ』のナウシカとアスベルの関係性について解説してきました。結局、ナウシカとアスベルは結婚するのかしないのかについての考察は以下のとおりです。
・ナウシカとアスベルはいい関係性になったので結ばれるかと思いきや、互いに信頼し合えるいい関係のまま。結婚はしない。
・ナウシカが結ばれるのは、森の人のセルム。
セルムは、「私と共に生きて下さい」とナウシカにプロポーズのような言葉を伝えています。
・アルベルが結ばれるのは、土鬼(ドルク)のケチャ。
ケチャの一族は滅びてしまったので、アスベルとユパと行動をしていた。
一時期は互いにはぐれてしまったりするけれど、最終的にはまた再開し、抱き合って喜んでいた。
ナウシカとセルム、アスベルとケチャのペアでよかったのではないかと思っています。
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今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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